うつ病とともに生きるブログ ―続けられるかたちを探して―

東京都庁職員だった2012年にうつ病を発症。再発を繰り返し、2024年に反復性うつ病性障害と診断されて精神障害者となりました。何度も崩れて、そのたびに生き方を作り直してきたからこそ見えてきた道があります。うつ病を打ち負かす敵ではなく、共存する自分の一部として、しなやかにたくましく生きていく道です。このブログは、その過程での気づきを残す、無理をしない自然な生き方のメモ(Art of Naturalway)として、2017年から書き続けています。

家事も仕事も続かない理由は「やる気」ではない   ── 自律神経から考える、一日10分という区切り ──

こんにちは、ぐっちです。

 

今回は、自律神経という視点から見た  
「継続するコツ」について書いてみます。

 

「継続は力なり」という言葉は有名ですが、
実際には難しいと感じている人の方が多いと思います。

 

以前のわたしも、
目標を立てては挫折、の繰り返しでした。

naturalway.hatenablog.jp

 

例えば、
体調が良くても悪くても、
家事や整理整頓は正直、面倒です。

 

ですが、
机の周りや部屋が散らかっていると、
それだけで「やるべきことが山ほどある」ように感じてしまい、
気持ちが落ち着かなくなります。

 

慌ただしさが増し、
知らないうちに自律神経も乱れていきます。

 

だからといって、
ここでやりがちなのが、

「よし、大掃除だ」

と、いきなりハードルを上げてしまうことです。

 

高校生のころ、
「一日3時間勉強」と決めては挫折していたのと、
まったく同じ構図です。

 

ハードルが高すぎると、
最初の一歩が途端に重くなります。

 

さらに、
過度にきれいな状態を目指すと、
今度は「維持」に神経をすり減らしてしまいます。

 

そこでおすすめなのが、
スモールステップで
「一日10分」と時間を決めてしまうことです。

 

20分でも構いません。
自分が「軽い」と感じる時間で十分です。

naturalway.hatenablog.jp

 

10分であれば、
何かのついでに少し動くだけで、
あっという間に終わります。

 

毎日10分を30日続ければ、
10分×30日で300分、つまり5時間です。

 

どんなに散らかった部屋や机でも、
1〜2か月もあれば、かなり変わるはずです。

 

10分なら、
「やるぞ!」と気合いを入れる必要もありません。

 

そして、ここが大事なポイントですが、
10分を超えてはやりません。

 

ほどほどで止めることも、
継続のためにはとても重要です。

 

脳のリミッターが壊れるまで頑張ってしまうタイプの人は、
こうして「時間」という物理的な枠を使って、
リミッターの代わりをさせる方がうまくいきます。

 

仕事や趣味でも同じです。

「やりすぎ」は、
一瞬の成果は出ても、
あとで大きな反動が来ます。

 

長い目で見れば、
継続的な「ほどほど」の方が、
結果としてパフォーマンスは高くなります。

 

身体のバランスが万全なときは問題なくても、
少ししっくりこない時期は、
やりすぎには注意した方がいいと思います。

 

ここで大切になるのが、
「物理的な区切り」という考え方です。

 

以前も書きましたが、
人間の想像には、際限がありません。

naturalway.hatenablog.jp

 

自然界には、
必ず「はじまり」と「終わり」があります。

 

ですが、
人間はテクノロジーによって、
この境界をどんどん曖昧にしてきました。

 

車、飛行機、電話、インターネット。

 

便利になった一方で、

・いつまでも仕事のことを考えてしまう  
・LINEのやり取りが終わらない  
・ネットゲームをやめられない  

といった、
身体の限界を超えることも簡単になっています。

 

物理的な区切りは、
ただ不便なものではなさそうです。

 

「不便益」という言葉があるように、
不便だからこそ、守られるものもあります。

 

仕事中は1時間に1回席を立つ。  
スマホを使うときはタイマーをセットする。

 

そんな小さな区切りを、
生活の中に取り入れてみてください。

 

つづきます。

最初からお読みいただける場合はこちら↓  

www.artofnaturalway.com

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