こんにちは。ぐっちです。
本心から行動し、素の自分を取り戻しつつも、以前と同じ会社の同じ部署で、同じ仕事をしています。
ここがどういうところかは、これまでも書いてきました。
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こういう組織では、内部のコミュニケーションコストにばかり社員のエネルギーが奪われます。
それは、何も産まないし、誰もハッピーにしない。
でも、そこにばかりフォーカスしています。
奪っている当人たちは大得意です。
他人の誤りを指摘することを生きがいにしています。
誤りを指摘している自分は「正しい」と思っているから。
誤りを指摘している自分も、同じ世界にいることに気づいていない。
「同じ土俵」というやつです。
そういう場所に、いるんです。まだ。
復職してからしばらく大人しかったモンスターたちが、活発に活動をはじめました。
主役は、50代男性の専門職のTK係長。
わたしの係の50代女性のTTさんの宿敵です。
以前の記事の「縦割りが生んだバケモノ社員」「黒ひげ危機一髪型社員」というのはこのTK係長の話です。
この二人、何かと言うといがみ合っています。
TK係長は、以前書いたとおり、
口だけ出して何もしない。
マウンティングですぐキレる。
話がころころ変わる。
締切を守らない。
他人の仕事に口出しするが、自分の仕事に口出しさせない。
口出しが基本的外れ。
どうでもいい話を大問題化。
自分たちのミスは棚上げして人の揚げ足を取る。
という人。
ただ、自分のルールを守ることに関しては、爆発的な力を発揮します。
TTさんもブログに登場してます。
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この方はこの記事のとおり、
すべての事に口出ししないと気がすまない。
組織的に決められたことではなくて、好き嫌いで動く。
苦手なことはできない理由を探して後回し。
他人に口出ししすぎて、自分の仕事が後回しで残業。
という人。
ただ、まっすぐで情に熱い人です。
この二人。とにかく合いません。
TTさんはこの部署の建物管理の担当なのですが、その分野は苦手で後回しにしがち。
一方でTK係長は潔癖気味で、委託業者がやる掃除や、執務室の環境(湿度など)が気になって仕方ない。
シンクが少し汚れていることに対して、「社員が変な感染症になったら、どう責任を取るんだ!」と恫喝してきたときは、あきれて物も言えませんでした。
そういう人なので、TTさんの仕事が許せない。
しかし、TTさんは面と向かって対抗してくるので、めんどくさいことになるから直接は主張できない。
それで、あの手この手で建物の清掃を改善しようと、試みてきます。
管理職は、のらりくらりと事なかれ主義。
やる気もないし、やらない気もない。
自分がいなくなるまで何も起きなければそれでいい。
そこで、職員の安全や衛生の担当であるわたしと、わたしの係長がやり玉にあがるわけです。
このディズニーランドだと、管理職を動かさないとゲームは進まないんです。
もう30年以上このルールでやってても、それを認めたくなくて、なんの権限もない人間に怒りをぶつけてるだけです。
今日も、火を噴きました。
TK係長の部署の作業場に、以前から定期的に行っている見回りに何人かで行きました。
作業場に危険箇所がないかなどを、複数の眼で早期に発見する目的です。
すると、TK係長。
自分たちはプロだ。何も知らない素人にチェックされても、腹が立つだけだ。
口出ししないでくれ。
こんなことに手をわずらわせたくない。
清掃など、もっと他にチェックすべきところがある。
それをやっていないのに、自分たちの作業場だけチェックされるのはおかしい。
これまでも何度も申し入れしてきたが、無視されている。
社員みんなが、清掃や執務室の環境に怒っている。
社員がインフルエンザになったら、建物管理の担当である、おたくの係の責任だ。
文字にすると落ち着いて見えますが、怒鳴ってます。笑
TTさんに言えないので、こうしてパフォーマンスしているわけです。
こういうアピールで組織が動くと信じ切っているあたり、昭和の労働組合のようですね。
「不安」や「恐怖」で人を動かそうとしている。
実際この方は組合系の人です。
「インフルエンザにかかるのが誰かの仕事の責任」というのは、実に斬新な発想。
「みんなが〜」というのもTK係長の一派の3〜4人のことだというのは分かっています。
いや、テレビゲームをねだる小学生ですか。笑
この方たちに言わせれば、「自分たちの健康は誰かの責任」。
自分たちは文句だけいっていればいい。
セクションが違うから。
これが、縦割り。
JAPANESE TATEWARI !!
セクションが違えば、何を言っても、どう言っても許される。
骨折していることが分かっているのに、「病院に行け」と誰かに言われないと行かないとだだをこねるように、わたしには思えます。
自分は、病院に行くかどうかを判断するセクションじゃない・・・。
こういう職場なんでねぇ、若手が腐るのが早い早い。
去年の4月に入ってきた新人も、もうすっかり目が死んでます・・・。
それはそれとして、「本心からの行動」をはじめて、わたしの立つ世界の霞が晴れてくると、TK係長とも、TTさんとも、わたしは遠くにいることが分かってきました。
だから、TK係長の咆哮が、遠くから聞こえます。
直接、わたしのカラダを傷つけることはできません。
なにしろ、TK係長が怒鳴っているのは、お掃除や執務室の湿度です。
もう一度書きますが、お掃除や執務室の湿度です。
もちろん、 働く環境の快適さに関しては、わたしも一言あります。
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でもこれは、わたしが考える快適さとは違います。
掃除は自分でやれるし、湿度はマスクをすればいい話。
そもそも、他人を怒鳴る問題ではない。
自分が気になったことだけを、自分にいいように言っているだけで、説得力も大局観も共感もない。
怒鳴られるたびに、むしろ気持ちは離れていきます。
一緒にどなられたわたしの係長も、相当ご立腹。
ここでわたしが全力を発揮して、TK係長の言う問題の解決に当たったとして、その結果は、会社のシンクがきれいになって、部屋の湿度が高くなるだけ。笑
そこに、エネルギーをフォーカスしません。
それは、はっきりと断言できます。
ますます、自分がエネルギーを向けたいのはそこじゃないという思いが強くなったのでした。