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長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

抗うつ薬の減薬に挑戦中!!

こんにちは!

ketoraaaです。

私は、サインバルタという抗うつ薬を5年くらい飲み続けています。

先日、京都大学などの研究グループが抗うつ薬の効果や飲みやすさの大規模な比較を行ったニュースがありました。

記事:抗うつ剤、効果に最大2倍差 国際チームが21種を比較:朝日新聞デジタル

この研究によると、サインバルタは真ん中くらいです。

日本で市販されているものとしては、レクサプロという薬が効果も飲みやすさも一番でした。

サインバルタも、特に感知するレベルの副作用が出ているわけではないですが、正直、この結果は気になりました。

もちろん、薬の効果や副作用は、体質により驚くほど差がでるものです。

特に神経に作用する薬はその個人差が大きい印象があります。

それでも、こうしたニュースがあるのだから、主治医に自分にレクサプロはどうだろうかと、相談してみました。

ところで、私は、主治医にはとにかく気になったことは全部言うようにしています。

この点、主治医の機嫌を気にして、あまり言わないという方も多いようです。

主治医に相談なく薬や通院を止める方も多いと聞きます。

私も何かを言うときは勇気が入りますが、その週はそれだけ、そのスモールステップを目標にします。

言えれば目標達成です。

関連記事:【問題解決法】行動には「失敗」はない - ナチュラルなイキカタ

言った結果の主治医の反応は、私のコントロール外のことです。

それでどうしても相性が合わないようであれば、セカンドオピニオンという手もあります。

その人とだけ相性が悪いのか、それとも自分の方に適応させた方がよい偏ったクセがあるのかは、場数をこなさなければ分かりません。

運良く私の主治医は、それでなにか態度が変わるということはありません。

睡眠薬の時のように、試したいことがあれば試させてくれます。

カレーライスとライスカレーといった例えも分かりやすく、信頼しています。

関連記事:【人間関係】板挟みで悩む皆さん!自分の成長につながる問題にだけ悩んでみましょう! - ナチュラルなイキカタ

さて、レクサプロの話をしたところ、それよりも減らしてみようかという話になりました。

そんな感じで、まず2週間をめどに、毎日だった抗うつ薬を二日に一回にして試し中です。

睡眠薬の時もそうですが、何年も飲んでいる薬の場合、その薬が入ってくる状態で、身体や脳が標準化しています。

それが減ったり無くなったりするわけですから、身体や脳はびっくりです。

それが、めまいや不眠などの形で身体に現れるのが、退薬症状(離脱症状)だそうです。

その時期はけっこうしんどいらしいので、結果、また元に戻るかもしれません。

それでも、あ、いまはまだなんだなということが分かるという意味では、失敗ではありません。

行動に失敗はありません。

そして、何か起きたらその時に対処していけばよいのです。

関連記事:うつ病の最終的な再発予防は、リアルタイムで起きたことに対処していくこと。 - ナチュラルなイキカタ

そう思って、思い切って減薬を実行しました。

それから一週間、私の場合、けっこうクラクラしてます。集中力も落ちてます。

他には、手汗をかく、下痢、不安になる、眠りが浅くなる、音に敏感になる、手に力が入らない、嫌な夢を見る、吐き気といった症状が出ました。

調べたところ、めまい、筋力低下、吐き気、頭痛、抑うつ、不安、睡眠が浅くなる不眠、集中力低下、インフルエンザ様の症状、知覚異常、不快な夢などの症状がサインバルタの退薬症状として知られているようです。

さすがに、大丈夫か?と思って、睡眠薬の時も適切なアドバイスをくれた薬剤師に電話して相談しました。

素人考えで色々不安になっても仕方ありません。

私が考えれば考えるほど、よくなるというわけでもありません。

幸いにも主治医やかかりつけ薬剤師がいるのだから、こういうときこそまずは相談です。

薬剤師は、一般的にはうつ症状がよくなっていれば退薬症状は出にくいと言われているが、印象としては多かれ少なかれ出ている。

ただ、長くても2週間くらいで症状が治まる人がほとんど。レクサプロの退薬症状が3日でおさまった人もいる。

とりあえず主治医の言った2週間試してみて、症状が変わらないようであれば元に戻して、段々と消えていくようであればそのまま減薬を続けるというのを目安にしてはどうか。

症状が悪化するようならすぐに元に戻した方が良い。

とのことでした。

さて、どうなるか。自分の身体の変化を、好奇心を持って観察していきたいと思います。

関連記事:【認知療法】自分を観察して、新しい自分の一面に気付く(セルフモニタリング) - ナチュラルなイキカタ

またご報告します!

 

精神科で処方される薬の減薬・断薬については、今のところ精神科医の原井宏明先生の考え方が一番近いのでご紹介しておきます。

薬害だけを主張するのでも、使用に伴う困難を無視して安全と主張するわけでもありません。