こんにちは。ケトラーです。
沖縄ぽかーん旅3日目です。
今日は、太陽とつながる感覚に出会えました。
朝起きて、今を決めていくオープンな状態が楽しいです。
昨日住民に聞いた朝6時台の数千匹の魚を見るために、早起きして天気を確認。
少し風はありますが、晴れそうです。
数千匹の魚をみるとどんな感覚になるんだろうと、眠い目をこすってマイプライベートビーチに向かいます。
朝陽がビーチに向かうわたしを見守ってます。
ところが、
波がー(>_<)!!!
満潮でこの波では、浜に安全地帯がほとんどありません。
写真を撮っていたら、急な高波で危うくスマホを水没させるところでした。
こういう時って笑いがこみ上げてきますね。
一瞬躊躇しましたが、もしかしてこの向こうに数千匹の魚たちが眠っているかもしれません。
行きます!
いざ!
ブクブク・・・。
うっ、やばい、波でバランスが、沖に持ってかれる・・・。
水中は砂まみれで魚どころではありません。
これはかなわん。
早々に退散です。
宿に帰ると、ミツヨさんがお茶を入れてくれました。
お茶受けは、スターフルーツ。
ミツヨさんと、昨日から泊まっている女性(淡路島から)とゆんたくです。
淡路島の女性がモリンガが欲しいって話を切り出したのをきっかけに、はじめてこれから注目のスーパーフードと言われるらしい、モリンガの種を食べてみました。
300の病に効くと言われるほど栄養豊富なスーパーフードなのだとか。
黒い皮を剥くと、白い実がでてくるので、パク。
モグモグ。
・・・。
ん、にがぁぁぁ。
この小さな粒から、濃厚な苦味が口全体に広がります。
苦味を味わったところで、ミツヨさんに言われて水を飲んでみると。
あまぁぁぁ。
水が甘いです。
不思議。
その後も1時間くらい甘さが続いたのでした。
時間にしばられず、お茶を飲みながらおしゃべりして迎える朝の心地よいことと言ったら、自然と笑顔になります。
みなさん、自然と笑顔になったのはいつですか?
ミツヨさんと話しながら、今日何をしたいか自分の感覚を拾います。
海は波が強くて立ち寄れなかったし、どうしようかな、と考えていると、「日航アリビラ沿いの道がサイクリングが気持ちいいよ」という話を聞きました。
サイクリング散歩も気持ち良さそうだな、と、とりあえず午前中は教えてもらった瀬名波のパスタ屋さんを目指してサイクリングすることにしました。
その前に、タオルなどを洗濯。
洗濯すると、なんとなく土地の人間に近づいたような気分になります。
洗濯もおわり、出発です。
今日はかなりの陽射しです。
焼けそう。
前に書いたように、沖縄の道はまっすぐなことが少ないので、すぐ方向感覚が狂います。
しかも、何も考えずにこっち方向かなっていかにも道っぽいこういう細い道を進むと、行き止まりのことがよくあります。
道すがら、ガクさんから聞いたチビチリガマの近くを通るので、立ち寄ってみました。
木々に囲まれてた細い階段を降りて行くと、神聖な空気をまとった空間にでました。
まるで記憶を止めるために、木がこの場所を守っているよう。
ここがチビチリガマです。
入口にはたくさんの千羽鶴。
注意書きにも書かれているように、多くのお骨が埋まっており、中は当時のままになっているそうです。
胸が締め付けられます。
日航アリビラ沿いのコースは、とても気持ちよかったです。
アリビラの隣にものすごく広大な土地を工事してました。
どんだけでかいホテルができるの!?
と驚いて後で聞くと、星野リゾートだそうです。
星野リゾートだと、ありきたりのリゾートホテルにはしないのかな。
どんなものになるか楽しみです。
キラ星のように魅力的な素材が集まる村ですから、できた頃には、きっと日本中から読谷が注目されますね。
途中、マイプライベートビーチみたいなけもの道から入る浜を発見しておりてみると、肥料用に貝をとってるおじぃとおばぁに出会いました。
この浜もほんとうに美しい。
読谷すごいです。
浜辺の岩が直角に切られているのなんで?と思ってたんですが、お墓とかに使う石の石切場だったって教えてくれました。
沖縄のお墓は大きいですからね。
いまは中国製の石とか使うので、もう石切はやってないみたい。
さて、パスタ屋さんへの道のりは思った以上の上り坂。
途中行きつ戻りつ汗ビショビショ、お尻ヒリヒリで向かいました。
でも、きてよかったー。
着いたのは「パスタカフェのりーちぇ」
テラス席は本当北部の島影までみえる絶好のロケーション。
パスタもわたし好みのさっぱりした味付けでおいしー(*≧∀≦*)
マスターは、大阪出身の移住組。
ダイビングが好きで好きで、沖縄離島に移住して、ホエールウォッチの仕事とかして、いまはパスタ屋さん。
沖縄でいろんな方の話を聞いてると、人生の彩りが普通に思えてきて、なんで鳥かごでもんもんとしてるんだろうってちょっと思います。
のりーちぇからの帰り道は、最初の難所坂を越えればあとは下り!
風が気持ちいいー!
で、午後むかったのがミツヨさんに夕陽が綺麗って聞いたユーバンタ浜!!
午前中におじぃおばぁと会った浜で波がなかったので、大丈夫かなと思ってきました。
すっかり凪いで静かなもの。
これが沖縄西海岸の普段の光景みたいです。
この浜がプライベートビーチ状態ですよ!!
いやいや、どんだけなんだい読谷村。
向かう途中、庭で何か果物を収穫するおばぁと遭遇。
こんにちはー、と声をかけると、
すっぱいの大丈夫?
と、おもむろに収穫していた果物をくれました。
帰りにもとってっていいからねー
って笑
ひゃっほーい!
と飛び出すわたし(ま、セルフタイマーセットしてますけど)
ビーチにきたらまず探検とシュノーケリング!
探検っていうワードも記憶にないくらい久しぶりに使いました笑
砂浜だからか、昨日よりちょっと見にくいけど、魚たちと会えました。
岩にはおっきなカニも。
警戒心強くて、なかなか写真をとらせてくれません。
ひとしきり堪能したら、さ、ぼーっとしよ。
岩陰に陣取りましたが、今日はかなりの陽射しです。
先ほどおばぁからもらった果物を浜辺でぱくぱく。
さわやかな酸味でおいしー(*≧∀≦*)
ゼリーとかスイーツにしたら絶対流行るよ!
あとでガクさんたちに聞いたら、カーブチーっていうミカンみたいな果物みたいです。
なんたる満ち足りた時。
これまであった人たちの話を聞いて、言葉にするのは難しいけど、
良質な退散
ってあるのかなーなんてことを考えながら、1時間、2時間と過ぎていきます。
仰向けに寝て、空を見上げます。
前に空を見上げたのって、いつだったろうか。
視点を変えてみると、こんなにも世界には別の顔があるのね。
陽が沈みはじめました。
ああ。
光の道ができてる。
太陽のエネルギーが、わたしに届いている。
夕陽に包まれて、砂浜を素足で歩きます。
夜は、アーユルヴェーダ2回目です。
今日はヘッドマッサージに加えて、脳を緩める施術も行います。
風火水に対応した耳目鼻に、オイルを入れていきます。
目にはバターオイル、耳と鼻にはセサミンオイルです。
これは、同じく施術を受けた淡路島の女性の表現がぴったりだと思いました。
お母さんのお腹にいるときの感覚
って。
お腹にいるときはもちろん、子供の時って体をフルオープンで使いますよね。
そこから、立ったり座ったりって、常識的な動作の型を身につけてるとともに、ある面では衰えていく。
そういう衰えた感覚を呼び起こすのかもしれない、と思いました。
ちなみに、目にオイル!?と思われるかもしれませんが、わたしはちっとも痛くありませんでした。
しばらくバターの香りが漂い続けたのがおかしかったです。
夕食は、初日にもいった「中華ラーメン醬」で、オススメの酢豚です。
醬、気に入ってます。
あと水餃子。
酢豚の豚肉うまっ(*≧∀≦*)
沖縄の豚肉うまい!
沖縄きたら、ぜひ豚肉食べてください!
豚しゃぶ食べたーい。
ニコって笑ってこんにちはーって、出会いを引き寄せる小さなステップだなぁと思った一日でした。
口角を上げて、「こんにちは」って喉を震わせる。ただそれだけ。
そこから先は自分のコントロール外のことですから、成り行きに委ねます。
このスモールステップを飛ぶことだけで、出会いの喜びをくれる街です。
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あちゃーね!