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長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

向精神薬断薬のプロフェッショナルの治療スタート。希望がみえた。

7年間通院した精神科を、不安症の治療で有名な京橋(銀座の近く)のH先生の病院に転院しました。

関連記事:あなたは断薬できません!向精神薬断薬のスペシャリストに会いに行く。 - ナチュラルなイキカタ

先日、転院初回の通院がありました。

エクスポージャーって何やるの?とドキドキでした。笑

が、初回は、条件性情動反応のエクスポージャー治療に向けた、現状整理という感じ。

H先生は本も出している有名な先生。

診察時間も10分と聞いていました。

ところが、30分近く、ユーモアを交え丁寧にお話しできました。

メモを持って行ったわたしなりの条件性情動反応の整理についても、話せました。

関連記事:ぐっちの突然襲ってくる不安(条件性情動反応)の特徴 - ナチュラルなイキカタ

特に、これほど、向精神薬についてしっかりと話し合えたのは、はじめてでした。

今までの先生は、「前と同じ薬を出しておきますね」「今何飲んでます?」でした。

H先生通院前の服薬状況は、

・抗うつ薬レクサプロ 5mg(半錠)/日

・精神安定剤セルシン(ジアゼパム) 4mg×3回(12mg)/日

・睡眠薬マイスリー(ゾルピデム) 5mg/日

それを知ったH先生は、

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セルシンの1日上限は15mgで、マイスリーも飲んでるから、ベンゾジアゼピン減らしたいね。

このくらい飲んでると、反射神経が鈍らない?転びそうになった時にとっさに手が出ないとか。

←ハルシオン(トリアゾラム)を飲んでいるときと同様、会話のラリーが鈍くなるとか、名前が出にくくなるなど、すでに実感してました。

セルシンを減らすか、もう少し効き目の長い安定剤に変えるか、マイスリーを止めるかという選択肢がありますね。どうしたいですか?

←H先生は、一方的に決めません。選択肢を提示して相談するので、安心できます。

逆にレクサプロは元の10mに戻しましょう。レクサプロで今ベンゾジアゼピンがカバーしてる部分は十分だし、こちらは日常生活に支障がない。

ベンゾジアゼピンは、日常生活に支障が出てきますからね。

止めるのは、抗うつ薬の方が簡単です。

H先生と話し合いの結果、向精神薬の処方が調整されました。

・抗うつ薬レクサプロ 10mg(1錠)/日

・精神安定剤セルシン(ジアゼパム) 4mg×3回(12mg)/日(最後の1回は就寝前でもOK)

睡眠薬はなしになりました。

レクサプロの減薬を始めて3カ月半。

元に戻る・・・。

関連記事:抗うつ薬レクサプロの減薬はじめました☆ - ナチュラルなイキカタ

こういう断薬に向けた方法もあるんですね。

あとは、服薬日記をつけることを約束しました。

何を、いつ、どれだけ飲んだか記録します。

H先生の診察の後は、K先生とのカウンセリングです(こちらは保険外)。

病気、家族、仕事、薬、生い立ち、吐き出せるだけ吐き出しました。

7年通院したM先生にも本当に色々なことを話したけど、ここまで綿密に聞かれたことはなかったです。

涙が出ました。

泣きたいときは泣いてください、とK先生。

そして、「朝起きてから寝るまでの、ぐっちさんの理想の一日を聞かせてください」という質問。

カウンセリングで、理想の生活について聞かれることがあるとは、想像もしていなかった・・・。

H先生にも聞かれたけど、この病院は、うつ病の治療をゴールにしてない。

患者の、生き生きとした生活をゴールにしているって思いました(*^ω^*)

わたしの話を一通り聞いたK先生は、

ぐっちさんはとても論理的な方だけど、今は、とりあえずやってみないとわからない。色々試してみようと思われているわけですね。

これまでは特に認知療法的にはことはかなりおやりになってきた。

このクリニックは行動療法が主体です。それでしたらうちのHとベストな相性ですよ。

今日の話を踏まえて、これから治療計画を立てるそうです。

おまけ。

こちらの病院の受付は、とても気持ちがよかったです。

最後にそのことについて受付の皆さんにお礼を伝えたら、

うれしいです!病院の受付ですが、高級ホテルのホスピタリティを理想にしてるんですよ(≧∇≦)

と。想いって、全部じゃなくても何かは伝わるんですね。

 

ぐっち