退職する彼の件をきっかけに、
役場ともめた。
要するに、
彼の担当する業務を役場は観光協会に任せたくなかったのだ。
今日の話し合いで、
そもそも人員過剰。
パートでいい。
人を雇わずに、事務局長(組織トップ)とCFOがその業務をやればいい。
かんたんに人が止めるような組織ではなく
安定した体制ができてから、事業を広げたら良い。
と、言われ放題だった。
役場から金を出してもらっているから、
何も言えず謝るしかない。
役場の担当の個人的な恨みも入ってるようだが、
公務員には自治体の予算を自分の財布のように勘違いする人がよくいる。
とにかく、観光協会は情報共有ができてない。
の一点だった。
しかし、それは一部の不満分子の意見を一方的に鵜呑みにしたもので、
他に誰が言ってますか?
と聞いたら、何も出てこなかった。
それが、火に油を注いでしまった。
観光協会は、
旧来型の同じイベント同じ冊子作りを淡々と、
いわば単なる役場の下請け
という組織から、
マーケティングをベースに、
観光を通じた本当の地域振興ができる組織へと変化が求められている
と考えて、
取り組んできたつもりだが、
役場にはさらさらその気はないことがよくわかった。
福島県庁にいたときと同じだ。
いまは8名の職員がいるが、
役場は5名程度が適正だと考えている。
はたして、パートで安定した体制が作れるものなのだろうか。
ただ、今のボクが違うのは、
そういう人と価値観を共有することが、
ボクの人生のテーマではないとわかっていることだ。
むしろ、こういうトラブルがあることで、
ボクは誰と付き合っていきたいのか、
ボクはどういうものを大切にしてこの一生を過ごしたいのか、
ということがどんどんクリアになっていく。
こういう経験をしに、
沖縄に呼ばれたのだと思う。
共感し合えない人に、
ボクの人生のリソースを投入するには、
一生は短すぎる。
そして、情熱をもって動けば、
必ず否定派と行き当たる。
そうでなかったことはない、一度も。
それでも動こうとしてしまうのは、
本能的にドラマ型の人生を求めているのかもしれない。
まぁ、役所とだけは仕事しちゃいけないケド。
1000万円で誰もみない村祭りのテレビ番組を作ってる村役場に言われるとこれほどムカツクとは。w
沖縄の役場は基地があるところはお金持ってる。
同じ土俵にあがると、ボクが損なわれる。
大きなホテルの社長である観光協会副会長からも、
通過点です。
といっていただいた。
これで終わりじゃないのだ。
カラダも、健康になるときは
不健康なものが外に出ていく苦しみがある。
好転反応というやつだ。
別に、なんの軋轢も産まずに、
はいはいと無感情で過ごすということもできるのに、
なぜかそうしない。
元公務員なのにw
彼らは、そのドラマのスパイスでしかない。
そして、こういうことがあるからこそ、
共感しあえる出逢いに感謝する。
沖縄に来てから、
もうずいぶんと彼に助けられた。