こんにちは!
ketoraaaです。
下馬評を覆すW杯日本代表の活躍に、日本中が興奮しています。
昨日のセネガル戦は、見たい気持ちをなだめつつ、大事な睡眠を優先させて、朝のニュースで結果を知りました。
直前の監督更迭。半端ない大迫。冷静で的確な判断の柴崎。持ってる本田。
サッカーを語る視点は様々で、実に魅力的なスポーツだと思います。
特に、刻一刻と川の流れのように一瞬の緩みもなく変化する展開。
4年間の準備と運とタイミングと個人の技術と全てが結晶となるゴールという瞬間。
サッカーのそういった部分が好きです。
もちろんサッカーど素人の私に、専門的な分析はできません。
ただ、スポーツの活躍の背景に、紙一枚分の工夫があることには、毎回注目しています。
平昌オリンピックの羽生結弦選手。カーリング女子代表然りです。
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今回のW杯日本代表にも、紙一枚分の工夫、みつけました。
記事:日本代表「おっさん連中」の底力 4年前の教訓伝える - 2018ワールドカップ:朝日新聞デジタル
前回のブラジルW杯での「自分たちのサッカーにこだわるあまり、変化に柔軟に対応できなかった」という経験を、ベテランから若手に伝えているというのです。
W杯はうまくいかなくて当然。60%の力でも勝ちきったり、引き分けたりしなければいけない。
という岡崎選手の言葉が印象的です。
サッカーというスポーツは、今という試合を戦う私たちに似ています。
今という試合は、刻一刻と状況が変化します。
計画も準備もしますが、それにこだわりすぎていると、展開の変化に対応が遅れて、うまくいきません。
なぜなら、「100%の完璧な準備」というのは空想の産物。ユニコーンやネッシーと同じだから。
準備や計画を入念にすればするほど、逆に縛られていきます。
変化が起きることの方が自然ですから、準備や計画のこだわりと比例して、目の前の現実との開きは大きくなっていきます。
20年以上かけて身に付けた固定観念やマインドセットから抜けられない私と重なります。
物理的に3つなら3つと決めた準備を済ませたら、あとはその時その時リアルタイムに起きたことに対処していく。
現時点での、私の知りうるうつ病の最終的な再発予防です。
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サッカーは、そのマインドフルネスな心のあり方を、瞬間の美しさで物語ってくれています。
もちろん、準備や計画が不要なわけではありません。
その展開が起きた時に動けるかどうかは、準備次第です。
このブログで摩擦で鍛えておくと何度も書いているのも、そう思うからです。
私の人生設計も、うまくいかなくて当然。60%の力でも自然に生き生きと暮らしていくことはできます。
多分。100%かどうかは、幸せかどうかとかあまり関係がないのです。
リラックスして柔軟に対応した日本代表が活躍しているように。
スポーツは、紙一枚分の工夫の宝庫です。