こんにちはGucciです。
都庁でうつ病を発症し、3度の休職を経験。
いまも治療は継続しながら、沖縄に移住して、「うまくいっちゃう」と「考え」の初期設定を変えてみるチャレンジ中です。
Gucciって誰?
というはじめましての方は、
まずこちらの記事からどうぞ。
俺のいいところは、
ネガティブなことが起こると、
それをきっかけに何が行動すること。
これは、うつ病前の俺とは違って、
とてもいいところだと思う。
今回は、
断捨離したり、
買ったまま放置してた本を読んだり、
薬を変えたり、
放置してたゴミを整理したり。
どれも、「何かを変えよう」と心に決意させる出来事が
なければ、たぶんそのまま放置したりしていた。
そういう行動から種を集めて、
学びにしていくことにしてます。
今日は、なぜ買ったのかも忘れていた本がずっと本棚にあったので
読んでみました。
生き辛いOLですが、自己肯定感を高めたら生きるのがラクになりました。
こちら、1時間くらいでさくっと読めますが、
大事なことがたっくさん書かれている良い本です。
認知行動療法のエッセンスを中心に、
それを習慣化するノウハウだったり、
アドラー心理学の自他分離まで。
具体的には、
- 失敗を引きずる
- 人に嫌われるのが怖い
- 他人と自分を比べてしまう
- ネガティブなことばかり考えてしまう
- SNSで一喜一憂してしまう
こういう悩みの解決策が、
マンガでわかりやすく解説されてます。
自己肯定感、話題ですよね。
俺もずっと低かったです。
自分が嫌いだった。
親がものすごく他人の目を気にする人だったのと、
兄が完璧主義の人だったので、
その影響が強くて、
○○できるようにならないと、自分はよくない、
自分を認めることにたくさん条件をつけて、
しかもその条件が達成できてなくてさらに自分を責めてました。
もー高校時代とか、こじれまくってました。
この本の著者のあかりさんもそういう過去があるよう。
自己肯定感が低いと、
楽しいはずの時間も楽しくなく、
人間関係はただただ負担で、
生きるのがちっとも楽しくない。
なんたって、自分にとってもっとも身近な人である自分が
ずっと自分を責めているのだから。
自己肯定感って、一言で言うと、
自分を責めない習慣
だと思います。
もう現代人は比較対象の情報が多すぎて、
自分責めの免許皆伝者ばかりですから。
はやく自分責めから
自分褒めに変えてみましょう。
世界はほんとうにゆっくりと変わります。
もちろん、それでもつらいときはつらいし、
落ち込む時は落ち込む。
でも、それがいいんです。
本の中には俺もやってきて習慣もたくさんあって、
懐かしく読むとともに、
他人に寛容になる
という今の俺に大事なテーマをみつけて、
気づきがありました。
初歩的な本だから、と侮れません。
寛容になれないのは、
そういう自分を許していないから。
だから、同じようにそうでない人を許せない。
日本が不倫肯定派ばかりだったら、
芸能人の不倫はマスコミのネタにもならない。
俺が我慢しているのに、
なにこいつやってくれちゃってるの??!
というのが不寛容。
働けないことに何も思っていなかったら、
うつ病で働けないことに自分を全否定する必要もない。
だから、それを書き出しておいて、
その特徴を持っている人が現れたら、
積極的に褒めてみる。
自分の寛容さを上げる材料だと思って。
そうやって自分が許せるようになると、次第に人の目も気にならなくなる、
というテクニックが書かれていました。
俺は、怠けたり
仕事ができなかったり
ホウレンソウができないことがどうにも許せない。
だから自分が必要以上にがんばってしまう。
今度やってみよう。
なんで日本人の自己肯定感が世界的に低いのかって統計でるたびに言われてますが、
教育が他人との比較をしすぎなんでしょう。
学校には、「正解」という狭いフレームや
先生の好みの生徒像があって、
そこにハマらないものは不正解、という原体験を何度も繰り返してるからじゃないでしょうか。
学校のテーマには
のびのびと
とか書かれてますけど、
だったから、全てにおける比較をすぐやめる。
ある特定の教科は点数だしてもいいけど、
それ以外の音楽、体育、美術、比較する必要ない。