入社から9ヶ月が経ちました。
管理職に反発して一時期は連帯していた若手グループがありましたが、
その関係はほどなく瓦解し、
その中の一人が2月で退職することになりました。
3月いっぱいは有給消化になるそうです。
有給が増えた1月以降、
本人はスタッフや関係事業者に退職の話をして回っていました。
こちらとしては、
業務の引き継ぎと外部との関係が滞りなく進むかどうか、
その一点が気がかりでした。
以前、都庁で一緒に働いた再雇用の職員のことを思い出します。
個人の事情がどうであれ、
外部から見れば、求められるのは
その後も業務が滞らずに進むかどうかだけです。
仕事は個人と結びついているわけではなく、
引き継ぎさえ成立すれば組織としては回ります。
このケースでも、
ほぼ新しい事業を始めるための研修期間が続き、
実働はおよそ5ヶ月でした。
組織としては、
投下したリソースを回収できないままの退職になりました。
職場での言動について、
注意が必要な場面が複数ありました。
組織として対応できる範囲は明確で、
それ以上に踏み込んで
本人を変えようとはしませんでした。
途中からは、
最低限の業務上の対応にとどめる判断をしています。
対外的には大きな話をする場面もありましたが、
結果として、
この職場では長期的な関係構築には至りませんでした。
個人の資質を断定するつもりはありませんが、
この環境とは噛み合わなかった、
というのが事実です。
経営資源をどこに投入するか、
という視点で考えれば、
誰かを変えようとするよりも、
向いている人を迎える方が合理的です。
組織についても同じで、
無理に作り替えようとするより、
新しい枠組みをつくる方が
早い場合があります。
これは自分自身にも当てはまります。
ある分野で限界を感じたら、
深い意味づけをせずに次へ進む。
身体を軽く保つことが大事だと、
あらためて感じています。
この出来事で強く残ったのは、
「ヘルシーな悩み」の重要さです。
外部に原因を求め続けると、
立ち止まることができません。
自分自身を振り返る余白があるかどうかで、
選択は大きく変わります。
自分の信念を操作せず、
過度に介入もしない。
その姿勢を保ったまま、
状況は勝手に動いていきました。
すべては学びとして、
淡々と受け取っています。