こんにちはGucciです。
都庁でうつ病を発症し、3度の休職を経験。
いまも治療は継続しながら、沖縄に移住して、「うまくいっちゃう」と「考え」の初期設定を変えてみるチャレンジ中です。
Gucciって誰?
というはじめましての方は、
まずこちらの記事からどうぞ。
沖縄に来て、
うつ病のことはずっと黙ってました。
直接話したのは、
信頼できると思った5人くらいでしょうか。
いろいろなイメージのある病気なので、
それで採用に影響が・・・と考えたからです。
ただ、ここ最近の調子で、
隠しきるのが難しくなってきました。
なので、観光協会の会長・副会長、役場の課長、心配して連絡してくれた友人に話しました。
2年半の仕事を見てもらって、
いま病気のことを話しても、
「だからいつどうなるか分からない」というバイアスは持たれないのではないだろうか、
と思ったからです。
みなさん、心配してくれました。
これまでの経験で、これがこの場限りの言葉なのか、
心からのものなのか、
俺にはそれは分かりません。
そこは考えても仕方ない。
俺は伝えることができた。
そこで、ひとつのミッションはクリアしてます。
どこかでは、俺は自分の体験をすべてシェアしていくんだろうなという予感はあります。
3度の休職、それでも沖縄に転職して、
うつ病の自分のひっくるめた大きな自分を作っていないか、
その過程は誰かの励みになるんじゃないだろうか。
それは発信してみないとわかりません。
それが、どのタイミングになるのか、
自分でもはっきりあるわけではない。
それでも、伝えていきたいという想いは強くあります。
「体調は、自分の隊長ではない」
東京の頃の主治医の先生に言われた言葉です。
うつ病だからたくさんのことをあきらめるというより、
うつ病だからこそ伝えられることがある
うつ病だからこそ共感できる想いがある。
そういう人に、私はなりたいのです。
今回の件がどこにつながるのか、
嵐の最中はその先はわかりません。
まず嵐が過ぎ去るのをじっと待って、
そこからはじめていく。
それが、自然な生き物の在り方のような気がします。
今回の落ち込みでは、「宇宙兄弟」という漫画を読んでました。
本当に名言の宝庫なんです、この漫画。
ある宇宙飛行士が言います。
我々は孤独だ。だが一人ではない。
沖縄本島の最北端、
辺戸岬で見た夕陽は、
すべてを分かっているように、
世界全体を色鮮やかに照らしていました。