こんにちは!
ketoraaaです。
暑くなったり寒くなったり、まさしく三寒四温、変化の季節である春を感じます。
実は、この季節には、やる気が起きない、寝つきが悪い、身体がだるい、食欲が落ちるといった不調を訴える方が増えるという記事が掲載されていましたので、ご紹介します。
急激な変化がストレスになることは、このブログでも何度も書いてきました。
この記事にもあるように、春は様々な変化の季節です。気温も乱高下し、春雨もあるし、進学、就職、異動、引越など、ライフイベントも目白押しの季節です。身体も春を乗り切ってクタクタです。
私の周りでも、最近なんとなく不調、という声を聞くようになってきましたので、春の訪れを感じてます。
私が最初に休職したのも2月から3月でしたので、私自身この季節は特に注意しています。
こうした変化の季節に私たちの身体は、声を上げないだけで、恒常的な活動を保とうと常に緊張状態にあります。
具体的には、交感神経が活発な状態が続いています。
副交感神経と交感神経は車の両輪と言われていますので、どちらか一方が過活動な状態が続くと、先に書いたようなだるさといった症状に現れてきます。
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対処法としては、意識的に副交感神経を優位にする時間を作る以外にありませんが、歓送迎会などで、ますます自律神経を乱してしまいます。
1か月くらいはなんとかなっても、5月の連休で緊張が緩み、それまでの蓄積した疲れが一気に顕在化するのが五月病です。
そのための対処法が記事では紹介されています。
特に実体験から私が大事だと思ったのは次の二つです。
○睡眠時間を普段より多くし、睡眠負債はできるだけ早く返す
○休日は予定を入れず、時間に追われない
記事にはこう書かれています。
睡眠時間が不足していては、どのようなリラックス法や健康法も効果は期待できません。
これはまさしくそうで、睡眠は活動の根本ですから、疲れたら早く寝るしかありません。こういった自然な発想を、人間を機械と同等とする観念が支配的になって、私たちはいつの間にか忘れてしまっています。
睡眠の優先順位が極めて高いため、うつ病で不眠症に悩む場合、他の副作用を差し置いてとりあえず睡眠薬を処方するのだと思います。
そのように、段階的に対処していくのが常道のようです。段階の中でも優先順位が高いのが睡眠や食欲です。
薬に否定的な情報では、たいてい副作用だけを大きくクローズアップされていますが、その方がいまの体調でできるだけ生き生きと活動するためには、何を優先させるか、という問題なんだろうと思います。
副作用を恐れるあまり不眠を放置すれば、より深刻な事態に陥りかねません。
次の休日は予定を入れないというのは、私が最も大事にしていることの一つです。
待ち合わせや移動、習い事の時間に追われてしまうと、タスクをこなしているだけでまったく休んだ気になりません。
だから、予定は意識的にできるだけあいまいに、あえてなんとなくその日の気分で行動するようにしています。
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そして、その行動を「あぁ、昼寝で休日が潰れてしまった」とか「友人はみんなで集まってバーベキューをしているのに、自分は孤独だ」とは考える必要はないと思います。
「気持ちよく昼寝ができて幸せ」だし、周りが何をしているかの情報には触れずに、今目の前を感じればいいのですから。
時間にシビアな方とは自然と離れていきましたが、それもまあ自然の流れです。
また、記事にも書かれているように、既に周囲の変化だけで身体は十分に疲労していますので、「新年度から何かを始める」ということも、おすすめしません。
逆に、用事を減らす、家事を手抜きするくらいでバランスがとれます。
新しいことは、春の変化がひと段落してからでも十分です。
皆さんも、ご自分の身体の声に耳を澄ませて、丁寧なセルフケアを心がけて、変化の季節をやり過ごしましょう。