「俯瞰してみる」って、人生の主人公になるのではなく、監督目線でみるってことだったんですねー。
いままでも「自分は俯瞰してみている方だ」と思ってましたが、監督目線ではなかった。
人生の主人公であり、それを見る観客でした。
だから、主人公として自分のことを慈しんでいるけど、観客としては同じ話を繰り返すストーリーを嫌っている。
この二重性が、わたしを苦しめました。
それを、監督として、ストーリーを作っていく。
決められたストーリーをなぞるだけの囚人から、ストーリーを紡ぐクリエーターへ。
この俯瞰のイメージ、すごく腑に落ちました。
自然でいることでわたしがそうなっていくのか、とてもおもしろい実験になりそうです。
Tさん
OK
そしたら、そこが曖昧っていうのに気づいた?
ここをはっきり持つことが、アウトプットにはすごい大事です。
どんな世界を共有したいのか。
アウトプットしてどういう社会にしたいのかがはっきりすると、アウトプットがクリアになります。
ぐっち
・・・クリアになる。
Tさん
ぐっちさんは何を共有したいんだろ?
「楽しい」っていうのを共有したいんだとしたら、それを共有していくって感じ。
ぐっち
んー・・・。
楽しさを共有したいですよね。その方が楽しくなるから。
Tさん
それはぐっちさんの考えだよってこと。
わたしが「楽しいを共有したいんです」とは言ってないじゃん。
そしたら、「楽しい」ってことが、自分の魂としたら心が動くところなんだなっていうのが、ぐっちさんの特徴じゃない。
そしたら、「世の中を楽しく捉える」ってことを提案していったらいいし。
認知行動療法とかマインドフルネスも、ゼロベースから使っていったらプラスアルファになることは難しいんです。
色んな使い方があるわけで、それをジャッジしないでほしいんです。
「それがダメだよ」とは言わないでほしい。
ダメだよ、これ良くないよってパワーは大きくて、すごくパワー使うんです。
それは一旦置いておいて。
うつ病からの自然な生き方をするまで二段階あるよって言ってたんだけども、それは人によってきっと違う。
自分を客観的に見られないで、「自分はゼロベースです」って思っている人もいる。
どんな人もOKなので、そこから楽しくなることを提案したら、全員に伝わるじゃん。
意味わかります?
ぐっち
どのベースにいても、楽しく生きることはできる。
Tさん
そしたらどんな人もジャッジしなくて済むじゃない。
認知療法が効く人も効かない人もいるけど、それを二極でジャッジしないで、ぐっちさんが伝えたいのは楽しく生きようってことだから。
ぐっち
以前の自分は、「うつ病を治す」がビジョンのゴールだった。
Tさん
そうですよね。でも、治すがゴールじゃなくなったじゃない?
ぐっち
そうなんですそうなんです。
そこをゴールにすると、自分で世界を狭めてましたね。
Tさん
そうです。
それすごいよく分かって、わたし最初にシータヒーリング習って、モデルの友達の口コミでどんどん人が来るようになって、「みんな何か悪いところから良くなりたいんだ」ってその時は思ってたのね。
わかりますかね。
そしたらそういう人ばっかりが来るようになったの。
それで、「わたしがやりたいことそれじゃないんだよね」って意識の方向を変えたわけ。
そしたら、全然そうじゃない人もたくさんくるようになったの。
だから、自分のフォーカスなんです。
自分の良さをここだけに限定しないってことです。
ぐっち
「みんな悪いとこあるよね」ってとこにフォーカスすると、「自分悪いところあります」って思っている人にしか届かないってことですね。
Tさん
そうそう。笑
しかも自分の中にも何悪いことが常にあることになっちゃうから。
ループしちゃう。笑
ぐっち
そこは何か自分のマインドをブレイクスルーしないとなのかなって思いますね。
「うつ病のぐっち」から抜け切れてないんですよ。
つづきます。
ぐっち