私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

大企業で働くことに翻弄されて消耗し、うつ病で2回の休職と復職を経験したketoraaaです。私がうつ病の治療で出会って感動した、肩の力が抜け、足りているものに満足し、小さなことを楽しむ、しなやかで強い心を持った自分に近づくための小さな工夫をご紹介します!【毎週末更新】

【働き方】「余裕ができたら休もう」では休めません

こんにちは!

ketoraaaです。

忙しかった頃、私が有給休暇を使ったのは年間2日だけでした。

そのくらいの休み方でも何ら問題なく、会社員人生を定年まで完走できる人も、会社にはいます。

ただ、20代と同じ食生活を続けていれば、多くの人が自然と肥満に悩むようになるように、若い頃の驚異的な回復力を基準に同じ働き方を続けていれば、知らぬ間に限界を迎えてしまうことがあります。

その前に、個人個人の身体の変化のスピードに合わせて、習慣も変えて持続可能なスタイルを身に付けることで、限界の一線を越えることを防ぎ、その時その時の身体の最適なパフォーマンスを継続的に発揮することができるのです。

持続可能な習慣として必要不可欠なのは、休養です。

どれだけ栄養のつくものを食べようと、体力をつけようと、効率的に働こうと、気分転換をしようと、休まなければ続けることはできません。

もちろん、別の種類の仕事で休息するというタイプの人もいるように、休養の形は様々で、正解はありません。

少なくともいえることは、以前の私のようになんとなく有給休暇が取りづらく、それどころか休日も出勤するようなスタイルでは、バイオリオズムの波を整える余裕がなく、自律神経を使いすぎて何らかの身体症状が出てくるのは時間の問題だということです。

身体症状が現れる頃は、身体が悲鳴を上げている訳ですから、既に限界の境界です。

境界ギリギリで踏ん張る人も多いのですが、一度その境界を越えてしまうと、沖に流された小舟がそう簡単に陸に上がってくることがないように、寝たり食べたりという生活を取り戻すだけでも長い時間がかかります。

大事なことなので何度も書きますが、休むことは、食べること、寝ること、おしっこをすること、うんちをすることと同じくらい、生活の基本の要素です。

これらをないがしろにすると、おしっこを我慢し続ければ膀胱炎になるように、生活に支障をきたす反動を招きかねません。

「まだ頑張れる」は、せっかく鳴っている警報を切ることと同じです。

生活のもとをおろそかにした反動は、バイオリズムが大きく振り切れ、仕事のパフォーマンスの低下というレベルではありません。

それであれば、一時的に仕事のパフォーマンスを多少低下させたとしても、休みをとることで、眠れる、食べられる、電車に乗れるという、最低限の生活が送れるレベルにバイオリズムの波を留めておいた方が、長い目で見ればよいパフォーマンスを発揮できます。

とはいっても、私自身は、休むことに罪悪感を持って、なかなか休めずにいました。

いまでも、有給休暇を使う時は多少後ろめたさを感じます(制度で決められた権利を使っているだけで、なぜ後ろめたさを感じるのでしょうか?)。

さらに、なかなか休みを取れない場合、息つく間もないほど仕事があることがほとんどですから、その間に休みをねじ込むのは大変です。

結局、「仕事に余裕が出来たら休もう」という休み方だと、仕事に余裕はできませんから、いつまでも休めません。

私が、自分の経験から後輩に、「休みの予定は入れた?」と聞いても、「ひと段落したら休もうと思います」と返されることがほとんどです。

先に書いたように、組織という場所では、休まず真面目に仕事をする人に、ますます仕事が集中します。それでも仕事のスケジュールを優先していると、「ひと段落」は身体が限界を超えた時にしか訪れません。

そこで、仕事を優先しないで、まず休みの予定を入れて、そこにむけて仕事を段取りしていく方法をとりましょう。

休みを入れることで一度自分の仕事の上限の値を決めてしまい、その上限の値から各案件に配分することで、案件ごとの仕事の質の調整をしていくのです。

そうでなければ、仕事の質はモンスター社員を基準に、テレビの高画質化のようにどこまでも品質を追求するようになり、自分のパイの限界を超えて、仕事量が拡大していくことになってしまいます。

そのスパイラルに終わりがありません。

「それでは仕事が回らない」「周りから非難される」という恐れがあるかもしれません。

それは推測ですから、認知療法の章で見たように、まず行動で測ってみましょう。行動に失敗はないのです。

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それで何か仕事上問題が起きれば、リアルタイムで起きたことに対処していけばよいのです。

関連記事:うつ病の最終的な再発予防は何か - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

前回お話しした自分のエネルギーのように、仕事の配分も、健康も、全体量を有限なものとして扱うと、扱い方が変わってきます。

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