アウトプットをするときに、「うつ病を治したい」「誰かを救いたい」「みんなに変わってほしい」「みんなこうなってほしい」というマインドだと、それって実は「うつ病はよくない」「救わなければいけない困難がある」「変わらなければならない」「いまのあなたはよくない」っていう発信をしているのと同じ・・・。
よかれと思った発信が、真逆の効果を持っていく。
そういう時は、「自分は正しいことを発信している」って頑なになるから、気付かないうちに否定のエネルギーを増幅させている。
苦しかったはずの二元論のループ。
大事なのは何を共有したいか。
“俯瞰”してみれば、わたしが共有したいのは「うつ病はよくない」「救わなければいけない困難がある」「変わらなければならない」「いまのあなたはよくない」でもない。
楽しい、心地いい、おもしろい、気持ちい、清々しいっていうマインド。
だったら、まず自分をそういうエネルギーで満たさないと、溢れて発信に乗るエネルギーは別物になってしまいますよね。
シュリシュリさんの言葉にもありましたが、コップが「悲しみ」で満ちていれば、溢れる出てくるのは「悲しみ」。
すべての出発点は、フィルターを外してありのままで見つめ、底の底から癒すことなんですね。
Tさんとのセッションは続きます。
ぐっち
そこは何か自分のマインドをブレイクスルーしないとなのかなって思いますね。
「うつ病のぐっち」から抜け切れてないんですよ。
Tさん
まじで。笑
ぐっち
無条件の楽しさって存在するっぽいんだけど、伝え方が分からない。
Tさん
OK
そしたら、「そもそも方法って自分の中にある」って言ったじゃやない。
なので、自分は何が楽しいって思うかを探求してったらいいんです。
例えばさっきだと、自分の「視点の変化」をすごい楽しいって思ってたと思うんだけど。
ぐっち
そうそう、そうです!
Tさん
それを書いていったらいいんじゃない。
ぐっちさんがいままで感動したことって、「自分の視点が180度変わったんです!」っていう時が一番エネルギーが動いているわけ。笑
「自分のデフォルト(初期設定)がこうだったのがこうなりました」っていうのが、方法論になっていくんだよ。
だけど、これはぐっちさんに響いた方法だから、他の人は違うかもしれないけど、これは方法の一個だよってことで伝えてけばいいのね。
ぐっちさんの視点の変化って、環境が変わることで起きているわけじゃないじゃん。
どこにでもそれはあって。
ぐっち
どこにでも視点の変化はある。
Tさん
そう。
日常の中にも視点の変化を感じることはできる。
会社の誰かが怒って、その人に愛を送った。
これも視点の変化じゃない。
「ユダヤ人大富豪」の本を読んでへーと思ったのも視点の変化じゃないですか。
それを、いかに利用していくのかって考えたほうがいいです。
マイナスから抜ける方法論じゃなくて、視点の変化を利用したら、毎日楽しくなるし。
それを利用して仕事をしたらどう?ってことです。
ぐっち
マイナスから抜ける方法論としてアウトプットしてくんじゃなくて、視点の変化を俯瞰して利用するってこと?
Tさん
そうです。
ぐっち
そうすると、いろんなとこに応用できると。
Tさん
そうですそうです。
それって、他人の視点とか評価からは抜けた独自の視点です。
例えば、最悪の人生だって思ってたのを今日感謝しようって変化したら、すごい変化ですよね。
っていうのを毎日やってったらどうなるんだろうっていうのを、なんか楽しそうだからやるよねっていうことだと思うんですよ。
それがデフォルトになっていったら、また新しいデフォルトが開けるわけですよね。
ぐっち
Tさんと出会って、人間の視点って変化するんだって思いましたよ。笑
それまでは、なんでか変わらないものって思ってました。
Tさん
どんどん進化してるのね。
毎日毎秒進化してると自分が思ってるんだとしたら、新しいことばっかりにアンテナが引っかかるようになるじゃやない。
ぐっち
そうそう。
前は、変化しないようにしてたんですよ。
Tさん
いかに保つか。笑
疲れたでしょ、それ。笑
だからやめましょう。
守っていた自分が劇的に変化した様子を見せようとしたわけじゃないですか。
それ、すごい疲れるんです。
ずっと守ってたエネルギーを、何か一個の方法で180度変えなきゃいけないわけじゃない。
それ、一日中できないしさ。
ものすごいエネルギーがいることになっちゃうじゃん。
だから、ちょっとずつでいいんです。変えるのは。
例えば、感謝がデフォルトになったら、地球に感謝してたのが家族超大事にって思ったりとか、細かいこと一個一個に感謝できてる人って、外側にある看板とか環境じゃないところで、常に自分を保てます。
オレンジジュース出てくるのって誰かが入れてくれたからだし、誰かがオレンジ作ってくれたからだし、「これ奇跡じゃない?」みたいな。笑
ぐっち
自分の前にオレンジジュースが出てくる奇跡。笑
そこが、武田双雲さんの考え方でも、自分にはフィードバックできないステージなんですよ。
すごすぎて。
理屈はそうだけど、湧いてこないしなって。
習慣がないからなんですかね。
つづきます。
ぐっち