こんにちはGucciです。
都庁でうつ病を発症し、3度の休職を経験。
いまも治療は継続しながら、沖縄に移住して、「うまくいっちゃう」と「考え」の初期設定を変えてみるチャレンジ中です。
Gucciって誰?
というはじめましての方は、
まずこちらの記事からどうぞ。
ブログを長く読んでいただいている方はご存知だと思いますが、
俺の人生を「うつ病からの回復」から
「楽しく幸せに生きる」に変えるきっかけとなったのは、
書道家の武田双雲さんです。
俺は書道の専門家ではないですが、
書道が力むとうまく書けないことは知っています。
力みを抜いて、リラックスして、しなやかに書くと、
あのような美しい文字となる。
生き方も、これと同じなんじゃないか。
未来にある幸福の条件(金持ちになる、出世する、結婚する)、
そういうものに縛られていて、
いまをがむしゃらに無理して頑なに努力する。
その「いま」は幸せでしょうか?
楽しいでしょうか?
俺はずっと思ってました。
ただ楽しく生きたいだけなのに、
なぜか苦しみや苦悩ばかり増えていく。。。と。
それはなぜか。
未来のために、「いま」を苦しく努力するもにしているからなんです。
俺の前妻がそうでしたが、
1日の終わりにカフェオレを飲みアイスを食べるだけで、
本当に幸せそうな顔をしていました。
カレーが夕食の日は、
それだけでテンション爆上げでした。
幸せって、そういうことなんだと思います。
物事の、どこを見るか。
それを選ぶのは、自分です。
「世間は甘くない」「お金は苦労して稼ぐもの」という
「常識」は、その人がそう決めたからそうなのであって、
1+1=2のような法則ではありません。
いろいろな環境や、タイミングがあって、
そういう考え方が流行したにすぎない。
そう教えてくれる武田双雲さんは、なによりも本人がほんとうに楽しそうです。
ささいなことにものすごくオーバーに感謝します。
だからこそ、一緒にいて居心地がいい。
だから、双雲さんの周りには自然と人が集まってきます。
双雲さんはたくさん本も出されていて、
代表作の「ポジティブの教科書」や最新作の「ありがとうの教科書」などがあります。
それらの本ももちろんおすすめなのですが、
入門編として最適な本を見つけました。
「人生に幸せ連鎖が起こる ネガポジ変換ノート」です。
とてもバランスよく、よくある悩みに答える形で、
双雲さんの幸せの極意が説明されていきます。
あえて極論すると、
同じ状況でも、幸せを感じる人とそうでない人がいる。
幸せを感じるには、幸せを感じる捉え方の習慣、動作を身につけよう。
ということです。
本文にあるように、俺たちは
何が幸せなのかー
幸せの選択肢があまりにたくさんあって、しかも正解がないから、悩む人が増えたわけです。正解がないと、今度は自分の選択が不安にさらされます。
「この仕事は向いてないんじゃないか」
「もっと早く結婚した方がよかったんじゃないか」
「もっとがんばればよかったんじゃないか」
そして、ランキングや他人と競うことが当たり前になります。条件や競争がないと、どこを目指したらいいのか分からなくなる。自分の幸せが、確認できなくなる。
この現象、SNSが当たり前になって、
より他人との比較に関心がいくようになって、
より深刻になってますよね。
そういう時こそ、立ち止まって、シアワセモドキから離れてみる。
それにはまず当たり前に口にしている口癖から変えてみる。
「麦茶でいいや」
から
「麦茶がいい」
に。
できない理由を探す人と距離をとって
できる理由を探す人の周りにいる。
失敗は気づきや学びのチャンスだから自分を責めない。
(成功した人は成功から学ぶことは多くありません)
たとえば、ディスニーランドに行くときに渋滞に巻き込まれて、
その旅行はイライラしたものになったとします。
俺もこれに近い経験がありました。
でもまてよ?
それって、「ディスニーランドに着くこと」が目的になってませんか?
目的は、みんなで楽しい時間を作ること。
だったら「渋滞をどう楽しむか」をみんなで考えればよいのです。
仕事も、苦しいのなら、「力を抜いて、ゆるめる」
双雲さんがセミナーで話してくれた極意がたくさんつまってます。
まず武田双雲さんに興味がわいてきたぞ、という方、
おすすめです。
この本も買ってから随分本棚で眠ってました。
今回の不調がなかったら、
そのまま眠ってたかもしれない。
不調のおかげで、こうして読んでみなさんに紹介できている。
ダカラコソデキルコトは、かならずあるんです。