Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

え、それみっしょんいっぽっしぶる

最終バトルが幕を開け、

www.artofnaturalway.com

先週木曜日に大きなホテルの社長である副会長から

ボクと上司(事務局長)の面談があり、

22日・23日でスタッフと会長・副会長の面談。

 

副会長はとても慎重な人なので、

ボクへのヒアリングでは、

まずヨガと人生観の話からはじまって、

・GUCCIさんは、一人一人が輝くことを大事にする人だと思うが、

 なぜ上司にはきつくあたるのか。なにがあったのか。

・事務局長が不十分なことは分かるが、

 それを支えるのが次長であるGUCCIさんの役割で、

 いま事務局長50、次長50となっている分担を、

 GUCCIさんで100担えるか。

・感情的な部分はもちろんあるだろうが、

 GUCCIさんは感情だけで話す人でないとも思う。

・今年度いっぱいということでなく、

 9月10月中には対応も求めるくらいの危機意識なんだと思う。

・スタッフには、管理職についてどう思うか、

 とふんわりと投げてみて、

 それで事務局長の話が出るようなら、

 組織全体でそういう危機意識が共有されているものとして

 しかるべき対応をとる。

 

というような話。

 

ボクからは、

・好き嫌いではなく、

 「観光協会が本当に地域貢献していく」ということを考えたときに、

 事務局長をどう生かしていくか、

 1年色々試したがボクにはその手札がないことが分かったので、

 そのSOS。

・厳しく言うときも、「部下のモチベーションを損なう」

 「地域の信頼を損なう」というあってはならないことを

 したときに、その軌道修正のためにやっている。

 

と話しました。

え、ってか、経営陣が事務局長50って認識なのに、衝撃を受けました。

「そこまで人みてないのか」と。

あまく見積もって、1/10の「5」です。

 

いやぁ、彼はおそらくものすごく甘やかされているので

(それがうちなんちゅの男性の典型とも言えるかもしれない)

(うちなんちゅ:沖縄で生まれ育った沖縄県民)

マイルドに言うと、

平気で「そういうふうにフォローされて当然」となってしまうのです。

 

で、「実績は自分のもので、失敗は部下や業者の責任」となる。

 

とにかく、自分が怒られる、自分に非があるという状況は、

存在するはずがない。

 

これは、おもしろい世界観線です。

 

で、話を聞いていると、

うちなんちゅ男性はかなりそういう人が多い。

特にうちなんちゅと結婚した内地(本土)出身の嫁は、

多かれ少なかれ、そのコミュニケーション不全に悩んでいる。

 

そういう世界線なので、

・嘘を平気でつく

・話し合うだけで何も行動しない

・ルールを守らない

・自分は無条件で正しいという前提でコミュニケーションしてくる

となります。

 

これによって、

うちなんちゅコミュニティとないちゃーコミュニティの分断があるのが沖縄。

 

それでも、既得権益を持っているのはほぼうちなんちゅコミュニティーで

(県外に出ると競争力のないオリオン、沖縄銀行、琉球銀行、かねひで、サンエー、ブルーシールなど)

ないちゃーコミュニティはそこに遠慮しながらやってる。

 

そうすると何が起きるか、

人材の新陳代謝が起きない

 

県内に限っては、

「うちなんちゅだから」というだけで無条件に優遇されるから。

 

外から来た人に面倒なことは任せて、

責任も取らせるけど、

うちなんちゅコミュニティは守る。

 

そうすることで、沖縄に起きているのは、

・貧困率1位

・失業率1位

・離婚率1位

・DV3位

 

という数字に現れてる。

 

副会長の面談で、

あ、問題が、

「組織の方向性」から「GUCCIのきつい言い方」に矮小化されたな

と悟りました。

 

また学校に戻った・・・。

今やってることは、

「誰々の言い方がきついです」とか

学級会だよ。

www.artofnaturalway.com

 

これだから、本当にあるミッションを達成する行動するチームが沖縄に生まれない。

 

プロ職員を目指すって言ったよね。

 

もう一度書きますが、

厳しいのは仕方ない。

厳しいとっても、いまこれを読んでいる人が想像している以上に、

事務局長の仕事はひどい。

この人を守るために、

じゃあ他の人はモチベーションが下がっても仕方ないという議論は、

それはそれで選民思想だよ。

 

で、今日1日目の面談が終わり、

やはり論点はそこになってるっぽい。

懸念した通り。

 

女性スタッフの中に、

「管理職がギスギスするのをやめてほしい」と思ってる人がいることも承知している。

 

だがそれは、手段であって目的じゃない。

なぜなら、このチームは「観光を通じた地域の発展」のために集まってるチームだから。

 

当然、それはどうなってるの?というプレッシャーや、

財源問題などの課題がある。

 

そういうものがクリアされていくことで、

本当に自立し、信頼し合えるチームでありたい、

というのがボクの考えで、

ただ仲良く楽しいからOKというのは、うわっつら。

つまり、お互い本音で話さず、空気を見ださないことを重視する

「同調圧力を仲の良さ」と言っているだけ。

 

実際、観光協会の雰囲気はよくなったが、

一人ひとりの仕事のクオリティや

発想の方向性は、まだまだ学芸会。

 

Instagramみてもらうと分かるけど、

自分たちの伝えたいことを発信しているだけ。

そこに、どう感情が動いたのかはない。

 

そこにきて、

「事務局長も支える」となると、

ボクには、

「お荷物の面倒はみてもらう」けど、

「プロ職員として結果も残して」

と言われてれるように感じます。

 

それ、できますか?w

その、相反するベクトルのミッションをなぜ同時になるのです?

そういうエネルギー効率が悪いことは

やりたくない。

 

なぜそれをボクが!?

次長だから?では事務局長は!?なにしてるの?www

 

さて、まだ明日も面談があるし、

すぐに結論は出ないでしょう。

 

ただ、まぁ、経営陣がどうとか、事務局長がどうとか、

スタッフがどうとか考え始めると、

途端に自分の中で、エネルギーが回らなくなる気がする。

 

学びは何か。

つまり、「ボクはどういう人でありたくて、ここにいるのか」

 

ボクはボクが信じることを、

自分で選択して、共感し合える仲間を見つけて、

明るく行動し続けてみる。

 

だから、この道も、「ボクが選んでいる」という時点で

正解なのです。

そこには学びがあって、何かにつながるから。

組織としてどうか、地域としてどうか、

ということは知りません。

GUCCIとしてどうか、という最も大事な価値からすると、

ボクは自分が必要だと思うことに挑戦できた、ということがもう大正解。

 

こういうことがあると、

誰がボクの行動に共感しているのか

ということがハッキリしていくる。

そうすると、自分がリソースをどこに割くのかもはっきりしてくる。

 

たぶん、その微修正の時期。

 

この面談ですら、事務局長が設定したわけではなく、

ボクが段取りしました。

それを使って、事務局長が自分の被害者度を上げることに利用したのは、

実にどうでもいいw

 

それは、彼の正解。

 

自分が大切だと思わないことに振り回されずに、

良質な時間の使い方をしていく。

それが、第4ステージのボクが望んだあり方です。

 

すべての出来事に感謝。