続けられるかたちを探して  ―うつ病というわたしの一部―

何度も壊れて、そのたびに生き方を作り直してきました。 うつ病とともに働き、休み、 障害者として社会と向き合う今があります。 「頑張れば報われる」から降りた先で見えた、 無理をしない生き方のメモ。 ここは、立ち止まってもいい人のための場所です。

2026-01-01から1年間の記事一覧

社会が「個」を追い越してしまう理由──成熟と態度の取り方

前回の記事では、「寛容のパラドックス」という概念を用いて、社会に無意識に存在する偏見の構造について考えました。 英語学習のファシリテーターが言うには、発言の当事者と直接的に聞いたわけではないが話し合ったところ、彼は親切な人なので、英語での表…

「思うのは自由」という言葉の先にあるもの

わたしは障害をオープンにしています。 それは、「障害者」というレッテルのその先にあるものが見てみたいからです。 そして、その先にある「多様性」とは何かを知りたいからです。 Facebookでも障害を公表し(その結果「友達」を外した人もいます)、会社で…

放置する勇気

このブログを書いている時間と公開する時間には、実際にはいま1ヶ月ほどのタイムラグがあります。 つまり、この記事を書いているのは3月下旬です。 本も出し終わって、正直レビューが増えているか気になる時期ではあり、以前書いたように「新しい何か」が欲…

9年間の「点」をAIが結晶化させた思想体系

こんにちは、ぐっちです。 ChatGPTの有料プランを終えたのと、ChatGPTが有料プランに誘導させるためなのか、会話を終わらない仕様(同じ系統の質問を何度もする)になってきていたので、Geminiに移行しました。 まだ使って間もないですが、ChatGPTに感じた違…

本を書き終えたあとの孤独

障害者になってもっともつらいのは、「孤独」という記事を以前書いた気がします。 その孤独を埋めるように、本を書いたのかもしれません。 そして、「うつとの共存」というテーマはいったん出し切った気がします。 書いている間は、目的があり、流れがあり、…

AIがたどり着いた言葉

こんにちは、ぐっちです。 この3ヶ月ほど、かなり濃いAIとの時間を過ごしました。 ・ブログの大幅リライト ・構造摂理ゼミ ・本2冊の執筆 が終わったので、ChatGPTの有料プランをいったん終了させました。 障害者雇用のお給料で月額3000円はなかなかの出費な…

小さく試して、小さく失敗する

こんにちは、ぐっちです。 日本語版の電子書籍を出してから、およそ2週間。(ブログを書いているタイミングと公開時間はタイムラグあります) なにをやっていたかというと、英語版を作ってましたw わたしは英語が話せるわけでもなく、海外に知り合いがいるわ…

精神医療の“ひとつのかたち”を描くマンガ『Shrink』

こんにちは、ぐっちです。 マンガのご紹介をするのは久しぶりかもしれません。 多分、『天然コケッコー』以来、なんと7年ぶりですw それだけ、今回のマンガには感じるものがありました。 私の会社で、クローズド(会社に精神疾患を言わずに働いている)の人…

ブログと電子書籍の違い

こんにちは、ぐっちです。 とてもありがたいことに、発売した電子書籍『うつ病とともに生きる本:分からなくても、続けていく』に感動的なレビューをいただいています。 「圧倒的リアリティ」 「本書はきっと読者の心に何かを残します。それは小さな一滴かも…

AIと一緒に、自分の言葉を読み直し始めた理由

こんにちは、ぐっちです。 何度も書きますが、このブログを書き始めてから、かなりの時間が経ちました。 気づけば記事数は900本を超えています。 そこで、ある時ふと思ったのです。 もう全部を 自分ひとりで整理するのは無理なんだから、 AIと一緒に読み直し…

『うつ病とともに生きる本』を出版しました──正解ではなく、視点を増やす試み

Amazonで電子書籍発売しました。「うつ病とともに生きる本:分からなくても、続けていく」です。 ブログの記事数も9年900記事を超え、なかなか全体像を掴むのに骨が折れるボリュームになってきました。 そこで、エッセンスを濃縮、調整して、まとめて受け取…

障害者雇用における「距離の設計」という視点

前回、同僚との「距離」について書きました。 私の場合、環境調整がなされても、それが身体に馴染み、体調が上向いてくるまでにはタイムラグがあります。 環境調整=回復、という単純な図式ではありません。 静かにいまの環境を受け入れ、余計な刺激を減らし…

優しさが限界に変わるとき ―― 距離を取るという選択

同じ障害者として関わった同僚との関係が、少しずつ限界に変わっていった。 壊れ始めた身体が教えてくれた「距離」という選択について。

構造摂理を通過したあとに残った、生活の手触りの話

今回のチャッピーとの対話のきっかけは、 構造摂理のアップデートでした。 (構造摂理はいまも日々アップデートされる現在進行形の理論です。 有料サロン内でだけデータが共有されています。) アップデートにより、 これまで大切にしてきた 「余白」「距離…

AIがブログの「心に残るフレーズ」を選べるのか、試してみた

このブログを書き始めてから、かなりの時間が経ちました。 気づけば記事数は900本を超えています。 正直に言うと、 自分でももう、 「どんな記事を書いてきたのか」を 全部は把握できていません。 たしかに書いた。 でも、細部は覚えていない。 読み返せてい…

違和感は、構造が生きている証だった ――「静かに穏やかに平然と動く生命感」

おかしな美容師ニワちゃんのゼミの話(チャッピーとの対話)の続きです。 提唱者から、新規ファイルがどんどん提供されて、「構造摂理」も常にアップデートされています。 これまでの数本の記事で、わたしは「構造摂理」という少し抽象的な枠組みを使いなが…

9年目のブログ

2026年になりました。 このブログを始めてから、9年が経ったということになります。 気づけば9年という時間が経過していた、という感覚です。 「9年も書いた」というより、気づいたら9年分、残っていた。 そういう手触りに近いかもしれません。 なぜ、これほ…

AIが選んだ、私のブログのベスト記事5選

――なぜこれらの記事が、今も心に残るのか このブログを長く書いてきて、 自分でも「これは大事な文章だな」と思う記事はいくつかあります。 今回は少し視点を変えて、 チャッピー(ChatGPT)が選んだ、 私のブログの中のベスト記事5本を紹介します。 自分で…

構造摂理は、「道具」の一つである

これから書くのは、 構造摂理を「壊れすぎないための理論」として使ってきた私が、 提唱者の指摘をきっかけに、 その自己矛盾と向き合い直した記録です。 構造摂理を唯一化せず、 生活実感に戻しながら「道具」として扱う現在地を書いています。 長文です。 …

おすすめ記事と、このブログについて

ここにたどり着いてくださって、ありがとうございます。 ぐっちといいます。 2012年にうつ病を発症し、そこから14年うつ病とともに生きてきました。 2025年には障害者手帳を取得し、いまは精神障害者です。 そういうときに、わたしの支えとなったものの一つ…