こんにちは。ぐっちです。
今日から数日に分けて、島根県雲南市で開催された書道家・武田双雲さんの双雲塾オープンセミナー合宿の様子をレポートしていきます。
ちなみに、双雲塾とは、武田双雲さんが主催するFacebook上のオンラインサロンです。
普段はクローズドですが、年に数回開催されるオープンセミナーは、塾生以外も参加できます。
わたしが参加を躊躇した要因でもあるのですが、なにせ開催場所が島根県雲南市。
移動ルートを調べると、羽田空港→出雲空港→出雲市駅→宍道駅→木次駅。そこから車、というなかなかの乗り換え。
何が起きるか分からない楽しみと、輪に入れるかという緊張と、複雑な気持ちで乗り継いでいきました。
宍道駅からの木次線は、一両編成のローカル線。
宍道駅で降りると、大きなバッグを持ったそれらしい人がたくさんいらっしゃいます。
みなさん常連さんだったり、ネット上で顔見知りだったりするのか、盛り上がってる様子。
ちょっと入り難い雰囲気。
こりゃ、そういうパターンのヤツかぁ・・・。
そんな心配を抱えながら、木次駅に着きました。
「きづき」ではなく「きすき」と読むステキな駅名です。
送迎の車に乗り合って、会場へ向かいます。
セミナー会場は、駅から車で10分くらいのアンドカフェ華羅さん。
自然な囲まれたステキな雰囲気のカフェです。
中に入ると、40〜50の座席が配置されていました。
店の奥では、双雲さんが食事中。
バラバラと参加者が集まります。
わたしは、送迎で同乗し近くの席になった熊本と京都から参加の方とちょっとおしゃべり。
熊本からの方は、生まれては初めての一人旅という女性、京都からの方は、夫のDVで家庭内別居が続いている女性。
なんかもうすでに面白いことがはじまりそうな予感がします。
みなさんわたしと同じように、ブログは読んでるけど塾生ではないようで、輪に入れるか不安に思いながらきたみたいでした。
ちょっと安心。
なんとなくみなさんが席に着いたところで、なんとなく双雲さんがマイクをもって、明確なテーマアナウンスもなく、なんとなくしゃべりはじめました。
ゆるっ!
普通のセミナーや講演会ではありえないフリースタイルですが、後々これがどういうことなのかわかります。
さて、マイクを持った双雲さんがまずはじめにやったのは、参加者アンケート。
まずどこから来たか。
なんと遠くは香港からいらっしゃった方も!!
次に、親に厳しく育てられたか、肯定的に育てられたか。
結果は大体半々。
これ、どういうことかというと、自分たちの考え方、生き方の土台を作るのは親だから、ということなようです。
以後、双雲さんのトークは、「子育て」を縦軸に進みます。
子育てによって身に付けた潜在意識と、ナチュラルな自分とのギャップに苦しむ人が多い。
脳の道路を作るのは、明確に親だと言い切ります。
ただ、その道路がよかった悪かったと一喜一憂することには意味はありません。
3歳までの自分は受け入れるしかない。
大事なことは、受け入れて、どうしていくかです。
3歳までの自分を否定して間違ったポジティブを志向すると、心の波長のノイズとなって、逆につらくなっていきます。
では、どうするか。
武田双雲さんの著作、「ポジティブの教科書」にも書かれていた明確な答えが、「とらえ方を変える」です。
これを、実際の子育てを例に見ていきます。
「過保護」と、「愛情を注ぐ」の違いは、なんだと思いますか?
双雲さんは、良い悪いという価値を超越した究極のフラット人。
過保護は、支配と言い換えても同じですが、双雲さんは支配そのもの、「支えて配る」ことなので、悪いものではないと言います。
本当は心配なのです。「心を配る」と書いて心配。
それを「悪」と断罪することはできません。
実は、「過保護」と、「愛情を注ぐ」の違いは、「何に対してエネルギーが向かっているか」しかないそうです。
「何に関心があるか」とも言えます。
過保護は、自分と重ね、こうならないように、ああならないように、と不安にフォーカスしてます。
「勉強しなさい!」は、勉強しない状態にフォーカスしています。
「勉強しなさい!」と怒られて、
うわーありがとうママ!
勉強したくなってきたよ\(^o^)/
という子は、世界中探してもいないでしょう。
そのように、この世界には、「エネルギーを向けたものが現実化していく」という法則があるようなのです。
「エネルギーを向けたものが現実化していく」ってちょっとイメージしずらいですよね。
この部分がわたしのメモには欠落しているのですが、「意識していないものは存在していないのと同じ」ということだと思います。
月にまったく無関心な人間にとって、月は存在していないのと同じです。
その人の世界には、月が存在していません。
だれかが「月が・・・」と言っても、「何それ?」と言われて終わりです。
エネルギーを向けたものと現実はつながるという法則。
ですから、もっとも大事なことは、わたしたちが注げるエネルギーである、思念と言霊。
どこに思念を向けて、どの言霊を注ぐか
これがシンプルかつ最重要のポジティブに生きる法則だそうです。
つづきます。