前回からの続きです。
前回記事:Awakener Project「宇宙の7層構造の真実」 - ナチュラルなイキカタ
自分の幼少期を思い出して、父と母に気兼ねなく本音が言えたか?
何かをしてお小遣いをもらったり褒められたりしたとして、それはお小遣いをもらわなかったり褒められることがなくてもやりたかったかどうか?
結論から言うと、ぼくは本音が言えませんでした。
空気を読み、完璧主義の兄の機嫌を損なわないように、自覚のない「べき思考」の強い母や、他人の目を極端に気にする父と祖母の間で、家族のバランスをとることにエネルギーを注いでいました。
36年間いつも違和感を抱いて、「自分の居場所はここではない」という意識が常にありました。
逆に言えば、ここじゃないことはわかっていた。この「自分の違和感」は信じられていました。
Tさんは、それを大事にしてほしいと言います。
何かが違う時は、カラダに力が入っています。
その、カラダか心の違和感をキャッチする。
カラダからでも心からでも、まずゆるんで、そこから根本へ向かいます。
根本は、「メタ認知」から観ることで知ることができます。
認知療法でも使う手法ですね。
例えば、今の状態を「他人から観たらどうか?」「神様から観たら?」「宇宙から観たら?」「武田双雲さんから観たら?」
どう観えるか?
メタ認知を使うことで、当時の自分の感情(違和感)も、今の自分の感情も、無条件の愛を持って幸せに生きるためのギフトにすることができるのだそうです。
この技術を、順番に箇条書きにするとこうなります。
①感情は、まず感じきって、その状態を観察する(紙に書き出すなど)。
②しばらくしたら、必ずメラメラと燃えていた感情の火は弱まる。
③感情からの学び、得たものをメタ認知でとらえる。
④その感情の学びが腑に落ちたら、その感情の表現方法を手放せる。
例えば、「不安」を呼び起こさなくても、すでにその方法は学び終わり、自分なりの解決策があることを思い出す。
⑤本当はどうしたいのか自己対話する。
本音が言えないのであれば、本音が言えている感じをダウンロードする。感覚を取り込んでいく(イメージトレーニング)。
⑥本音に蓋をした「クローズドな自分」が初期設定となっていて息苦しかったのが、本音を表現できる「オープンな自分」の初期設定に変わりだす。回数を重ねて慣れる。
⑦「クローズドな自分」が初期設定だったので、自分の理解者に感動していたのが、自分自身が「理解する側」「与える側」になり、理解されたい人が集まってきて、今度はバトンを渡す側になって、つながっていく。
これがAwakener Projectだそうです。
目覚めさせる人育成プロジェクト。
分かりましたでしょうかw??
ちょっと抽象的でとっつきにくいですよね。
ここは、ぼくを題材にして具体的に観ていきましょう。
幼少期に本音を言えなかったぼくがとった表現方法は「拗ねる」でした。
とにかく自分の望みどおりいかないと、気持ちが伝わらないと、拗ねていた気がします。
この拗ねる自分も、本音を言えない自分も、空気を読む自分も、他人の目をうかがう自分も、当時は嫌で嫌で仕方がありませんでした。
変わりたくて仕方なかったです。
では、この自分を「メタ認知」で観ると。
「拗ねる」という選択をしたのはなぜか?
この表現方法を選択したことで得たものは?
ネガポジ変換で、「拗ねる」のとらえ方を変えてみましょう。
拗ねる、空気を読む、他人の目をうかがう、本音を言わない、をポジティブにとらえると、相手ファースト、家族や相手を傷つけない「思いやり」「優しさ」です。
ぼくは、「拗ねる」という表現を選択することで、「思いやり」「優しさ」を学んでいたのです!
これは、今のぼくの長所と言える部分です。
「女性性がとても強い」と言われるのもこのためです。
でも、これはネガティブなことではありません。
女性性が強いからこそ、男性性を育てればエネルギー全体が大きくなる。
先に男性性が強くなりすぎると、攻撃的・支配的になるそうです。
ぼくは今も全然そうなりたいと思いません。
思いやりや優しさがない大人が、今からそれを学ぶのは極めて困難です。
ということは、この学びは絶対に必要だった過程ですよね。
つまり、拗ねるという選択をした自分は、その時の自分にとってはベストな選択をしていた!!!
当時の感情や選択になんら否定的なことなく、ちゃんと今につながっている。
この学び、つながりを受け入れるかどうかが、本当の意味で自分の感情を消化し、腑に落とし、新しいエネルギーで今後に進める(変わる)かどうかにつながってきます。
要するに、「拗ねる」という表現は、「思いやり」を得るための「成功体験」だったのです。
成功体験ですから、これに気づかないと、潜在意識で学びの成功体験を繰り返そうとします。
気づくことで、「もう学んだよね」「もう繰り返さなくていいよね」とはじめてこれまでのやり方を変えていけるのです。
ぼくのように、感情の炎が弱まらずに、むしろ自ら焚火をくべ続け炎を強くする場合、こうした感情のしこり、大きな種を記憶の奥底に残していことが多いそうです。
ここを解消しないと、そこがグラウンディング(エネルギー源)となって、ネガティブな感情を燃やし続けます。
ぼくの例で見たように、この大きな種を残したのは、「学び」「美徳」「知恵」というメリット・成功体験だったからです。
意外ですね!!
あれほど否定してきた自分が、実は成功体験だったとはΣ(・ω・ノ)ノ!
意志が弱いのでも、行動力がないのでもなく、それは潜在意識では成功体験だったから!!
「これを繰り返さなくていいよ」というのがヒーリングで、ヒーリングはここまでだそうです。
さらに一歩進んで、この過去から現在までの自分のつながりを、メタ認知でとらえると、全て自然に起きていることだと分かります。全てに意味がある。
全て自然に起きているのだから、オープンな自分でいることには、実は根源的な安心感がある。
それが、「無条件の愛」
出来事、現象、他人、環境、条件には一切左右されない、宇宙のつながりの法則への信頼感。
そして、大きな種が解消すれば、グラウンディング(エネルギー源)が変化し、新しいエネルギーの振動がだだ漏れて、勝手に伝わっていきます。
この気付き、体感、視点の変化、大きな種の消化のバトンを繋いでいくのが、Awakener Project。
ぼくのこの日のセッションのキーワードは「セルフレボリューション」でした。
ヒーリングのその先へ、「本当にやりたいことに自分が動く」だけ。
自分が納得いくところを大切にして。
妥協するとそのエネルギーが乗るから。
頭で理解することはもう十分すぎるから、直感・体感を大事に行動を積み重ねていく。
メソッドを作ってから動くのではなく、力を抜いて気持ちよく生きていれば、それが勝手にメソッド化していくし、その方が体感をベースにしたぼくの望むメソッドです。
言葉や知識は大切ですが、直感・体感を解明するツールに過ぎません。
体感があってはじめて、「腑に落ちる」につながります。
言葉や知識しかないと、ツールが目的化していって、些細な違いで争うように。
腑に落ちた力の抜けた気持ち良いものは、自然と続く。
苦しんで続けていないから。
そして、自然と回数を重ねる。
気づいたら成長しちゃってるw
Tさんは、ぼくはこの視点の変化を、体感で伝えていくことになると思うと言っていました。
ぼく自身も、自分に最も必要で、これからも大切にしていきたいのは、体感だと思っています。
そのためにも、自分のリクエストに応えて、男性性を育てていく。
実は、変化の時期には、同じことを言う人が周りにたくさん現れ、布陣をしくのだそうです。
これは守護霊が変わったサインだとか。
ぼくの場合、今思えば、Tさん、武田双雲先生、SandySPAの山口ユースケさん、精神科のH先生、ボディフィールドの鹿嶋ひろみさん、コールドプレスジュース屋さんのオーナータカミさん、脱毛サロンのオーナーSさん、沖縄のタラソテラピーサロンのオーナー、みなさん同じことを別の言葉、別のアプローチでおしゃっていました。
もうここまでくると、魂的には変化することは決まっていることなので、あとは自分がいつ行動するか、だけだそうですw
Tさんは、その時を楽しみにしているとw
嫌で嫌で会社を辞めるのではなく、もうやりたいことがガマンできずにウズウズして会社を辞めるw
いいですよね、その感じ!
これだったら、その後のエネルギーの乗り方が全然違います。
行動のエネルギー源が違いますから。
さあ、ワクワクする方へ行こう(๑>◡<๑)!!
Let's go to exciting !!
ぐっち