こんにちは!
人生を自然で豊かにするヒントを紹介していくブログ「Restart with True Engine」のぐっちです!
人生を変えるために何か行動が必要だと思っているけど、行動できない理由ばかり思いついて、いつの間にか時間が経っている。
そういう経験ありませんか?
もしかして、その最中だったりして。
そのときは、この魔法の言葉を心の中で唱えてみてはどうでしょうか。
Better than Nothing
ないよりはマシ
ゼロよりはマシ
何もしないよりはマシ
っていう意味です。
これ、バイリンガルニュースのマミさんが自分のモットーとして紹介していて、めっちゃいい言葉だなーと思いました。
いえい!
「マシ」っていう表現は、割とネガティブに聞こえます。
でも、マシはすごい。
言い換えると、「~よりよい」
このブログでもしょっちゅう書いてますけど、「やらないほうがよかったこと」って、リアルな人生においては、ほぼないと思うんです。
「やったから感じること・分かること」はたくさんあっても、「やらないから感じること・分かること」って、モヤモヤとした焦りくらいじゃないでしょうか。
「やってみたらどうだったか」って想いはいつまでも成仏しない。
やっちゃえば、「うん、よくなかったな、よもやよもやだ!次にいこう!」と別のステージにチャレンジできます。
なんで無意識にこういう思考になるのかなって考えると、ボクは「教育」の刷り込みだと思う。
教育=森羅万象を「成功」と「失敗」、「合格」と「不合格」に分けてる訓練といったら言い過ぎでしょうか。
関連記事:【認知療法】学校が息苦しい皆さん!大丈夫!善悪という旧時代の思考からの脱却して、自然にいきましょう - Restart with True Engine
「結果は失敗だったけど、いい経験だったね、楽しかったね」っていう物事のくくり方が、教育にはない。
「成功」、つまり「完璧」以外は全部ダメなんです。
だから、「失敗」しないためにはNothing、何もしないことが都合がよくなっちゃう。
失敗への恐怖感が強くて。
それは、「自分にとって心地よい人生」じゃなくて、「他人から見て失敗してない人生」になる。
誰かへの憧れが分かりやすくて、誰々っていう100点満点の完璧な誰かをイメージしても、そうなれない自分を比較すれば、何かする気力は失せちゃう。
圧倒的な差に打ちのめされて、「どうせなれっこない」って、心が燃えない。続かない。
行動の大きなハードルを自分で作る出しちゃう。
「何かやるからには極めなきゃ」みたない、強迫観念を作り出して、すぐ消耗しちゃう。
失敗への恐怖感が支配的な人生って、おかしくないですか?
楽しみはどこいったのよ、楽しみは!
そりゃそうですよね。
子どもの頃に、選択肢を与えられて、「どちらのほうがぐっちにとって心地よい?」って促されたことないもの。
どちらかというと、「その選択をすると、他人はどう思うかな?」という感じだったと思う。
それはそれで、優しさを育てたからよい面もありますし、過去はよくないって言いだすと、過去に生きることになるから、ここもBetter than Nothing
過去は過去で、今完璧な自分でなくても、今の自分にできるbetterなことはたくさんある。
少なくともボクの経験では、リアルにおいて、失敗しないよう深く考えこむことが人生の良い流れを作り出したことはないです。
長い停滞感だった。
100点の完璧な行動(そんなものはないけど)よりも、0.01点の不完全な行動の積み重ねの方が、人生に動きを作るし、それは水のように自然とおさまるべきところにおさまっていく。
大きな大きな自分の最良の人生のイメージにつながるかどうか(アドラーの言う「輝きの星」)だけ気をつければ、すべての行動はないよりはマシ。
投票の1票も、結局はその1が集まって7400万っていう当方もない数字になるのだから、ないよりはマシ。
レジ袋も。
募金も。
税金も。
どれだけ遅いインターネットも(まぁ、メールくらいはできる)。
いま世界中を席巻しているFacebookも、最初は「学校の女を順位付けしようぜ」程度のはじまり。
(それがbetterかどうかはおいといて)
自分の人生を動かす行動も、「こんなことやって何になるんだ」じゃなくて、「Better than Nothing」
今日一つでもbetterな行動ができれば、1年で365個。
10年で3650個。
これが、nothingなら“0”だから、10年後には大きな違いになってます。
ボクも、Better than Nothingと思うから、このブログを書いているのです。