ナチュラルなイキカタ

うつ病生活7年目の36歳サラリーマン。多くの人にナチュラルな生き方の心地よさを知ってほしい。精神科の薬の断薬・減薬、認知行動療法からスピリチュアルまで小さな行動の積み重ねをトライ中。つらい思いで苦しむ人の心が少しでも軽くなるように体験をシェア。ゆるりと更新中。

ある日突然、電話のベルが耐えられなくなる

こんにちは!

ketoraaaです。

前回は、やり甲斐をもとめて、東日本大震災の被災地の部署に異動し、色々なアイデアを試したところまでお話ししました。

異動から7か月、東北が寒くなり始めるころまでは、そんな感じで充実して過ごしていたと思います。

現地社員との信頼関係も築け、仕事上色々と声をかけてもらえることも多くなりました。

ですが、そのあたりから、私のところに入ってくる情報を、段々とさばききれなくなってきました。

イライラすることが多くなり、目の前で話している人との会話の内容も、勧められて読んだ本の内容もあまり頭に入ってこなくなりました。

進まない事業、終わらない会議、かみ合わない打合せ、連日の苦情電話、専門性の高い業務、1年という焦り。

タバコの本数は増え、頭が発熱し、眠るためのアイス枕は必需品でした。

何よりも、どんな大きさの案件でもテンポよく進まず、自分にはたいして重要と思えないことでしょっちゅうつまずき、その度にバタバタと大きな労力を費やして、その場しのぎの火消しに追われることに、「根本的には何も変わらない。もっとうまいやり方があるはずだ」と強い不満を感じていました。

一方で、「豆腐にかすがい」のように私の意見や提案に手応えがない状況に、「自分が単に面倒なやつで、私のやろうとしていることは、ただの余計なおせっかいなのだろうか」という自分の仕事の進め方への疑問も抱くようになりました。

そんななかむかえた、平成24年11月中旬の休日。

東北の冬の入口は、東京の真冬並みであることを知らず、薄着で観光をして身体が冷え切ってしまいました。

それが原因なのか、その日は寒くてほとんど眠れず、「風邪を引いてしまうかもしれない」と思いました。

その翌日、普段通りに出勤して部屋に入るなり、ただの電話のベルに、窓ガラスを金属でこすったときのような苦痛を感じました。

耳で聴いているというよりも心に直接突き刺さっているという感じです。

電話のベルは絶え間なく鳴り響くので、とても職場にいられません。

「これは風邪ではない。普通の状態ではないな」と思いました。これが、いまも続くうつ病との付き合いの始まりです。

とても仕事にならないので、その日の午後にはじめて精神科に行きました。

つづきます。

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