ぼくは、シータヒーリングのセッションをきっかけに、3か月間、本心をベースにした行動をしてみて本来の自分が引き出されてきました。
実は、この「3か月」には根拠があるんです。
ある研究結果で、新しい習慣作りにかかる日数は平均66日だったそうです。
つまり、1か月単位で見ると、少なくとも3か月は必要ってこと。
ダイエット、勉強、早寝・・・
世間では数々の継続失敗談が語られる・・・
「三日坊主」
「継続は力なり」
という、習慣をテーマにした言葉は、大昔からある。
なんで習慣化ってこんなに大変なの?
答えは、脳の働き。
ぼくたちの人生を振り回すほどのスーパーパワーを持った感情「不安」の正体と同じで、生物としての人間に立ち返ると、答えが見えてきます。
関連記事:【自律神経】命を守る力「不安」 - ナチュラルなイキカタ
習慣を司っているのは、脳の中心部にある大脳基底核です。
この脳は、大きな変化を嫌がる特徴があります。
これまでと変わったことが起きると、身の危険が迫っているサインかもしれないと脳が認識するから。
人間は生物的に変化を嫌うってこと!
だから、この脳が抵抗しないくらいの「小さな行動目標」にして、新しい行動を受け入れさせることが習慣化のカギになるの!
まさに行動療法ですよ!
武田双雲さんは、1.01理論って言ってる。
いきなり10とか20じゃなくて、1.01だけの変化。
脳科学的にも、その方がやりやすい。
さらに、「習慣」が新しい物事を続けるのに影響する割合は、7割を超えて、「意思の力」は3割にも満たないということも分かっています。
要するに、「自分を変えるぞ」と強く願っても願っても、行動を超えることの半分以下の力しかない。
さらにこれが30歳を超えると、8割くらいは習慣で行動しているそうです。
ということは、
小さな行動を3か月積み重ねる
↓
習慣が変わる
↓
自分が変わる
というのが、実現の方程式っぽい。
これも、大昔の人はわかっていて、
「JUST DO IT」
「やっちゃえ日産」
という格言も残ってる。
・・・え?
大昔の格言じゃない??
あ、「案ずるより産むが易し」ですね。
これ、馴染みのある目標の立て方と逆ですよね。
よくやるのは、
大きな目標を立てる(10キロ減量!毎日3時間勉強!とか)
↓
目標に向けて、毎日に必要な行動を決める
↓
実際に行動する
でない?
これでいくと、大脳基底核が身の危険が迫っていると認識して、これまでの行動を続けようとする圧力がすごいはず。笑
これが、Tさんの言う「元カレ・元カノメール」というヤツや。
関連記事:Awakener Project「元カノからのメール」 - ナチュラルなイキカタ
これまでと同じパターンを繰り返しますか?
自分を変えたいですか?
あなたの0.01は何ですか?
あ、ぼくの主治医で、不安症・強迫症治療の第一人者の原井宏明先生が、クリニック開業1周年で2月8日に講演会やるみたいなので、詳細分かったらブログでも紹介します!
ぐつち