私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

大企業で働くことに翻弄されて消耗し、うつ病で2回の休職と復職を経験したketoraaaです。私がうつ病の治療で出会って感動した、肩の力が抜け、足りているものに満足し、小さなことを楽しむ、しなやかで強い心を持った自分に近づくための小さな工夫をご紹介します!【毎週末更新】

コンディション回復に1ヶ月以上はかかる心づもりをして、今週の目標をたてる

こんにちは!

ketoraaaです。

三連休は、できるだけ悩みと一線を引くことを心がけました。

主治医のアドバイスは後で詳しく書きます。

まだ、気分的にはほとんど変化はありません。

体調も記録している日記を見返したら、去年の大きな下降圧力としては、ドッグラン事件がありました。

関連記事:当たり屋のような予期せぬトラブルに見舞われた時は - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

去年の6月下旬の話です。

この時は、コンディションが平準化するまで、1ヶ月くらいかかってました。

今回は、当たり屋みたいな事件じゃなくて、日常の大きな環境変化の話ですから、コンディションが平準化していくのは3ヶ月くらいかな、と頭の片隅に起きました。

なんでそういうことをするかというと、自分がダメだと、意味のない内省を繰り返さないためです。

自己否定、自己嫌悪は、ほんとうに自分を傷つける以外、何も起こしません、でした。過去36年間。

自己否定の代わりに、いまのコンディションを客観的にみて、目標を決めます。

だから、今週の目標は、「職場にいく」それだけ。

「仕事をする」ではないのがポイントですよ。

「仕事をする」では、ハードルの高さがあいまいで、物理的な境界がみえません。

そういうものに、わたしは消耗します。

だから、「職場にいく」それだけ。

いったら目標達成。物理的な境界が明確な気がしませんか?

まあ、いったらいったで、「アイツやる気ないな」と思われるくらいのことはできるでしょう。精神安定剤コンスタンの力も借りながら。

他は一切ゼロ。

送りバントの日々よ、こんにちは。

関連記事:長い人生には、送りバントのような日々もある - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

まず一日、電車に乗って職場まで歩く。

それで終了。

小さな小さなスモールステップ。

でも、わたしはそれが意味があると、体験してきました。

 

わたしのからだもこころも、無理したねぇ。がんばったねぇ。ありがとう。もうしばらく無理しなくていいよ。ただ、生きていてくれれば十分だよ。

 

職場で涙。連休は、群馬の実家で休むことにしました

こんにちは!

ketoraaaです。

抗うつ薬中断症状あたりから始まった気分の下降が、引越しというライフイベントでピークを迎えました。

関連記事:緊急事態!精神安定剤が効かない!?ダルい、眠い、面倒、イライラ、不安・・・ついにストレスサイン発現! - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

・・・かに見えました。

しかし、こういうときは続くし重なりますねー(T_T)

今後ブログに書けるかどうか分かりませんが、私生活で大きな摩擦を抱えることになり、わたしの精神は張りさける寸前のパンパンの風船のようです。

精神安定剤コンスタンを飲んで、なんとか仕事に行くだけは行きました。

午後になって、ふと思いました。

復職してからここまでのストレスがあっただろうか?

自分はどのくらいの期間でそれを乗り切っただろうか、

と、過去の手帳を机の奥から取り出して見ました。

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関連記事:自分の観察日記をつけよう - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

その様子を見たとなりの同僚が、

「わたし自分の手帳見返すの嫌なんだよね~。全然何書いてあるかわからなくてさ・・・」

と気さくに話しかけてきました、

わたしはつい、

「わたしはこの手帳に、日々の体調を記録してるんですよ。ここに書いてあるのはみんなそのメモです。体調の落ち込みがあっても、どのくらいで終わったかが後から分かりますから。病気と戦うためには、ほんとうにこういう些細なことを続けることしかないんです・・・」

と言葉につまり、職場の自分の席にも関わらず、涙が止まらなくなってしまいました。

わたしは一生懸命病気と向き合ってきたけど、それでもこうして押し戻される。

できないことが、周りに負担をかける。

そして大切な人の気持ちも、わたしから離れて行く。

孤独になっていく。

さまざまなごちゃごちゃとした思いが吹き出してきました。

係長と同僚は、休んできなよと言ってくれ、席を外し、気持ちが落ち着くのを待ち、リンゴジュースを一杯ゆっくりと飲んで、席に戻りました。

今日はなんとかそのまま時間まで仕事をしました。

どう考えても、わたしの精神は追い詰められてます。

頭の中が私生活の摩擦やら仕事やらでグルグルグルグル。

疲労がアクセルになります。

でもわたしは、またうつ病で休職するかもしれなくても、行動で向き合います。

できることは多くないけど、ゼロになることは絶対に絶対にない!

明日の通院で先生に相談します。

そして、幸いなことに三連休ですから、実家に帰ってとことんアホになって休みます。

今回のことだって、

ストレスは重なるけれど、永遠に続いたことはありません。あとは登るだけ。もし望まない結果になっても、きっと長い目で見れば遅いか早いかだったと笑い話にできる。一度にまとめてきてくれてラッキー。この摩擦が、必ず心理的なクオリティを上げてくれる。

強くはないけれど、そういう発想もウソではありません。

神様お願いです。

どうかどうか、なんとか持ちこたえさせてください。

 

 

このブログを読んで、「ketoraaaはなんでも挑戦して、ものにして、自分はこうはできない」と思った方がいたとしたら

まったく安心してください。

いくら紙一枚分の工夫を地道に積み重ねたからといって、人生が右肩上がりの直線を描くことは絶対にありません。

人生は必ずプラマイゼロです。

プラスだけで終わった、という人に会ったことありますか?

全てをプラスに捉えた、という人ならいるかもしれませんが。

わたしが行った睡眠薬の断薬も抗うつ薬の断薬も、紆余曲折がありました。

それだけではありません。

わたしは、随分と恥と失敗の多い人生を送ってきました。

自分が大切にしている物への執着が強く、本が勝手に読まれたりゲームソフトのケースに傷がつけられるだけで、抑えられない怒りがこみあげて無口になってました。

自分の思い通りにならないとすぐにすねて、自分の殻にこもりました。

本で読んだかまどに憧れて、「うちにかまどがあればなー」と二階から叫び続けました。

高校も大学も馴染めず、居場所がありませんでした。

ヤンキーに目をつけられないために必死でした。

それでも、カツアゲされてなぜ戦えなかったんだと悔しくて仕方がありませんでした。

夢のために努力することが出来ず、卒業後に無為な日々を過ごし、大学の先生に江古田のファミレスで相談しながら自分のふがいなさに号泣しました。

はじめてまともに働いたヤマダ電機で、ド級のクレーマーに当たってショックで寝込みました。

その後、フリーターとして迷走した日々がありました。

東京に出なければ始まらないと上京しましたが、不安定な生活に耐えられず3ヶ月で戻りました。

株の信用取引で120万失いました。

夢をあきらめた後の就職活動でも、全力で取り組むことができず、中途半端でした。

大事なことから逃げて逃げて逃げまくりました。

いまの会社に入れたのは、奇跡と兄のアドバイスのおかげです。

考え方が合わなくなった友人と何人も疎遠になりました。

被災地に異動しましたが、当時は頭のネジを何本も外していたため、チャラくて嫌な思いをした人もいると思います。

宗教に入信しましたが、いまはまったくいっていません。

うつ病が再発し、2度休職しています。

少ない業務を割り振られ、なんとか毎日出勤することで精一杯の、

そのくらいの人間です。

いまも、ライフイベントに激しく消耗し、犬との同居や犬に対する考え方の違いに悩み、綱渡りの日々です。

今日もコンスタンを飲みながら席に座っているのがやっとです。

わたしはできれば子供が欲しいと思っていますが、いまの状態からは遠い星の出来事、SFのように感じることもあります。

それでも。

それでも。

それでも。

わたしにできることは紙一枚分の工夫を続けることです。

問題を縦に並べて、目の前のできることから50点の解決策に取り組むことです。

恥や失敗と、いま目の前のできることは、何も一切まったく関係がありませんから。

ストレスサインにリアルタイムに対処する主治医のアドバイス

こんにちは!

ketoraaaです。

大きなライフイベントを終え、反動もあってここのところ続く不調。

関連記事:緊急事態!精神安定剤が効かない!?ダルい、眠い、面倒、イライラ、不安・・・ついにストレスサイン発現! - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

まずできることから。

昨日書いたとおり、午後休暇をとって病院に行ってきました。

話の経過を聞いた主治医のM先生。

開口一番。

途中までは医療の範囲の話だけど、途中からは自分で気持ちのアクセルを踏んでいるだけで、考え方のクセの問題。

と一刀両断。

前にも言われたことです。

関連記事:【自律神経】その頭痛、めまい、ダルさ、疲れ、天気病かもしれません - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

でも、やばい方向にいっているのではないかどうかが一番の不安だったので、ちょっと安心。

続けてM先生。

前半の話の段階では、抗うつ薬を飲んだり、仕事を休んだりという段階ではないので、もう少し強い精神安定剤で日中をしのいで、奥さんの協力をお願いして、その間に身体を休める。

今週末までそれで様子を見よう。

考え方のクセについては、自己覚知、セルフモニタリングで考えや感情に気づいて、考えや感情に振り回されないことが大切。顔を見るだけでイライラするというような気分は、 振り回されているだけ。

人間は、納得のいっていないこと、不合理なことにはアクセルをふかしやすい。エネルギーも1.5倍くらい必要。

犬についての考え方に正解はないが、自分が強く望んだ状態ではなく、無理してまで自分が適応しなければならない問題とまでは言えない。それが、急に全ての中心が犬になって、不合理さを感じてアクセルをふかしたのだろう。

そこで無理して自分を変えて犬中心に適応させても、アクセル全開になって感情に振り回されるだけなので(←まさに一昨日はそういう状態でした)、誰も無理しない方法を焦らずに探していくのがよいだろう。

その点で夫婦に考え方の違いがあっても、夫婦とは、それが理想とは言わないが、少なからず軽く殺意を覚えながら過ごしているものだ。そういうものだし、それくらいでいい。毎日インスタ映えするような夫婦はいない。そういうものだと思って、理想論に固執するのではなく、正常の範囲を広く取って、関係を良好にするために、いい意味で期待値を下げておくのもコツだ。それは否定的なあきらめとは違う。相手との関係を良好にするための方法なのだから、相手との関係を良くしたいという思いが前提にある。

というアドバイスでした。

ありがとうM先生。

とりあえず精神安定剤は、ジアゼパムからうつ病初期の頃に飲んでいたコンスタンに変わりました。

まず、今週末までやることが明確になりました。それだけでも、気持ち的な負担感は全然違います。

わたしは、抗うつ薬も睡眠薬もやめても、週一回の通院だけは欠かさず続けています。2回目の休職以降だから、3年以上毎週です。

薬をもらうだけなら一ヶ月に一回で十分ですが、アクセルをふかして感情で一色になる前に、先生の医学的な視点を聞いておくには、少し大変でも1週間に一回は必要です。

わたしの場合は。

定期的な通院は、本当に大事です。

緊急事態!精神安定剤が効かない!?ダルい、眠い、面倒、イライラ、不安・・・ついにストレスサイン発現!

こんにちは!

ketoraaaです。

引越し、マンション売却と、3年半前のうつ病からの復職以来最大のイベントが終わりました。

「引越うつ」もあると言われるくらいの大きなイベントですから、ある程度の反動は想定していました。

それが、7月6日の決済完了の夜くらいから、緊張が解けたのか、ついにどっと現れてきました。ストレスサインが。

この時間差攻撃。ストレスサインならではですね。

ちなみに、円形脱毛症も、ストレス自体から2~3週間後に出てくることが多いそうです。

その時間差が、自分の回復力(レジリエンス)を超えてやりすぎてしまう要因でもあります。

気付いた時にはもう自分の力では戻らないという。

だから、常にちょっと足らないくらいにしておくのが大事です。

ただ、ライフイベントの際は、ちょっと足らないブレーキを使えないことがほとんどです。

締め切りがあったり、条件があったり、お金がかかったり、意見が噴出したり、自分のコントロール外のことがほとんどですから。

ついに私も、7月6日(金)の夜あたりから、

食欲が落ちました。

掃除も、献立を考えるのも、買い物も料理も面倒でやる気がしません。(我が家では、料理は私の分担です。)

仕事でも、今月中にやらなければならない業務も、来週の会議の準備もする気が起きません。今日もそういう気分にならない。今日も。と先送りを続けています。

身体を動かすこと自体が少し億劫です。

映画にも、カフェにも、ランチにも、散歩にも、スーパー銭湯にも行く気が起きません。

横になって本を読むことならできる、という感じです。

うーん。ちょうど引越しから3週間くらいです。

とりあえず、時間が作れた日曜日の午後は、横になって、「羊と鋼の森」を読んでいました。

「羊と鋼の森」はとても素晴らしい小説です。

昼寝もしました。

できれば、このままずっと横になっていたい・・・。

この休息で少し持ち直せば、と思いましたが、夜になってもあまり気分に変化はありません。

それが、焦りを生みます。

ソファにぬたぬたの接着剤でくっついた腰をなんとか持ち上げて、夕食の支度をしました。

こういう状態で夕食を作っていることに、腹が立って仕方がありません。

想定していたよりも大きな反動です。

精神安定剤ジアゼパムを飲んでも、効果を感じません。

やばい。ヤバイ。矢灰です。

こうしたときは、積み重ねた工夫があっても、率直に言って不安です。

先週末の通院での主治医のアドバイスも「身体を休めることを最優先に」というものでした。

一方で、身体を休めることができない引越しに伴う変化は続きます。

日曜日から、ついに犬との同居がはじまりました。

日曜日の夜、妻の実家から、犬がやってきました。

私は、月曜からなんとか一週間出勤できるエネルギーを充電させることでもうコップいっぱいでした。

感覚的には、崖っぷちです。

一方で、犬には犬のリズムがあり、個性があり、快適な環境があり、それは必ずしも、私とは一致しません。

だから、難しい。

摩擦の宝庫です。

犬は妥協点を教えてはくれません。

だから、過保護にもなりやすいし、虐待にもなりやすいと言えます。

子育てをしたことはないですが、子育てと似ているかもしれません。

いまこのタイミングでこれ以上の変化と摩擦は、かなりしんどいし、そこに挑戦するタイミングではないような気がします。

しかし、世の中は私一人のリズムに合わせて動いているわけではありません。

そして、7月9日(月)を迎えました。

朝方5時頃、新聞配達の音に犬が警戒し、吠えて起こされました。

もともとが狼から家畜を守る犬種ですから、慣れない環境に、犬の警戒心も普段以上です。

そのまま散歩に行きたいと起こしてきて、妻が散歩に行きました。

下痢だったようです。

散歩に行く準備のバタバタとした騒がしさで、落ち着いて眠れません。

何度も時計を見ます。

帰ってきて犬が暑い(雪国の犬です)、エアコンの温度をかなり下げたらしく、寒いです。

睡眠は、私の健康の大切な「核」ですから、月曜日の朝からのこれには、心底まいりました。

疲れを残したまま、週のはじまりを迎えてしまいます。

自動思考が次々と沸いてきます。

私の体調で犬との同居は無理だろう

なんで自分の体調を犠牲にして犬と同居しなければならないのか

そもそも、その時のノリで犬を飼った当事者が何で飼わないんだ

家を出て行って一人で暮らすか。群馬の実家に戻るか

体調が悪化したらどうしよう。うつ病が再発したらどうしよう

これからも毎日続くのか

家事に犬の世話に、私が休む時間がどんどん無くなっていく・・・

すべての犬の顔をみるとムカムカする

と、疲れているのでネガティブな考えがいくらでも浮かんできます。

大事なことなので改めて書きますが、自動思考は、「本心」「真実」「客観的事実」とは関係ありません。

単なる生理現象です。

それには「良い」も「悪い」もありません。

関連記事:【認知療法】ネガティブ思考を変えたいと思ってる皆さん!ネガティブ思考は生理現象で、おしっこと同じです - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

私は、生き物が好きです。

犬に限らず人間以外の生き物にも生き生きとしてほしいと願っています。

この自動思考に振り回されたら、これでは嫌いになりそうです。

犬を嫌いになるために犬を飼うのでは、本末転倒。

自動思考に振り回されないためには、疲れを癒し、疲労という色眼鏡を外すことが不可欠です。

まず自分自身が健康でなければ、自分以外のものに心は配れません。

配ろうにも、配る心がないのだから。

心が無限だと思っていると、こういう発想にはなりません。

心も有限だと知ると、心の配り方が変わります。

どれだけ強く配るかではなく、何にどれだけ配るか、トレードオフになります。

関連記事:【人間関係】エネルギーは大切。モンスター社員に割いてやる自分の大事なエネルギーはない! - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

ところが、自分以外のものに心を配るために、まず自分の余白を作ろうと自分自身の健康を最優先させると、大抵は周囲との摩擦が起きます。

局地的には、周囲から見れば、「わがまま」だったり「自分勝手」だったり「思いやりがない」ように映るからです。

これまで書いてきたように、そうではないのですが、そう理解されることは、残念ながらほとんどありません。

全体を俯瞰できない方からは、非難と失望を受けることになります。

ですから、「自分の健康を最優先」と割り切りると、人間関係の整理整頓が行われ、人間関係がシンプルになっていきます。

それでも、です。

虐待事件をはじめとした他者への一方的な攻撃に共通するのは、加害者の余裕・余白のなさです。

無職、借金、病気といった環境は、それを加速させます。

例えば、私がこのままストレスを蓄積させて、うつ病が再発したとします。

そうすると、ペットを飼う以前の問題です。

ペットを飼うとか飼わないとかじゃなくて、「今日は何分布団から起きていられるか」という次元から、スタートしなくてはなりません。

まず、体調を立て直し、生活を立て直し、余裕ができて、そしてペットです。

うつ病になると、そこに至るまで数年から数十年かかります。

それは、自分を含めた全てのプレーヤーにとってバッドな方向です。

それであれば、プレーヤー一人ひとりにとって、少しずつグッドな方法を模索する方がよっぽどいい。

私にとってベストでなくても、犬にとってベストでなくても、家族にとってベストでなくても。

少しずつグッド。

虐待するような極端なことがなければ、それぞれの力で、それなりに環境に適応して、「ほどほど」に生きていくのではないでしょうか。

「ほどほど」を振り切ると危険です。

パワハラ、セクハラ、ストーカー、虐待、洗脳、依存、過労死。

すべて「ほどほど」を超えた末路ではないでしょうか。

パワハラは指導・説教、セクハラは冗談、ストーカーは愛情、虐待はしつけ、洗脳は師事、依存は信頼、過労死は労働だったはずです。最初は。

私の尊敬する高畑勲さんは、生前そのような過剰さ完璧さを求める風潮を強く危惧していました。

特に多様さが一切排除されて戦争に突き進んだ体験から、人間の万能感満たすだけのファンタジーやバーチャルリアリティーを批判し続けていました。

「となりの山田くん」で、なんの特殊能力も、超人的な努力による達成も、飛躍もない人間を描いたのは、「人間は大したことなくてほどほどでも十分面白い。 そのまま生きていける」という信念からだそうです。

私自身、6年前くらいまでは、自分の体調を後回しにして義理人情を優先させた時期もありました。

当時は、それがかっこいいし、優しさだと思ってました。

でも、それは最も身近な存在、「わたし」にとっては、優しくない方法だったのです。

「人間は、自分のことが何でもできる」という考え方ものあります。

ところが、それは思い込みでした。

犬だろうが他人だろうが家族だろうが、優しさや思いやりを持って接しないと関係が築けません。

それと同じように、自分の心と身体にも、労いやいたわりを持って接しないと、自分の心と身体と関係が築けませんでした。

そして、自分自身を労ってあげられるのは、自分以外には一人もいません。

いったい誰が、自分の心と身体に「今日も一日がんばったね。ありがとう。お疲れさま。ゆっくり休んでね」と声をかけますか?

自分以外にいないでしょう。

病気をして初めてそれに気付きました。

多くの方が、病気といった黒船のような自分のコントロール外の体験を経て、そのことに気付きます。

私たちは、自分の身体と心をコントロールしてなどいないのです。

だから、大切に扱う必要があるんです。

さて、自動思考を振り回してみても、否定的な感情を増幅させる効果しかありません。

否定的な感情は、ものすごく燃費の悪い排気ガスを出しまくるトラックみたいなものですから、エネルギーを投入して走らせたところで、頭の中は排気ガスまみれです。

原因探しも同じです。

「抗うつ薬中断症状」「マンション売却」「引越し」「犬との同居」「家事」「イレギュラーな残業」そういった要素が影響はしているでしょうが、それについて考えることは、意識を過去の迷宮に迷い込ませるだけで、「いまここ」の自分を助けることにはなりません。

関連記事:【マインドフルネス】「いま・ここ」をありのままに受けとめて、過去(後悔)と未来(不安)に振り回されなくなる - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

まず、紙一枚分の工夫を使って、この状況を別の見方で整理してみます。

関連記事:【認知療法】認知療法とは何か - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

関連記事:【スリーグッドシングス】幸せ探し神経を鍛えるトレーニング - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

体調は悪くなったが、マンション売却と引越しが終わった後で、まだよかった。途中だったらもっと大変だった。

という見方でもできます。

その分、少しだけラッキーです。

確かに何もやる気がでないし身体を動かすのも億劫だが、とりあえず「出勤する」という最低限のタスクはこなせているのだから、そこはスバラシイ面です。

「全然ダメ」「何もできない」という完全否定の状況ではありません。

さらに、疲労はあらゆるものを否定的に見せる色眼鏡で、いまの私はその眼鏡をかけているのだから、いま強く囚われる思いに、たいした意味はありません。

関連記事:【認知療法】疲れというフィルターを通して見ると、何事もネガティブな色合いに見えてくる - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

次に、問題解決法を使って、問題を縦に並べて、50点前後の解決策を一つずつ実践していきたいと思います。

関連記事:【問題解決法】行動には「失敗」はない - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

まず、妻に体調の状態を伝えます。

そして、今日は主治医が休診日ですので、明日電話又は休んで通院して相談します。

今週は、プラスアルファは何一つやらないで、どうしても今週やらなければならないことだけすることにします。

眠いのだから、今日は夜9時には布団に入ります。

いつもでしたらコラム表を書きますが、今回はこのブログがコラム表代わりになりましたので、コラム表は書きません。

関連記事:【認知療法】コラム表でストレスとなった場面を整理する - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

いま、これ以上私が実行できることはありません。

残されたエネルギーを、その行動一つひとつに注いでいこうと思います。

【マインドフルネス】マインドフルネスに散歩して、新鮮な世界を発見しよう!

こんにちは!

ketoraaaです。

引越して、生活圏が新しくなりました。

通勤の景色も、買い物する店も、土日でランチを食べる店も新しくなりました。

環境に馴染むまでは何となく落ち着きません。

ルーティーンでできていたことも、ウロウロすることが多いです。

あれ?

でもそれって、別の言い方をすれば「新鮮」ってことでは?

あえて目の前のレーズンを、生まれて初めて見たもののように体験する。

そういう紙一枚分の工夫がありました。

マインドフルネスです。

関連記事:【マインドフルネス】「いま・ここ」をありのままに受けとめて、過去(後悔)と未来(不安)に振り回されなくなる - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

引っ越したての今の状況は、マインドフルネスに最適ではないか?

こういうアンテナ、いままでは気づかなかった発想、新鮮な回路も、紙一枚分の工夫の積み重ねで、新しくでてきたものです。

3年前の今頃は、休職中でほとんどの時間を横になって過ごし、少しの時間図書館に行けるようになったくらいだったことを考えると、人間が持っている自然な回復力を大切にしたいという思いが深まります。

この環境を活かそうと思った私は、先々週末に、マインドフルネスにランチ散歩をするという実験をしてみました。

「マインドフルネスに散歩」といっても、難しいことは何もしていません。

地図も、飲食店の口コミも、天気予報も何も見ないで、ただ心のおもむくまま行きたい方向に行きたい時間だけ散歩するのです。

そして、思わぬ出会い、まずい食事、不愉快な接客、突然の雨、すべてを五感で感じて受け止め流してみようという散歩です。

飲食店の看板を眺めながら、何が食べたいかな。ここはおいしそうかなと、ふらぁとお店に入ります。

マインドフルネスでは、何か目的を達成するために働く脳のモードを「Doing」モード、あるがままの脳のモードを「Being」モードと言ったりします。

「○○のお店に行く」「○時間○○まで散歩する」というのはDoingモードです。

心に一定の緊張を強いるため、交感神経が優位になります。

そうすると、リフレッシュするつもりが、逆に疲れてしまった、ということが起きます。

映画に行く、友人とランチに行く、カフェに行く、スポーツに行く。リフレッシュするつもりが、何か疲れてしまった。

こういう経験ありませんか?

その場合、脳のガソリンはエンスト寸前です。

リフレッシュして気持ちを切り替えるよりも、まず脳に余白を作ってあげる必要があります。

あるがままのBeingモードを身に付けて、脳にとっての本当の休息を得るのがマインドフルネス瞑想法です。

私の経験では、対象に関する情報があればあるほど、脳はDoingモードに入りがちです。

対象をどう感じるかではなく、まず「意味」から入るからでしょうか。

それはさておき、何も決めず、何も(お財布は持ちます)持たず、ただ心のおもむくままに歩いてみました。

もちろん、スマホ持参は厳禁です。

スマホは便利な道具ですが、私にとってBeingモードの宿敵です。脳にできた余白を次々に無限に埋めていきます。

私は、ふらふらと繁華街に向かって歩きました。

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あ、ここにこんな店がある。ちょっとおいしそうだけど高いかな。タコ飯定食が1,620円か。

外観はよさそう。

お、この道はこう繋がっているのか。

ここにはあんまり店はなさそうだ。

なんて、ちょっと井之頭五郎(孤独のグルメ)になった気分です。

むむ!ランチによさそうな定食屋さん発見。全定食1,000円以下で、唐揚げ定食とかエビフライとマグロ納豆定食とか、定番が並んでる。

ここはキープと。

隣の店もよさそう。

カルビもロースも入った焼肉のランチセットが1,200円。

うん。最近焼肉食べてないし、焼肉が食べたくなってきた。ここにしよう。

こんな感じで入ったお店。

味も接客もそこそこでした。。

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でも、味がどうこうとか、接客がどうこうではなく、目の前で何か起きていること自体が、ただ楽しい。

目的らしい目的はありませんが、あえてあげるなら、何も評価しない、ただ目の前にあることを体験するための散歩なので、目の前で起きることすべてが目的の一部です。

だから、すべてが目的につながってくれる。

ちょっといままで味わったことのない感覚と言えるかもしれません。

ランチがしんどい場合は、別に無理に食事するつもりもありません。

ただ心のおもむくまま。どこにもおもむかなければ、その場にぼーーーっと立っていてもいいじゃないですか。

それがBeingモードです。

たまたま、似たような内容の記事も出てましたので参考に。

記事:隠れ疲労ケアで夏うつ予防 あえて何もしない休日を|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

もし気が向いたら、マインドフルネス散歩、試してみてください。

試してみると、見える世界があります。

今年一番の大仕事完了!マンション売却決済が終わりました!

こんにちは!

ketoraaaです。

終わりましたー!

マンション売却♪(≧∇≦)

関連記事:【暮らし】ストレスマグニチュード「引越し」を、紙一枚分の工夫総動員と精神安定剤で乗り切る - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

みなさんやったことあります?

マンション購入とか売却。

銀行や仲介業者の支店に、買主、売主、仲介業者、司法書士が集まって、書類書いたりみんなで銀行にいったり、という不思議なイベントです。

まさに今日、やってきました。

これで、妻の直感から始まった引越し劇の終幕です。

はたして、これからどんな人生の展開が起きるのか、リアルタイムに向き合っていきたいと思います。

とりあえずかなりの疲労感ですから、「なんか暇だな」と私の心がつぶやくまでは、戦略的に予定を空白に暇にします。

あまり見る機会のない金額なので、記念にスクショしました。

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おぉ!3000万円!!

仲介手数料とか登記費用とか抜かれた金額です。

築40年の旧耐震マンションがこの値段で売れるのですから、バブリーですよね。

売れてありがたい反面おそろしいです。

この後すぐにローンの一括返済でこの振込はもってかれたので、一瞬だけ口座残高が飛び出すイベントでした。

自分を労いに、その後一人で寿司ランチでお祝いです(^O^)

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お寿司は全然美味しくなかったけど、お寿司食べたいなと思って食べられるって、幸せです。

一日ウィダーインゼリーひとつしか食べられないことだって、外に食べに行くことができない時期だってありましたから。

夜には、大丸東京店のマミーズアンスリールで買ったアップルパイで妻とお祝いしました。

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直感をいかんなく発揮して、パワフルに動き回ってくれた妻には、感謝の気持ちで妻がずっと気になっていたダイソンのドライヤーをプレゼントしようと思います。

 

「やりたい」が迷子になっている人が多いようです

こんにちは!

ketoraaaです。

ネットで話題のこのマンガ、ご覧になりました?

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記事:「やらなきゃ」ばかりで「やりたい」が迷子に 描いた大学院生に聞く - withnews(ウィズニュース)

成績優秀なA子は、学校では「やらなければいけないこと」が自動的に供給されて、それをこなすだけでアイデンティティが満たされているんだけど、いざ学校という枠を離れるときになると、何を食べたいかも分からなくなっている、という短編マンガです。

うーん。

めちゃめちゃ分かります。

この立ち止まり。

このブログを読んでくださってる方も、多かれ少なかれ経験されていませんか?

作者のMarinaさんもおっしゃっているように、だからA子がダメだとは思いません。

モラトリアムを脱する時期には、誰もが経験することだとも思います。

でも、思わずには入られません。

学校教育って何だろうって。

学校で供給される、ある形にぴったりハマる子だけが、ヨイであって、それ以外はダメ。

会社に入るとその形はもっと入り組んだ複雑な図形になって、ぴったりハマる社員だけが、ヨイであって、それ以外はダメ。

ひどい場合、感情や私生活にも侵入してきます。

仕事だから、というマジックワードを使って。

全人格労働やブラック企業がそうです。

学校で優秀とされるのは、大抵は適応力がとても高い子です。

受験勉強に意味を考え出したら、えらいことになりますから。

そういう人は、会社でも、最初からかなり重宝されます。

これは◯◯にやらせておけば大丈夫だろう。

◯◯ならなんだかんだ言ってやってくれるだろう。

と。

適応させなければいけない図形が入り組んで複雑になって、それまでの蓄積もあるから、だんだん自分の外の図形に適応させることが苦しくなってきて、いつか身体が悲鳴をあげます。

そこで思はずには入られません。

適応を求めてきた「やりたい」を迷子にする学校教育って何だったの?

やりたいことを連れ戻す紙一枚の工夫、いつはじめても遅いことはありません。

関連記事:したいことしてますか?それは、しなければならないことではないですか? - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

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引越しうつ病ってあるんですって!

こんにちは!

ketoraaaです。

昨日、引越し顛末記を書きました。

関連記事:【暮らし】ストレスマグニチュード「引越し」を、紙一枚分の工夫総動員と精神安定剤で乗り切る - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

引越しから2週間たって、いまのフィーリングは、

あぁ、つかれた…

です。

まだ、引越しででたゴミの処分とか、雑貨の取り付け、マンション売却の引渡し日の代金受領、ローンの返済、抵当権の抹消なんかが残ってます。

エアコンもまだ付いてないので、ここ最近の猛暑にもやられてます。

今日は土曜日で、毎週の通院の日でしたので、さっそく主治医に相談しました。

そこではじめて聞いたのが、引越しうつ病です。

要するに引越しをきっかけにしたうつ状態の深刻化みたいです。

検索してみたら、お!たしかに引越しうつ病に言及している記事が結構ある。

主治医のアドバイスは、そういう言葉もあるくらいだから、「緊張が解けてきたいまの時期は、あえて低空飛行を平常にして、仕事も生活も足らないくらいで過ごす」というものでした。

こういう風に、ある期間でエネルギーレベルの調節をするっていう発想も、うつ病治療の過程で出会った新しい発想です。

毎日健康。予定のない日は無駄な一日。そういう考えでしたから。

でも、今日は充電の日って決めたら、ぼけーっとだらーっと過ごせたことが目的達成なんで、なんかこういうのいいなって思います。

だって生き物が毎日同じ状態なわけないですから。毎日同じでいようとすることがアンナチュラルですよ。

というわけで、しばらくは水拭き掃除はなしだ!夕食もカレーだな!

【暮らし】ストレスマグニチュード「引越し」を、紙一枚分の工夫総動員と精神安定剤で乗り切る

こんにちは!

ketoraaaです。

実はさる6月18日、分譲から賃貸に引越しました。

急な引越しでしたー。あぁ、つかれた。

引越して2週間たちました。

私の環境への適応はスローペースですから、まだまだ新しい家が不思議な感じがします。

どこをどうすると心地よいのか探り探りです。

ところで、引越しはストレスマグニチュードと言われる、大きなライフイベントの一つです。

関連記事:【ストレスマグニチュード】ライフイベントを分散させて、環境変化によるストレスを和らげる - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

ストレスマグニチュードは、社会的再適応評価尺度と呼ばれ、結婚を50、配偶者の死を100として、あるライフイベントが起きてから、もとの生活を取り戻すのに必要な時間を点数化したものです。

この点数が高いイベントほど、大きなストレスイベントとされ、一定期間のイベントの合計点が一定を超えると、うつ病のリスクが高まるとされます。

「引越し」は20点で、「勤務時間の変化」や「上司とのトラブル」と近い点数です。

古い研究ですから各イベントの点数の高低は少し時代に合わないかもしれませんが、長いスパンでストレスのバランスを調節する尺度としてはとても参考になります。

私自身、3年前の休職直前も、引越して生活環境が変わっていました。

この時は、引越しに加えて、結婚、昇進、異動、急な業務量増、転勤、大きな借金(住宅ローン)も同じ時期に集中させてしまい、かなり高い点数となっていました。

こうした経験から、私は引越しに対して、アレルギーに近い拒否感を持っています。

ではなぜ、この抗うつ薬の中断症状と戦う最適とは言えない時期に、追い打ちをかけるような引越しに踏み切ったか。

関連記事:抗うつ薬断薬1ヶ月半。聴覚過敏の症状が出てきました。 - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

話は5月に遡ります。

以前ドッグランでのトラブルについて書いたように、私たちは、40キロの大型犬を飼っています。

関連記事:当たり屋のような予期せぬトラブルに見舞われた時は - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

ただ、私たちの住んでいるマンションはペット不可なので、妻の実家で飼い、普段は散歩に連れて行ったりするというスタイルでした。

なぜペット不可のなのに大型犬を飼ったのかについては、話の本筋ではないので省略します。

ま、それについても色々ありました。

それはともかく、5月のある日。

突然妻が、友人の紹介で大型犬と住める賃貸マンションを見つけてきました。

見つけてきた物件は、築年数が50年近いので、建物は古く、5階建て(の4階)でエレベーターがありません。

首都高の真横です。

ですが、23区内で大型犬可で、2DKで駅徒歩10分で117,000円なので、かなりの好条件です。

ペット可でも大型犬は不可という物件もよくあります。

妻が死活問題とする日当たりも、南西角部屋のため十分です。

いまのマンションのローンが、毎月11万円(ただし3DK)くらいなので、金銭的にも許容範囲内です。

悩みに悩みました。

メリットとデメリットを整理します。

<メリット>

○妻の願いである犬と同居の実現。

○住宅ローンのプレッシャーから解放される。

○大型犬可、今の家から近い、駅近、2DKで117,000円という条件の物件はなかなか出会えない。

○大地震が来ても倒壊しても、賃貸なら二重ローンといった心配なし。

○不動産価格は、来年くらいまでがピークと思われる。

<デメリット>

○体調に不安を抱える中、引越しがかなり負担

○築40年近い旧耐震基準の今のマンションがいくらで売れるか分からず、ローン残債と相殺できるか不明

○引っ越しに100万(敷金など)、マンション売却仲介手数料に100万くらいかかる。

○マンション購入時にも約100万円の仲介手数料などがかかっている。

○いまより一部屋減る。

これは、カレーライスかライスカレーかという問題ではないので、悩む価値があると思い、ちゃんとエネルギーを使って悩みました。

関連記事:【人間関係】板挟みで悩む皆さん!悩む価値のある問題にだけ悩みましょう - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

賃貸物件は先に申し込まれたら終わりなので、時間的な猶予もありません。

ちなみに、私の買ったマンションは、リフォームはされており管理も行き届いて修繕もちゃんとやっていましたが、築40年近くの旧耐震基準のマンションです。

私の住んでいる地域では、普通のサラリーマンがマンションを買おうとしても、その条件が限界です。

新耐震基準になると、築年数は同じでも500万は違います。

新築となると、もやは手も足も出ません。

逆に、売る時も同じです。旧耐震基準というのは大きなデメリットになります。

はたしてこの物件がいくらで売れるのか。

この不確実な要素が、この決断の決め手です。

妻は、「しいたけ占いでも細木数子でも、ketoraaaはこの時期は何をやってもうまくいくから、絶対大丈夫」と言っていましたが、さすがに私はその境地には至れません。

主治医にも相談したところ、主治医の考えは次のようなものでした。

○一般的には、買い手が見つかって、いくらで売れるか確定してから次の物件を探すので、順番が逆だ。

○不確定な中で動けば、ストレスを感じるのは当たり前。

○お金に関しては、どうにかなった時にどうにもならないので、不確実な状況に委ねない方が良い。

○マンション査定まではやってみるにしても、ご自身のモチベーションが大事。

○モチベーションが上がらないことは消耗が激しいので、奥さんとよく話し合った方が良い。

「モチベーションが上がらないことは消耗が激しい」

言われてみると当たり前ですが、そりゃそうだと、大事なことを思い出したように腑に落ちました。

まず自分の気持ちがノッているかどうか。

自分の人生という舞台にとって一番大事な配役を、一番最後に考える癖がついていたのです。

これを踏まえて妻と話し合い、とりあえずまずマンションの査定だけは、やってみることにしました。

メリットデメリットを横に並べても、解決策は見出せません。

「問題を縦に並べて目の前のものから処理する」という問題解決法の手法です。

関連記事:【問題解決法】行動には「失敗」はない - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

その先のことは、査定後に考えることにします。

保留先送りバンザイ!

この時点でも気乗りしていません。

そういう時に頼りなのは「奥さんハンパないって」の妻の突破力です。

もし査定の間に賃貸が決まってしまえば、それは縁がなかったというだけの話です。

そして、妻に体調の状態を説明し、仲介業者対応など、妻が得意とする分野は徹底的に妻にお願いしました。

妻は、一日で4社の仲介業者に対応しました。

私は役所の手続きなどという分担です。

なにせマンション売却は初体験ですから、どういうToDoが発生するのか全体像が分からず、この分担となるまでも摩擦がありましたが、必要な摩擦だと思います。

この発想も、以前の私とはあえて変えるようにしています。

以前であれば「私にできることはなんだろうか」と考えて、できることを全てやろうとしました。

そうやってできることは何でもやるのが、「自立」であり「良いこと」であり「理想」というマインドセットがあったからです。

もちろん、いまもそういう自動思考(自動思考は生理現象なので)はありますが、その自分を客観視して、妻の助言も受け、「何が任せられるだろうか」という視点でタスクを棚卸ししてみたのです。

「自立とは依存先を増やすこと」なんでした。

関連記事:八方美人が悩みの皆さん!安冨歩さんの「生きる技法」おススメです - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

「マンション売却」という与えられた状況を材料・素材として、行動の訓練としてみました。

紙一枚分の工夫の総動員です。

そのような最中に、聴覚過敏症状が出たのです。

関連記事:抗うつ薬断薬1ヶ月半。聴覚過敏の症状が出てきました。 - 私の自然な生き方に近づく紙一枚の工夫

正直、不安はますます高まりました。

さて、売却の方は6社に査定を出し、6社とも少なくとも購入時と同じ値段くらいでは売れるだろうという結果でした。

それにしても、査定の依頼を出した途端、一気に電話連絡が来るので軽くパニックになりました。

売り出し価格の提案としては、上下500万くらい差がありました。

ものすごい高値で売れると言った業者もいましたが、マンション仲介業者がいくら高値を付けたからと言って、実際にその値段で買い手が付くかどうかは業者の査定とは関係ありません。

ただ、買った値段と同じくらいで売れれば、既ローン返済分と今回の仲介手数料+引越代が相殺され、マイナスになるという事態は避けられそうです。

あとは、いざというときに力を発揮する妻の直感を信じて、売却と引越にGOを出す決心をしました。

仲介業者は、対応した奥さんの印象と、説明の分かりやすさ、資料の説得力で、三井のリハウスさんに決めました。

はっきりいって他の大手5社との差は圧倒的でした。

売り出し価格は、私の感覚からすると、かなり強気の値段設定です。

業者は「本物件の条件を考慮すれば、突飛な価格ではない」と言いますが、正直、「この値段では売れないだろうな。。。」というのが私の感想でした。

ここから、引越業者の選定、内覧対応、引越準備、電気・ガス・水道・役所などの手続きなど、怒涛の同時並行がはじまりました。

内覧は基本土日にくるので、内覧前にはせっせと掃除をして少しでもいい印象を持ってもらおうとがんばりました。

休日が休みになりません。

さらに、こういう時期に限って仕事で、カレーライスかライスカレーかという問題が炎上し、普段はしない残業もすることになりました。

以前は私もそうだった、メリハリなく何でも全力投球という仕事をする人たちに振り回されました。

疲れてくると、様々なことにイライラします。

何もかも面倒になってきて、普段の家事の腰もおもーくなりました。

「これは危険なサインなのではないか・・・」と不安になりました。

主治医に相談したところ、「面倒に感じるのは疲労。いまの状況はketoraaaさんの戦いの本題ではないので、道具としての精神安定剤(ジアゼパム)をうまく使って、乗り切ろう」とのことでした。

薬剤師も、「精神安定剤は、肉体的な依存はほとんどないが、精神的な依存はある。ただ、ketoraaaさんなら大丈夫だろう。」ということで、依存に不安があってできるだけ避けていた精神安定剤を、1日2錠までという上限の中で、道具として気軽に使ってみることにしました。

この期間限定です、

精神安定剤の効果は絶大です。即効性もあります。

飲んで30分もすれば、ぼわぁと気持ちが落ち着いてきます。

安定剤のおかげで、かなり不必要な消耗を避けられ、目の前の必要なタスクにエネルギーを注ぐことができたと思います。

それから一か月間。

引越業者は妻の直感で初めて使うアーク引越センターにしました。

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これは結果的に、いままで最もスムーズな引越しになりました。

ただ、6月の平日だったという条件も大きいです。

今回は夫婦2人分の引越で12万でしたが、以前3月に単身で引越した時に15万取られたこともあり、3月4月だと多分引越代が3~4倍くらいかかったと思います。

そんな中、マンション売却の内覧は4組きました。

みなさん物件に好印象は持ってくれるのですが、値段がネックのようで、決まりません。

内覧の申込みも、仲介業者の見込みを下回っていたようでした。

そろそろ値段を下げる検討をしようか、と業者が言いただした矢先、なんと4組目の方に無事売れました!!!

これなら、購入時の仲介手数料も相殺できるくらいの金額です。

あぁ、なんとありがたい。

7月の受け渡し(購入費の受領、ローンの一括返済)までまだ間があり、受け渡しから一定期間は売主に修繕の責任がある事項もありますので、全て片付いたわけではないにしても、一つ肩の荷が下りました。

そして、時点は最初に戻り、6月18日の引越しを迎えたのです。

賃貸マンション発見から約1か月半。

4月の段階では思ってもいなかった引越劇場となったのです。

引越翌日から仕事だったので、ここでもジアゼパムが活躍しました。

妻のせっかちさがいかんなく発揮され、引越当日から怒涛の荷ほどきがはじまりました。

私は体調があったので、そこは事前に妻に了承を得ておき、できる範囲での協力です。

それでも、引越から1週間は、毎日普段より2時間くらい就寝時間が遅くなりました。

疲れはピークだと思われます。

まだ落ち着かなさはありますが、あと半月もすれば落ち着いてくるでしょう。

落ち着くとともに、次第に精神安定剤の使用を、聴覚過敏になりそうなときなどに限定して、減らしていきたいと思います。

今年の頭にたてた目標には、抗うつ薬断薬も引越しも入ってなかったですから、人生はまったく計画通りにはいきません。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

リアルタイムで起きたことに対処していきましょう!