こんにちは!
素直な自分と仲良くなるために試行錯誤するブログ「Restart with True Engine」のぐっちです!
休養
薬
と紹介してきて、今回はもう一つのうつ病治療の柱、心理療法、なかでもその代表選手の認知療法のお話です。
うつ病になると、ものの見方が極端に否定的になります。
家族のなんでもない一言に、「あれは自分への当て付けだろうか」と傷ついて悲しくなる。
でも、「当て付け」はあくまでボクの想像で、本当はどういう気持ちでその一言を発したのかはわかりません。
「自分への当て付け」とボクが捉えたことで、ネガティブな感情を高めているんです。
ということは、
ボクがどう捉えるか
が大事。すごく。
家族の一言を、「あぁ、親父もボクのことを心配してるけど、どう声をかけていいかわかならないんだな」と捉えたら、きっと感情も別のものになりますね。
逆に何にでも否定的な見方をしていたら、せっせと落ち込むためのガソリンを給油し続けているのと同じです。
これは大変。
そこで、極端に否定的になった見方から、バランスの取れた見方ができるようにしていくのが認知療法です。
ボクがおもしろいと思ったのは、
見方をポジティブにしていく
のではなくて
バランスのよいものにしていく
というところ。
生きているほぼすべての人間が喜怒哀楽を持ってますよね。
実は「不安」だって、多かれ少なかれ、誰だって持ってる自然な感情です。
ものの見方も同じで、正解があるわけではないです。
「この見方はダメ!」と評価するのは、自然な自分を否定することになります。
自分で自分の首を締め続けるようなもの。
そりゃ、息苦しい。
認知療法では、コラム表を使ったりして、
特定の感情も見方も否定しないで、
別の捉え方があることを自分で発見していく練習
を大事にします。
地味な治療法ですが、続けることで着実に暗闇に差し込む光に気づく力がついてきますよ。
タモリさんくらい、いろんなことに気づけるようになりたいですね。
より詳しく知りたいなーと思っていただけたら、こちらからはじまる全12回の記事をお読みただければと思います。
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