こんにちは!
人生を自然で豊かにするヒントを紹介していくブログ「Restart with True Engine」のぐっちです!
約8年ぶりにこの国に新リーダーの誕生です。
それと関連して。
社会学者の宮台真司さんのこの記事。
記事:「見たいものだけ見る政治」支えた国民意識 宮台真司氏 [安倍首相辞任へ]:朝日新聞デジタル
一部の経済指標にだけ注目する安倍政権のあり方は、「見たいものだけ見る」という国民の意識から来ている。
というこの記事。
刺さるものがありました。
僕もすごく感じてたことだから。
既存のルールへの反発とSNSがブースターとなって、ものすごく自己愛主義が広がってる。
自己愛、自分の中のエネルギーに気づいて自分を愛すること自体とは、人生を豊かで自然にするすばらしいことです。
Don't think of anything as difficult.
Know that we have an even greater power within
and according to that we get tasks to do.何事も難しいと思わないでください。
私たちの内側には、さらなる大きな力があること、
それによって成すべき課題を受け取っている、
ということを知ってください。
とシュリシュリ・ラヴィ・シャンカールさんも言ってます。
関連記事:シュリシュリ先生の知恵「スピリチュアルって何?」 - Restart with True Engine
ただそれは、自分のワールドとそれ以外を分断し、自分のワールド以外を見下し、攻撃し、差別することとは違う。
ここが決定的な違い。
一言でいうと、
排他的かどうか。
だから、宮台真司さんが言うような国民の意識がちょっとこわい。
SNSでの仲の良い人だけのコミュニティも、もちろん居場所になってすばらしいんだけど、自分は距離を置いてしまう。
安倍か安倍以外か
と世界を分断しようとするは場合は。
そういう誘惑に駆られる気持ちは分かります。
なにかのせいにできた方が、現実も世界も歴史もシンプルで、わかりやすくて、大義名分をもって少なくとも自分は変わらなくてよいというぬるま湯に浸かり続けられる。
ただし、世界のカラフルさを素直に見ようとする眼差しを失ってしまう。
その世界観が崩壊したら、アイデンティティも崩壊してしまう。
中にいるうちはそういうこと考えないけど。
そういうことは学園紛争でもやってて、結局「味方」の中でも分断し、自滅していく。
なぜなら、彼らのアイデンティティは
敵が存在することでしか成り立たないから。
自分たちの内側から出てきたものではなくて、敵がいることでの自分たち。
敵がいなくなったら困る。
だから、自分たちの生存戦略として、常に敵を自ら作り出し続ける。
中国共産党も同じ構図だと思う。
ヴィーガンも、エコロジーも、フェミニズムも、ブラックライブスマターも、それぞれ歴史的な意義のあるものだと思うけど、だからそれ以外を攻撃する大義名分とは違うと思う。
正しいことをすれば正しくない者をどう扱ってもいいなら、低俗なパワハラ上司となんら変わらない。
自分の中のコスモロジー的な愛に気づいて、宇宙の中では同じと優しい眼差しを持つことで、僕は心地の良い世界になっていくと思う。
もちろん合わない人もいるけど、地球と金星くらい距離があれば気にならない。
フラットに見る
ことと
見たいものだけ見る
ことは違う。