こんにちは!
人生を自然で豊かにするヒントを紹介していくブログ「ナチュラルなイキカタ」のぐっちです!
緊急事態宣言明けから1ヶ月。
みなさんの「新しい生活様式(ニューノーマル)」はいかがですか?
まぁそうなるだろうとは思ってましたが、僕が実感しているのは、公園で走っている人や、オンライン筋トレ・ヨガの参加者の激減。
マスクをする人も減ってきましたね。
多分、習慣にできなかったのかなー。
僕が中学生の時に、
継続は力なり
と思っているけど
難しい
という標語を、卒業文集に当時の彼女が書いてました。笑
いま急に思い出したので人間の記憶は不思議です。
記憶とは、ニューロンという神経細胞が・・・
あ、記憶の話ではありませんでした。
「習慣」の話でした。
僕は、誰に強制されるわけでもなく家ヨガを2年近く続けていますが、
「よく続くね!すごいね!」と言われます。
その僕も、それこそ幼いころから何度も何度も何度も「続けたいと思っているけど続けられない」という経験があります。
「のがちゃんねる」ののがちゃんも言ってましたけど、
習慣にできちゃうと、いちいち意思の力がいらないので、楽です。
車でも、一番ガソリンを使うのは「動き出し」ですが、
(ハイブリットは動き出しを電気に置き換えることで燃費を劇的に向上させた)
「自動車」でなくて「人間の行動」も原理は同じということが分かってます。
人間にとっての動き出しのエネルギーが「意思の力」
必要な「意志の力」が大きければ大きいほど、大型トラックのように燃費は悪くなります。
じゃあ、なかなか行動できない人って、意志が弱いの??
となると、根性論の袋小路にはまってますます抜け出せなくなります。
僕の経験では、
意思には強さを測れる差はありません。
むしろ、強く「できなかったー」と引きずれる分、「意志が弱いと思われている人」の方が意思の力は強いです。
それこそ、うつ病を患う人は、代表選手級の意志力の持ち主。
じゃあどういう差があるのかな?と行動力のある人を観察していると、
行動力のある人は、「いかに意思を使わずに動いてしまうか」という技術に長けています。
例えば、このブログでも書いてきたスモールステップもその技術のひとつ。
関連記事:【問題解決法】行動には「失敗」はない - ナチュラルなイキカタ
ダイエットをはじめるときに、
一日1時間を3か月やるぞ
と
一日5分を1週間やるぞ
だと
必要な意思の力(動き出しの重さ)がまったく違いますよね。
5分が1週間できれば、次第に10分やりたくなってくる日もあります。
そうすると、もう習慣化のポジティブスパイラルに入っている。
こういう人はハタから見ていると「フットワークが軽い」ように見えます。
で、今日紹介するもう一つ大事なことは、
サボり方
です。
以前の僕なら、家ヨガを一日30分と決めたら、
疲れていようが、眠かろうが、多少体調が悪かろうが、
30分やりきることにこだわってました。
“ストイック”というやつです。
ちなみに、ストイックの語源は古代ギリシャのストア派(禁欲主義)からきてます。
ストア派は理性によって感情に打ち克つことを目指しました。
日本にも“克己”という言葉がありますが、日本の学校教育が目指す理想的な人間像と似ています。
ストイックに目標をやりきることで、成長もするし、自己肯定感も上がるし、かっこいいと考えていたわけですが、
結論から言うと、実際に起きたことは逆でした。
・目標を立てた時点で満足する。
・多少はできたとしても、目標を達成できずにどんどん負債がたまっていく感覚になる。
・常に目標に追われていて疲れる。
・目標をやりきれない自分を責める。
これが実際起きたことです。
やんなっちゃいますよね。
続けられるわけない。笑
続ける以前の問題。
こういう風に行動と不快の感覚が結びつくと、人間はそれを避けます。
僕の条件性情動反応も行動と感覚が結びついて起きていたわけですが、この性質をうまく利用するには、行動と不快の感覚を結び付けないようにすることです。
それってどういうことかというと、
うまくサボる
ってこと。これがサボり方のコツっぽいです。
例えば、筋トレだったら、30分という時間にこだわらないで、疲れた日は1種類だけにするとか、お休みするとか。
不快の感覚と結びつけないので、
堂々と、潔く、からっとサボりましょう。笑
「あー、休んじゃった。これじゃいつまでたっても習慣にならないよ」と引きずるのは、気持ちはとても分かりますが、休むことと罪悪感が結びつきます。
これを、結び付けない。
「よし!今日は休んで思う存分寝る!」とか
「疲れてても筋トレ一つできてすごいじゃん」
といさぎよくサボる。笑
カラッと休むと、また新しい一日は新しい気持ちで臨めます。
いい休養は、いい行動の、いい種