Restart with True Engine

スーパーマンと言われたサラリーマンが、適応障害、うつ病、自律神経失調症で3度の休職を経験したからこそ、試行錯誤の中で気づけた「素の自分を引き出して楽しく生きるヒント」について書いてます。最初から読むとうつになった自分を前向きに受け入れていく変化が分かって面白いので、よかったらじっくり読んでみてくださいね。コメント&Twitterメッセージ&質問大歓迎です!!

実態を観察しておそれる

今日は普段はアップしない日曜日に臨時便。

 

いやぁ、再拡大してますね。

鬼滅の刃人気。

 

 

いやいや、COVID-19。

 

でも、なんかデジャブ感ありませんか?

緊急事態宣言は出すのか出さないのかみたいな議論。

4月と同じことやってますよね。

 

藻谷浩介さんは言ってました。

何が起きているのか、日々確かめなくてはいけないのに、昔の情報をもとに勝手にイメージを作って、その中だけで解釈するから、事実からどんどん離れてしまう。

関連記事:東京にあって島根にないもの - Restart with True Engine

 

同じことをやってるってことは、それは事実と離れてるサインです。

ボクはそうとらえます。

ボクのうつ再発はそうでした。

何度も何度もカラダが教えてくれた。

 

日本は、イメージ・印象論で解釈してると本質を見失うという壮大な社会実験を繰り返してるように見えます。

 

冬になれば感染拡大することは素人のボクでも簡単に予想できました。

感染症だから。

ウイルスは乾燥すると10倍くらい長生きするそうです。

 

ところが、

医師会の会長が

感染拡大はGoToがきっかけ

と言い出しました。

記事:「GoToトラベル、一度止めた方がいい」 都医師会長 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

しかも、「間違いない」と。

 

そうでしょうか?

 

GoToは7月からやっていましたが、感染者数は小康状態が続いていました。

11月になって、

北海道札幌市から

感染者が爆発的に増え始めた。

観光地でなくて。

それはつまり、

観光による人の移動自体よりも、

要因としては

空気の乾燥と寒さによる換気の不十分さ

が強いということだとボクは思いますが、どうなんでしょう。

そもそも、あれだけおおらかな対策だったスウェーデンが厳しくするくらい感染拡大は北半球の世界的な傾向だし。

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それは日本人の若者の気の緩みとは何の関係もない。

 

少なくとも感染拡大の本質が、GoToという仮想敵に集約されて、GoTo止めればオールOKみたいな雰囲気になってることは、何が起きて何が起きてないかをまっすぐにとらえているか疑問です。

 

簡単に言うと、

GoToが炎上してる。

 

GoToを辞めるかどうか

は、問題の本質なんではなくて、

ウイルス対策の問題

だとボクはずっととらえてます。

 

でも一旦この空気に支配されると、もう「専門家」すら精神論でなんとかしようとするんです。

この国では。

作家の平野啓一郎さんもその点を指摘してます。

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専門家であると思われる医師会の会長が、感染拡大は、「気持ちの緩み」が要因だと言い出す。

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北海道札幌だけ異常に気が緩んでたのか。

彼は感染症の専門家ではないでしょうけど。

 

「この夏は特別な夏」と同じで、「我慢の3連休」も、あまりにも日本的な表現で興味深いです。

何するのかよくわからない。

我慢って!

「エビデンスがはっきりしない」って自ら言ってるし。

大丈夫かな、「専門家」

 

第一波の公務員の給料が減らないことが問題という議論も同じでした。

その前は夜の街を炎上させてた。

日本人は、

船が沈没しそうになっても、全員を乗せるだけの救命ボートなければ、全員乗らずに死ぬことを選ぶ

と言われてるらしいですが、

苦しい時は全員苦しまないと不公平

みんなで苦しもう

というのは、ボクは苦手です。

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「勝負の3週間」という言葉も出てきました。

ボーダーを明確にしないと、過剰になる人はどこまでも過剰になり、結果正義の押し付けで他人を平気で攻撃することが目に見えてますから、悲しくなります。

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太平洋戦争中とまったく同じ空気です。

現時点ではパンデミックに適切に対応し、冬の間も感染爆発を招かなかったニュージーランドのアーダーン首相の感染対策のスローガンは、

Be kind.

(優しくいよう)

ですよ、みなさん。

 

もちろん医療支援、保健所支援が十分だとは思わないです。

ただ、GoToという仮想敵をやっつけることにやっきになるのではなく、ボクはメンタルヘルスとずっと向き合ってる経験から、印象じゃなくて事実を観察して本質と向き合う姿勢を大事にしたいと思ってます。

それで言うと、おそらく

ホテルでクラスターが起きてるわけでもないし、旅行で感染者増やしてるんだったら京都とか箱根・草津をはじめとした温泉街が一番ヤバいですが、それらの感染者数は全国的に見て多いわけではありません。

飛行機や電車、映画館でもクラスターの話は聞きません。

 

そういうことはけっこう前から分かってたので、ボクは換気とマスクがすごく大事なんだろうなと思ってます。

で、冬になればウイルスが活性化するとともに寒くて換気がしづらくなるから、当然感染は拡がる。

だから、11月頃に北海道から感染が再拡大しはじめた。

というロジックでボクは今回の第三波をとらえてます。

GoToのゴの字も出てこない。

 

そうすると、いまできることとしては、
お店とか自宅で換気設備を設置・増強するための補助金とか、少しでも体調悪い人は外出しないように、国民全体にアプリでの検温報告を義務付けて、クリアになった人だけ飲食店、ホテルに入れるとか、PCR検査で陰性証明もらってCOCOAアプリ入れてる人だけGoToできるようにして、PCR検査代は補助するとか、インセンティブを伴った持続可能な対策かなと思います。

こういうことに補助金だすってこと:最高水準のコロナ対策宣言 | 星野リゾート【公式】

どうでしょ。

 

同情しますけどね。

人を減らして筋肉質になるってことは、飢饉の時にまっさきに死ぬってことだから。

それが余白のない世界。

 

実は、Yahooの調査で85%の人がGoTo止めるべきと言ってるけど、COCOAアプリは20%くらいしかダウンロードしてません。

これつまり、かなりの人がGoToヒステリーになってるだけで、実際の目の前の対策は不十分ってことです。

まずは入れよ、話はそれからだ。

 

それに、医療支援をどうする、保健所支援をどうする、今後の継続的に発生するであろう新たな感染症に対応する体制整備をどうする

というところが、本質なように思います。

そういう部分に限られた人や予算を配分する。

公務員の給料とか、GoToとかって話は、限られた人的資源を投入する要諦ではない。

 

正しくおそれる

という言葉もちょっと苦手です。

未知の感染症対策に正しさがあるわけない。

未知のものと向き合ってるんだから、いろいろ試行錯誤があるのが自然だと思います。

軌道修正はありえる。

無謬性はものすごく視点を曇らせます。

 

こういう姿勢は、精神疾患と向き合うなかで身につけたものです。

 

これでGoToやめたら、今度はそれによって打撃を受けた観光業に同情的な報道がでてくることは容易に想像がつしますネ。

いや、止めろって言っときに、それコミで言ってたんじゃないんかい!

とボクは思うでしょう。

否定する、批判するというのは、時にそれだけで人より上に立った感じがして、自己の存在価値が見出せたような錯覚に陥る甘いワナです。

自分自身に対しても。

アドラー心理学でも自己否定はそれが自分に都合がいいからあえて選択している戦略ととらえていました。

関連記事:わたしの使い方を変えていく「嫌われる勇気」 - Restart with True Engine

 

デジャブになるのは、結局本質に手をつけてないからです。

DXと言いつつハンコを署名に置き換えてるのも同じですネ。

 

報道の量=本質の程度

ではありません。

ボクたちは、他人の眼で森羅万象を観ることはできません。

本質を観るのは、自分の眼以外にないのです。

 

※11/26追記

換気設備への助成は、環境省がこの春に予算30億で実施したそうです。

失礼しました。

GoToトラベルが1兆3000億に対して、こっちは30億かぁ。。。

補助率が最大2/3で対象が飲食店等に限られていたので、対象を広げて初めて9/10でもっと大規模にかつ換気設備の効果検証事業も同時にやってはどうでしょうか。