沖縄では、旧盆の時期になると、
エイサーが町を練り歩きます。
ウンケー、ナカビ、ウークイ。
地域ごとに音も踊りも違っていて、
同じエイサーでも、まったく表情が違います。
その熱気の中にいると、
身体の奥が揺さぶられるような感覚がありました。
「お前は全力で生きているか」と、
内側から問いかけられているようでした。
沖縄に移住してきて、
こういう瞬間に出会えること自体が、
自分にとっては大きな意味を持っています。
ちょうどその頃、
関わっている組織に、
新しいメンバーが加わりました。
経験も視点もあり、
動きも早い。
その存在によって、
チームの空気が一段変わったと感じています。
組織としても、
少しずつ自律して動ける状態に
近づいてきている実感があります。
ただ、
すべてが同じ速度で変わるわけではありません。
一人だけ、
以前のままの動き方を続けている存在がいました。
思いつきで動き、
自分が前に出ることを優先し、
現場との距離が広がっていく。
一方で、
対話の大切さを語りながら、
実際の話し合いは避けている。
悪意があるわけではない。
ただ、
組織が変わる局面で、
役割が噛み合わなくなっている。
そう感じました。
小さな組織では、
一人のズレが、
そのまま全体の負荷になります。
チームのリソースが、
そのフォローに取られ続ける状態は、
長くは持たない。
そう考えて、
誰かを排除する、という発想ではなく、
チームとしてどうあるべきか、
という視点で整理を進めています。
敵を作らない。
感情で切らない。
あくまで、
より良い状態を目指す。
そのスタンスだけは、
崩さないようにしています。
ただ、
組織には、
論理だけでは動かない層があります。
価値観、
文化、
無意識のバイアス。
それらが絡むと、
話は一気に複雑になります。
ここで強く感じているのは、
人を変えようとすることよりも、
構造を整えることのほうが大切だということです。
誰かを説得し続けると、
エネルギーは消耗していきます。
それよりも、
動ける人が動ける前提を整え、
チームとして機能する形をつくる。
そうすることで、
自然と残るものと、
離れていくものが分かれていく。
そんな気がしています。
最終的にどうなるかは、
正直、分かりません。
ただ、
居心地のよいチームを目指して
行動してきた結果、
いま、ここに立っているだけです。
相手がどうか、ではなく、
自分はどう在るか。
明るく、
行動を続ける。
それだけは、
この先も変わらないと思っています。