ナチュラルなイキカタ

うつ病生活6年目の36歳サラリーマン。多くの人にナチュラルな生き方の心地よさを知ってほしい。精神科の薬の断薬・減薬、小さな行動の積み重ねをトライ中。つらい思いで苦しむ人の心が少しでも軽くなるように体験をシェア。毎週末ゆるりと更新中。

妻と診察。やらないをやることを思い出しました。

こんにちは。ketoraaaです。

今回の休職。

様々なことが同時多発で積み重なっていました。

経緯は、以前書いた記事をご覧ください。

関連記事:3度目の休職。泣いていた心をごまかし続けた。 - ナチュラルなイキカタ

その後、家族間の話し合いは行われませんでした。

それは、妻が自ら考え、犬を一旦妻の実家に戻す方向になったからです。

妻の、この気づきの力は、本当に尊敬します。すごいと思います。

わたしは、勝手に人間力と呼んでます。

わたしが群馬に戻ってしばらくして、妻からメールがきました。

ketoraaaはしんどいだろうけど、私は今回のことは良かったと思う。人生の指針を思い出せたし、二人の関係も気づかせてもらった。このままいっていたら、二人の未来は壊れていた。

と書いてありました。

うれしかったです。

言葉にできない感謝の気持ちが、からだじゅうを満たしていきました。

妻の人間力に、助けられました。

そして、夫が向き合う病気のこと、うつ病のことを、あらためて知りたい、と本を買って読んでいます。

主治医にその状況を伝えたところ、「それであれば主治医から説明するのがいいだろう、機会があれば一緒に診察に来なさい」ということで、今日の二人での診察を迎えました。

主治医のM先生は、診察時間終了後に時間を作って、50分くらい話しました。

うつ病に関する一般的な話から、わたしの特徴、今回の経緯、いまの治療方針、今後の犬の扱いまで、わかりやすく話し合ってくれました。

わたしは10分くらい説明があるだけだろうと思っていたので、先生の丁寧な対応に、心から良い先生に巡り会えて良かったと思いました。

今回の先生の話で特に印象的だったのは、妻が、家族の体調が悪化しているとき、家族はどうサポートしたらよいか聞いたところ、

「考えすぎだよ」と軽くささやくのもいいし、「あったかいレモンティーでもどうですか?」じゃないか。家族は治療者じゃない。議論を戦わせる相手でもない。治療は治療者がやる。逆に、治療者は患者にレモンティーは出せない。それぞれの役割を果たせば十分。あとはお互い普通にしていればよい。そのお互いの普通が好きで夫婦になったのだから。

という話。

家族は治療者じゃないという明確な役割分担は、家族がうつ病で苦しむことで、その家族も体調を崩しているような場合、とても大事なことのような気がします。

そして、先生から何度も指摘されている、わたしの性格。悲観的な考えに自らアクセルを踏むという。

その加速力がすごいので、早めに休職という判断をとったとのことでした。

加速力はブログにも出てますね(・_・;

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真面目で責任感が強く、内省心理学がクセになっているタイプの場合、あるあるだと思います。

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この点について、コラム表も書いてきました、マインドフルネスもやりました、あれもこれも地道にやってきました。それでも、30年付き合った性格は簡単には変わらず、もう何をしていいやら・・・。

とわたし。

するとM先生。

やらないをやりなさいよ。例えば南の島にいくとして、ダイビングなんか絶対ダメ。車での観光地巡りもダメ。ただプールサイドでぼけーっとして、簡単な本を読むくらい。それで、自然と頭に浮かんだことをやる。そういう時間が、人間の回復には必要。ヨガとか、禅でもいい。頭を空っぽにする時間。ホットヨガはダメだよ。交感神経を高めちゃうから。

 

え。

あ。

なんと。

まだ何か足りない。まだ工夫が足りない。何か新しい工夫はないか。

と、いつのまにか、わたしは魔法のような技を探していたことに、その時気づきました。

そういうものはないと、何度も何度もこのブログにも書いてきたにも関わらず。

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人間って不思議だし、固定観念の力をあらためて見せつけられた感じがします。

いまのわたしに必要なのは、足し算じゃなくて引き算だったのかと。

色眼鏡のフィルターがポロっと落ちました。

だからこそ、M先生は抗うつ薬断薬後も週一回の通院ペースを変えていないとのことでした。

ちなみに、コラム表を書くのも、書いた後にスッキリするならいいけど、逆に自分を責めたりするようならやらない方がよいよ、とのことでした。

そこは大丈夫そうです。

要するに、頭を空っぽにして、自然と浮かんできたことを行い、スッキリするかどうかで取捨選択していく、という感じでしょうか。

最後に先生に念を押されたのが、

妻がこうしてくれた、自分のために行動してくれたから、とketoraaaさんが責任を感じて判断したり行動したりしなくていいからね。それは、新たな負担を作るだけだから、奥さんは奥さんの判断で奥さんの範囲のことをやってるんだから、東京に戻る時期も含めて、ketoraaaさんは、自然と浮かんだことをやればよいのだからね!

二人で、副交感神経を優位にする旅行なんかもいいんじゃない。

おまけとして。

先生の経験則。

医学的な根拠はなし。

まったくの見知らぬ人の中に犬が放り込まれた時、犬は最も心臓の動きの遅い人のところによっていく。

つまり、最も副交感神経が優位な人のところによっていく。

だから、夫婦ともに余裕をなくして交感神経が優位なままにするより、全体の調和を考えて選択する方が、ペットにもよかろうと。

さらに余談ですが、妻が読んだ本には、うつ病は車のようなものだと書いてあったそうです。

車とは!

わたしがいままで出会った表現で、最も的を得ていると思いました。

確かにその車はわたしが運転はしていますが、車には車の特徴があり、そこは、わたしのコントロール外のことです。でも、わたしはその車に乗って、人生という道を走ります。それには車の特徴を知って、うまく乗りこなせるに越したことはありません。

そういう意味での車です。

なるほど、車か。

頭をのたうちまわる黒いドロドロよりは、いいかもしれません。