こんにちは!
人生を自然で豊かにするヒントを紹介していくブログ「Restart with True Engine」のぐっちです!
今回のタイトルは寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」から。
なので、「書を捨てよ」には意味はありません。笑
大事なのは、「実家を出よう」
僕は大学進学の時に初めて群馬の実家を出ましたが、セリズチョイス(©愛の不時着)ならぬグッドチョイスだったと思いますねー。
最初はすげー戸惑って、かなり居心地の悪い暮らしをしてました。
実家を出ると「親のありがたみが分かる」とか「経済的に大変」とかいろいろ言いますが、長い目で見ると「全部自分で選ぶ」っていうがいい。
どこに住むか
どういう家がいいか
どういう家具がいいか
どういう食器がいいか
どこに何を置くか
何時に起きて、何を食べて
こういう“選択”の積み重ねが、日常に生命感をもたらすと思います、僕は。
写真家の幡野広志さんも言ってました。
生きるとは、「ありたい自分を選ぶこと」だ。
関連記事:自然体で生きるということ。〜幡野広志著「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」 - Restart with True Engine Project
逆を考えてみると分かりやすいです。
決められた人生で決められた日常を決められたルールで過ごす。
どうだろうか。
仮に超大企業の裕福なお金持ちでも、なんか味気ない。
化学的な味はおいしくてもすぐ飽きる。
だから、選択の機会を爆発的に増やすためには、実家をとりあえず出ちゃう。
僕は何が好きなんだろう、なにが心地いいんだろうっていう感覚の筋トレをしていく。
「スタンフォード式 最高の睡眠」とか、ベストセラーになってる多種多様なHOW TO、自己啓発のノウハウがありますが、とどのつまり、「どういう習慣をデザインするか」に収斂されませんか?
人生というキャンバスに描く絵の具は、“習慣のデザイン”です。
実家にいると、この絵具を客観的に見て、自分の感覚で判断して絵具を選ぶチャンスが少ないです。
例えば、僕の実家ではシチューはカレーのようにご飯にかけて食べることが当たり前だったけど、他人と住んでみてその習慣はマイノリティなのを知りました。笑
あとは、お風呂は寝る直前に入ることが当たり前だったけど、別に帰宅してすぐにお風呂に入ったっていい。
他にも、僕の実家は物を捨てない家だったけど、僕自身は気分の上がらないものを家に置き続けたくない。
こういう風に一人暮らししたり、他人と住んだり、別の地域に引っ越したりすることで、世界にはたくさんの絵の具があることを知ることもできるし、その中から自分にフィットした絵の具を選び取ることもできます。
親が作り上げた習慣のデザインが、自分に適しているわけじゃない。
僕はいま実家に帰ると、めっちゃ居心地悪いですもん。笑
例えば、僕は3回精神疾患で仕事を休んでますが、何度も何度もスーパーマンと言ってまして言われてもてはやされた過去の自分のイメージに囚われました。
過去のイメージが引き起こしたのは、現在の否定です。
自分の人生は消化試合だと思ってた。
それが、過去のスーパーマンだった自分にはなかった新しい出会いを通じて、自然体っていうキーワードを得ることで、やっと自分自身のイメージをアップデートできてきました。
この経験から言えることは、
イメージのアップデートは、環境を変えると起こしやすい
ってこと!
暮らしを自分の好きな味付けにって、ワクワク。