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長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

寝つけない。不眠。もしかして。

こんにちは。ketoraaaです。

日中眠い割りに、夜になると目が冴えて寝つけず、翌日ダルい、という連鎖にハマってます。

睡眠薬はルネスタ2ミリを飲んでいます。

しかし、それを上回る目のさえっぷり。

昨日は、念のためハーブティーを飲みませんでしたが、まったく変わらなかったので、ハーブティーが原因ではなさそうです。

関連記事:自律神経を整えるというMENTハーブティーを試してみます。 - ナチュラルなイキカタ

とすると、それ以外に変えた習慣は・・・。

ひとつあります。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬のジアゼパムを断薬したことです。

もともと、頓服用に処方されていたものですし、実家に戻って強い神経的な刺激を受けることもなくなり、抗うつ薬レクサプロで日中もあくびばかりしているので、もう意味はないかなと思って飲むのを止めました。

それまでは、ジアゼパム2ミリを朝昼晩と、一日6ミリ飲んでいました。

もちろん、不眠には、起床時間、日中の昼寝・活動不足の影響もあるとは思いますが、なんとなく、目の冴え方に非自然的なものを感じます。

1時間本を読んで、眠くなったかなと思って電気を消すも30分くらいゴロゴロして、一旦諦めて、温かい飲み物を飲んで、30分くらいテレビを見て、1時間くらい読書して、電気を消して1時間くらいゴロゴロして入眠。という感じです。

日中の眠気はなんなんだ!!と叫びたくなります。

となると、ひとつ可能性として考えられるのはベンゾジアゼピン離脱症状です。

ジアゼパムは離脱症状が起きにくいとは言われているようですが・・・体質によるのでわたし自身が試さないと分かりません。

そもそも、ベンゾジアゼピンって何?という方もいらっしゃるかと思いますので、日経メディカル処方薬事典から引用します。

脳内のベンゾジアゼピン(BZD)受容体などが抗不安、催眠・鎮静などに関与する。BZD受容体が刺激を受けると脳の興奮が抑えられ抗不安作用などがあらわれる。本剤はBZD受容体に結合しこの受容体を刺激する作用をあらわす。

以前は、より昔の類似作用の薬と比較して安心安全と多剤処方が当たり前だったというベンゾジアゼピン系薬でも、近年は長期多剤処方による弊害について、強く注意喚起されるようになってきています。

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上の資料は、千葉大学のものです。

資料:http://www.ho.chiba-u.ac.jp/pharmacy/No16_sotsugo1_0421.pdf

ご覧のとおり、睡眠障害も代表的な離脱症状の一つです。

わたしはこれまでも、結構ベンゾジアゼピン系薬に振り回されてきたので、この薬は、患者側としては扱いが相当難しい薬だと思ってます。

関連記事:【睡眠】自分に合わせた減薬で、睡眠薬が断薬できた!コンディションも快調。 - ナチュラルなイキカタ

関連記事:コンディション低下?ベンゾジアゼピンの作用?不眠。手汗。頻尿。神経過敏。 - ナチュラルなイキカタ

少なくとも、医者からなんの説明もなく、漫然と飲み続けることは、わたし個人としては、おすすめしません。

短期的なメリットがあるのは確かですが、長期的にはその弊害の方が大きいと言ってもいいと思います。

多剤長期処方の場合、離脱症状が年単位で発現する場合もあるようです。

現時点では、30日以内の処方とするのが一つのボーダーのようです。

でも、大抵はずーっと同じ薬を処方されてますよね?

今回、わたしはジアゼパムを約3ヶ月飲んでいました。

早い場合は、飲んだ薬の効果が切れ始めると離脱症状が起きる場合もあると言いますので、今回の不眠も可能性は大きいですね。

ハルシオンは5年でしたが(・_・;

そういう意味では、もしかしてまだハルシオンの離脱症状の最中だったりして。

ただ、何度も言うように、体質は人それぞれですから、抗うつ薬にしろベンゾジアゼピン系薬にしろ、なんの離脱症状もなく止められているという人もいるようです。

だからこそ、ご自身の体調の変化をきちんと主治医に伝えて、自分の体質に合ったペースで調節していくことが大切になるかと思います。

わたしの場合は、かかりつけ薬剤師に相談することが多いですが、それでもいいと思います。

医者も聖人や完璧人間ではないですから。

ただ、その患者の体調の変化や不安をまともに取り合わず、薬の増量でごまかすような医者の場合、セカンドオピニオンもありではないでしょうか。

それにしても、減薬や断薬まで見据えて処方薬の意味を説明してくれるお医者さんって、少ないですよね。

というか、いますか???そういうお医者さん。

精神疾患の患者はただでさえまいっているので、医者を全面的に信用した治療になりがちです。

反発するエネルギーもないし、にわか知識で不安を煽って心気症になるのも嫌だし。

よって、たまたま入った精神科がハズレだった場合、酷い目にあいます。

ウィキペディアにすら、

たいていの患者は医師からの助言や中止のための支援はわずかである。

と書いてあるくらいです。どこかのボクシング連盟の会長が辞めるか辞めないかよりも、はるかに切実な問題だと思うのですが。

なんとかならんもんでしょうか。

とりあえず、断薬はいったんあきらめて、一日3ミリくらいの減薬で様子をみてみます。