こんにちはGUCCIです。
都庁でうつ病を発症し、3度の休職を経験。
いまも治療は継続しながら、沖縄に移住して、「うまくいっちゃう」と「考え」の初期設定を変えてみるチャレンジ中です。
沖縄移住3年目。
ここで書いたか忘れましたが、
僕が事務局長を務める観光協会には
大金持ちがいます。
元日本一の畳メーカーの社長という人で、
セミリタイアで憧れの沖縄移住。
東京には港区の竹内涼真が住む高層マンションの
竹内涼真より良い部屋を持っているという大金持ち。
公務員だった僕にない
ビジネスのノウハウが学べるかも、
と思って管理職として採用しました。
ところが、
・スピードが遅い
・いつまでも「こうなったらいいな」と言うだけで行動しない
・資料が作れない
・話が噛み合わない
・企画するアイデアは、全然データに基づかない好み
と、まあまあのポンコツっぷり。
でも、とんでもない大金持ちなんです。
先日は、協会の男性陣全員を連れて高級寿司屋に行きました。
彼のおごりで。
たぶん会計は15万前後だったはず。
それを「付き合ってくれてありがとうございました」と。
人柄はとてもいいです。
本心の見えなさはありますが。
ここで疑問。
お金を稼ぐかどうかは、
仕事の能力との相関は弱いのか？
他にも会社の社長と会う機会も増えましたが、
正直、この人はすごい！という人と会うことはまれです。
いけいけIT企業の社長はたしかに行動力もアイデアもすごいですが。
まだまだ昭和型社長がのさばってます。
唯一、この元社長がすごいと思うのは、
「健康」
ほんとにここ。
まだ見えてないところがあるかもですが、
1年たったので、たぶんここだけ。
彼はお酒大好きで、毎日飲まないと気がすまい。
で、60歳です。
ものすごく食べるし、ものすごく飲む。
食べる量はたぶん僕の4倍は食べる。
これであれば、体のどこかおかしくしていて普通だと思うのですが、
いたって健康。
明らかに僕の方が病院通ってますw
これは正直、本人の努力というよりも、
持って生まれた強靭な身体と肝臓としか言いようがない。
どこかで体を壊すことで、
人間は慎重になったり、いままで見えなかったことが見えたりするんですが、
彼は良くも悪くも能天気です。
なんとかなるでしょう、と。
健康を背景に、一度倒産した会社を建て直すなどの
ハードな経験で磨かれたのかもしれません。
この気づきは面白い。
つまり、成功するしないの違いは、
やはりそれほど大きな差ではない。
言い換えれば、
小さな習慣の変化が
大きな結果をもたらすことは
十二分にありえる。
経営者にはこういう人が向いている場合もあるのかもしれない。
ただ、いま実は観光庁の補助金が通ってしまって、
4500万の大型イベントを11月にやることになった。
彼がやりたかったオペライベント。
しかし、観光庁から補助が出るのは2750万まで。
つまり、1750万はチケットを売らなければならない。
あとたった3ヶ月しかない。
で、彼がメインでやってたのですが、
いつチケット発売かも見えないので、
先日打ち合わせに同席したら、
関係者の情報共有もベクトルもバラバラ。。。
彼ともう1人自己愛女子がペアでやってましたが、
案の定2人の中だけで出来上がってて、
関係者には共有されてない。
なので、船頭なしでこがれてる船にのってる気分だと。
これ、「なんとかなるでしょう」でなんとかなるんかな。
結局去年も金髪の事務局長の尻拭いで僕が入って終わらせた事業があるけど、
それと同じ？
いまの直感だと、1500枚売らないと赤字のチケット、
多分400枚売れればいいとこ。
いまの協会で船頭になれるのは僕だけだけど、
一つの事業にがっつり関わっているほど時間がない。。。
はて、さて。
こういうときのトップの振る舞い方は？
ちなみに、このところの停滞感は、
なんとなく、会社だったり、友人だったりを優先させて、
しかもついに都庁の退職金も使い果たし、
親に借金し、
FXの自動売買は強制ロスカットで半分くらいになり、
という余裕のなさ、
自分のための行動の少なさから来ていたような気がする。
自己対話のタイミングかもしれない。
