Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

まだ始まってもいないと思ってたが、もう終わっていたのか

こんにちは。

沖縄にきて2ヶ月半がすぎたぐっちです。

ほぼ沖縄の緊急事態宣言とともにあります。

 

東京→沖縄

ですので、緊急事態に愛されていると言えるかもしれません。

 

さて、職場。

 

仕事にゆとりをもって、

のんびりと自分を見つめ直そう。

と沖縄に来たものの、

20代中盤の若い連中に消耗する日々。

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疲れが抜けない。

毎日ソファで寝落ちしている。

 

思えば、どこでもこれに近い状況でした。

 

東日本大震災復興支援で行った東北の県庁でも、

現地の仕事の進め方にストレスを積み重ね、

<適応障害>を発症したのでした。

 

これはつまり、問題は外側にあるのではなく、

ボクジシンニアル。

ということなのだと思います。

 

ボク自身の在り方が、

いまの状況を作っている。

 

ボク自身が、ボク自身の内側から湧き上がってくる

ゆとり

感謝

を感じ取ること。

 

そういう自分を

一瞬一瞬を感じること。

 

何度もここを思い出していきます。

そうあらためて気づかせてもらったんです。

 

というのも、

会社内の構図が、

<ボクと上司の管理職グループ>

<部下グループ>

 

に分断。

したんだそうです。

部下グループに言わせると。 笑

 

もうボクらに何を話しても無駄だと決めたようです。

 

よーするに、

学級会やったけど、

学級崩壊したと。

 

・・・( ̄∇ ̄)

 

いや分断早くない!?笑

 

あんたら入社3ヶ月じゃん! 

 

ボクは入社2ヶ月にして見限られるという。笑

 

さすがにちょっと悲しい。

何ができたかたなって考えてモヤモヤする。


そもそも彼らと

まだ話し合いだしたばかり。

 

ボクがこの2ヶ月でやったことは、

 

まず、財政の可視化を進めるため、

信頼関係が破綻していた税理士との契約を解除し、

新規税理士と契約。

現在、財政可視化や適切な予算管理、

経営計画の策定に向け、

打ち合わせを重ねてます。

 

6月からは、「言っても変わらない」と

危機的だった部下の信頼関係を修復するとともに、

自ら話し合おうとせず、

上司やボクに、

「誰々が誰々のことをこう思っている」

「誰々がこうしたことに不満をもっている」

という非生産的な「告げ口」が日々届き、

その処理に追われていた状況を変えるため、

月に1度上司+ボクと職員の3人で

ざっくばらんに話し合う場である

「2on1ミーティング」を開始。

ここでは、それぞれがうちに秘めた想いを真摯に聞き、

アイデアを引き出すことで

「誰かが何をしてくれない」ではなく、

「自分はどうできるだろうか」という

発想への転換を狙いました。

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利益事業の開発には時間がかかるため、

利益開発と地域価値開発が同時に求められる能力価値に対して、

職員の待遇は良いとは言えず、

漫然と経費をかけているものもあったことから、

固定費の見直し、就業規則等の見直しに手をつけました。

 

様々な背景を持った職員が集まり、

個々の特徴は際立っているが、

感情的になりやすい、

極端な抱え込み型の残業体質である、

職場での悪口・陰口など私語が過剰、

規則遵守の意識が希薄などの問題があり、

改善のために外部からの刺激を企図した

体系的な人材育成プログラムを企画。

 

アスペルガーが疑われる職員が

周囲にストレスを与えている可能性から、

7月に公認心理士による全員カウンセリングを実施。

現在心理士により実施結果まとめ中。

 

勤怠管理や情報共有に改善を図るため、

現在のGoogleベースのバックオフィスクラウドサービスを見直し、

サイボウズOfficeの導入を検討。

 

 

とにかく、すべてはまだスタートラインなのです。

 

というのがボクの認識だったが、

彼らの中ではもう終わった。笑

 

スタートラインに立った途端、

これ走っても意味ないよ、

僕たちのゴールは違うよ!

と。

 

なにを焦ってるんだい。

自分のことを振り返ると、

もっとみとめてほしい!

という承認欲求でした。

 

ボクはもっとすごいのに、

もっと評価される人間なのに。。。

なんで周りは特別扱いしてくれないんだ。

 

言葉には出さなくても、

そういう想いが根底にはありました。

 

両親は特別扱いしてくれますから、

家から社会にでる、

一種のイニシエーションな気もします。

 

だからでしょうか、

彼らが求めてるのは、

どこまでも自分の味方をする人か

カリスマ的上司なのかと思います。

 

具体的なオーダーを聞いたことがないんです。

一つあげるとしたら、

「責任者は常に在籍していてほしい」

理由は、

「危機に迅速に対応できないから」

 

じゃあ観光協会の危機ってなーに?

ボクも上司も10分で職場行けるけど、

それだと遅いほどの危機があるの?

と聞いても、

こうなると、「こいつは危機管理の重要性すら分かってない」

と心を閉ざしてしまう。

 

ちょっと自分の思いを聞いてもらえなかったとなると、

味方になってもらえなかった、

だから敵。

 

敵の言うことはもう聞けない。

と決めつけられているように感じます。

「敵の敵は味方」という発想も。

 

「どこどこでのAさんの評判最悪ですよ」

というのもそれかと。

 

いや、そもそもお前のそれが陰口やないか。

 

上司

(彼らは「責任者」というワードを好んで使いますが。)

には、察してほしい。

 

ボク自身は、

責任者というワードを使ったことがないので、

その思いに寄り添うのが難しい。

 

でも、現実にはそういう上司はいないので

(少なくとも会ったことはない。みんな自分の人生を生きており、部下の親ではない)

ボクも何をしてよいのか分かりません。

 

試行錯誤して何かをやったところで、

敵がやることなので、

もはや何をやってもダメ状態。

 

って、20代中盤の集団にして、

すでに昭和の労組の風格。

 

これは体系的に本腰をいれて人材育成するか、

と各所と調整して1年間の人材育成研修を作ったのですが、

「そもそも人の話を素直に聞く

というベースができていないので無駄」

という意見が出て、とりあえず保留になりました。

 

もちろんボクにも上司にも

直す必要がある点はあるのでしょう。

 

でも、そこが見えない。

彼らにもはっきりとわかっていないかもしれない。

 

「こう言った」「あのときいなかった」ではなく

具体的に、行動について改善策を提示してほしい。

ただ感情をぶつけてくるだけなので、

こっちも消耗するだけ。


ボクもマネジメントの経験があるわけではないの模索中ですよ。

 

カウンセラーではないので、

ぶつけられた感情には寄り添えない。

 

どう応えられるかといったら

「仕組み作り」だと思って着手しても、

もう敵の作った仕組みだから

それももう全部ダメ。

 

気づいたらこういう状態でした。

 

彼ら自身で勝手に不平不満にせっせとまきをくべ、

気づいたら「自分たちは勝手にやってきます!」とな。

 

どうアプローチしたらいいのだろう、

とは東北の被災地の時も、

都庁でも、まったく同じ経験をしていました。 

 

まぁ彼らの仲間意識も、

「敵の敵は味方」と連帯しているにすぎず、

敵がいないと困るので、

「上司は完璧であってはいけない」のかもしれません。

 

こうなると複雑ですナ。

 

仮に彼ら自身の立場に立つなら、

<まず自分を振り返ること>

じゃないかと思います。

変えられるのは自分だけですから。

 

でも、これは「本人の気づき」の問題であり、

教えることはできません。

 

そういうことを考えているときに、

友人にYouTubeのイチローへの「あなたが社長ならどうすえる?」

というインタビュー動画を教えてもらいました。

youtu.be

 

組織をどうマネジメントするか?

という質問にイチローさんは、

悪いエネルギーで結束するのはすごく簡単だが危険

これに答えがあるのかなー

と答えていて、

イチローでも答えが見えてるわけじゃないんだな

とちょっと安心。 

 

職場内にいる理解者の意見は、

情緒的な不平不満でも押し通せば、

通ってしまうという成功体験は、

上司が階段を降りて寄り添っているから、

組織の質を下げるのでは?

必要なチームの新陳代謝も止めてしまうのでは?

 

と。

これも一理ある。

 

でも、さすがに上司に相談しました。

ボクのモチベーションは、

もう職場に行くのがおっくうなくらい低下していたからです。

 

上司からの返事を読んで、

本当に優しい上司だなと思いました。

これほどやさしい彼でも、

若者たちの反発を受けているというのも皮肉です。

 

それは、もはや自然現象としての反発ではないのか?

というのが上司の見立て。

理解したのは。

現状の彼ら4人は「反抗期の子供」だと言う事です。

 

反抗期の子供を持つ親は、皆悩みます。

子供の一挙手一投足に、

過度に心配したり、

過敏に反応したり、

怒って親子喧嘩になったりします。

 

僕らの今のモヤモヤした気持ち、

辛い思いは、概ね、

いわば反抗期の親が持つものと同じかも知れません。

 

いずれにせよ、「たった一つの正解」はありませんから、

「出来る事」を試行錯誤していくしかなく。

ただ、その試行錯誤も

ちょっと楽しめるくらいの余裕がないと。

とも思います。

 

誰もが人生のゴールも知らないし、

ルールも知らないし、

戦い方も知りませんが、

それに不平不満で怒ってみても。

苦悩してみても。

むしろどんどん遠ざかる気がします。

 

面白がって、楽しむ事は、

ぱっと見、馬鹿と思われたり、

ズルいと罵られたりしますが。

怒るよりも悩むよりも幸せに近づきます。

 

ぐっちさんが協会に来てくれたお陰で、

僕は本当に心から感謝しています。

ありがとうございます。

 

僕の力量のなさで、

モヤモヤさせてしまっているのも申し訳なく思いますが。

ぐっちさんのお陰で僕は幸福度を上げてもらってますし、

ぐっちさんのお陰で、

幸福について再度深く考える事が出来たし、

ゴールも見えてきたような気がします。

 

自分と。周囲と。地域をウェルネスにする観光協会。

は。ひるがえると

自分と。周囲と。地域をウェルネスにする自分。

に他ならないと考え。

ある種、それが人生のゴールでさえある気がしているのです。

 

今の職場のコミュニケーションがうまくいかないからと言っても、

大した事ではありません。

もっと酷い職場も沢山見たし、

体験してきました。

…ただ…あくまで「僕にとっては」ですが、

今の職場は今までの職場の中で、最もマシ。です。

 

おそらく。僕は相当に変な上司であり、

彼らの常識が通じないので、

対応に困っているのでしょう。

ぐっちさんは、

この変な上司を面白がってるので、

不満はなく。

4人にはこの面白さが伝わらないので、

ぐっちさんは逆に4人に対して

「何で、この面白さがわかんないの?」となってるかな。と。


彼らの目線で考えると。

変な上司である僕は、全く面白くない。

何しろ「頑張ったら褒められる」と思って頑張っても、

全然褒めてくれず、評価せず。常識が通じない。

むしろ「頑張るな。」と言い、

「働かないで儲けろ」と無茶を言い、

実際、本人もあまり働かない。

やる気も見えない上司です。

 

彼らが(恐らく)求めている理想の上司は、

誰よりも率先して頑張る。

誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰り、

バリバリ働き、部下にも的確な指示を出し、

言わなくても様子で部下の悩みをすぐに気づき、

親身に相談に乗り、責任は俺が取るから自由にやれ。と言い、

対外的にも信頼される。

みたいな上司像でしょう。

 

たぶん、彼らが愚痴ったり文句言うのは、

この変な上司に理想の上司像は全く重ならないし。

変な上司を面白がっているぐっちさんに対し、

何が面白いのかさっぱり理解出来ないし。

何だか楽していい給料もらってそうでイラつくから。

 

現状「悩んで文句を言ってるだけ」なのは、

ゴールも知らないし、

ルールも知らないし、

戦い方も知らない。

面白さも分からない。

からなのではないかと。

 

で。

ゴールと、ルールと、戦い方を教えようと考えたのですが。

(実際、入社時にルールは教えてますが、

ゴールと戦い方はまだ深く教えてませんでした。

僕も考え中だったので)

 

拗ねちゃって反抗してる4人に対して。

心理士さんは

「タイミングとして、今教えても意味ないし、むしろ逆効果」

とのアドバイス。

専門家なので、

そこはアドバイスに乗ってもいいかな。と。

ぐっちさんの「とにかく、すべてはまだスタート地点である。」は、

本当に本質を言い当てていて。

 

産みの苦しみ。といえば苦しみですが。

「未来への希望」でもあります。

彼らが反抗期であれば。反抗期はいつか過ぎて大人になりますし。

逆に言うと、僕らは家族ではないので、

僕が思う「やるだけの事」はやって、

反抗期が続き大人になれないと見限れば、

お互いのために自主退職を勧めるだけです。

 

ぐっちさんの貴重な時間が、

こんな事に浪費されるのはもったいないです。

深呼吸して、ヨガでもして頂いて。

 

自分と。周囲と。地域をウェルネスにする観光協会。

を本気で作ろうと思ったら、

具体的にいったい何が必要か。

優先順位は何か?を僕らで共有して、

一緒に進めていきましょう!!

 

あぁ。

人生の優先順位を見失っていた。

 

何度も見失うけど

何度も思い出すよ。

 

ボクは、

ボクの人生に責任があるのであって

彼らの人生に責任があるのではない。

 

ボクの人生の最優先事項は彼らの機嫌にあるのではなくて

ボクの機嫌にある。

 

ボクはボクの人生を豊かにしたく、

それはいまこの瞬間を面白がって楽しむことからはじまる。

 

産みの苦しみは

未来への希望。

 

彼ら自身が向き合わなければいけない彼ら自身の課題があるように

ボクの人生を沖縄でも疲れ果てたものにしているのは、

東北の県庁でも

東京都庁でも、

それこそもっと昔のバイト先でも、

組織の課題

と向き合いって来たのは、

ボクがそう選んできたから。

 

自ら幸せから遠ざかるものを

選んでいた。

 

ボク自身が選ぶものを変えることで

人生は変わる。

 

まずこの瞬間をおだやかなものに。

口角を1ミリあげて。

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このブログでもずっと書いてきましたが、

ボクは上司に悩むことが多かったです。

都庁でも、被災地でも上司に悩んできました。

でも、今回はこういうことが書ける上司と、

面白がって楽しんで向き合うことができる。

 

幸せなんじゃないかな。

 

すべてはハッピーに向かうだけ!