こんにちは。ぐっちです。
沖縄スピリチュアル旅一日目。
沖縄には無数のスピリチュアルスポット、パワースポットがあるそうですが、実はそのほとんどが南部に集中しています。
沖縄の創世神アマミキヨが南部から本島にやってきたかららしいのですが、そのアマミキヨが作った御嶽(お祈りをする場所)は7つあり、そのうち4つが南部の南城市にあります。
リゾートは中部以北なので、南部にはリゾート沖縄とはまた違った味わいがありそうです。
那覇からだとこんな感じ。
バスで1時間ちょっと。
気温的に東京の秋くらいの格好をしてきたのですが、日が落ちると少しだけ肌寒くなるのでそのときに羽織るものがあればいいだけで、Tシャツでよかったみたいです。笑
その前に腹ごしらえ。
那覇バスターミナル近くのアグー豚のとんかつ。
急ブレーキにやや酔いつつ、
念願の斎場御嶽!!!
意外に男性の一人旅の方も多いです。
昔は最高位の女性の神官と国王しか入ることができなかったそうです。
沖縄の神官は女性なんですね。
それは、出産を最も聖なる力と考えていたからだと言われます。
中に入って驚いたのが、極力人の手が加えられていない自然。
登山道ではありません。
沖縄本島最高の聖地です。
この傾斜はかなり急で降りるのが一苦労なのですが、この先には国王が身を清めた場所があります。
国王もここを渡ったはず。
わたしの先を行く少年は、雨上がりでよく滑ることもあって、
来るんじゃなかったー(ToT)
と泣きべそをかいていました。
巨木や滝の信仰のように、わかりやすいわけでもありません。
琉球の人々は、この場所のどこに神性を見出したのか。
なんか声とか聞こえないかなーとかすかに期待しつつ、もちろんそういうことはなく。
わたしには分かりやすい体感というものはありませんでしたが、例えば、わたしたちは秘密基地を選ぶときに自然とそれっぽいところを選びます。
なんとなくやばいところには近づきません。
その感覚の究極の成熟が、この御嶽という場所のような気がしました。
もし子供だったら、なんとなく厳かなこの場所には、容易に足を踏み入れなかったでしょう。
そういう素朴な原始的な神性を呼び起こす場所でした。
近くにいたガイドさんの指示で目線を付けてます。笑
男子禁制の場所だからほんとは女性しか撮らないとか言われつつ。笑
この奥の拝所からは、創世神降臨の島・久高島がのぞめ、その先にあるニライカナイを拝めるようになっています。
ところで、沖縄の聖地に来たときに、絶対に守らなければいけないのは、聖地に一切手を加えてはいけない、ということだそうです。
小石一つ持って帰ってはいけないし、小枝一本折ってはいけない。
本当にあるがままの自然の神性を大切にしているんですね。
衝撃だったのは、それほどの聖地の中に太平洋戦争時に砲台が作られていたこと。
歴史の記録として残されています。
本土で言ったら伊勢神宮に砲台を作るようなものです。
今日はこのまま宿へ。
直感で決めた宿です。
宿からすぐの海岸がステキでした。
宿の本棚は、金持ちの本とスピリチュアルの本ばかりという、かなりわかりやすいオーナーのセンス。笑
食事もつけることができます。
オーナー元夫婦(昨年離婚)と一緒につつきます。
オーナーは沖縄にきてまだ一年。もとは山口県の人。
宿の開業資金はクラウドファウンディングで集めたのだとか。
すごい!
夜は同じく男性一人旅の方とオーナーとおしゃべり。
おもしろかったのが、沖縄に移住してきた人が帰る一番の理由が、飽きたからだという話。
海が大好き!と沖縄に来ても、だいたい2年もあれば飽きて、逆にはっきりとしたイメージなく、なんとなく居着いた人は長く住むのだそうです。
その方が土地のゆるさにマッチするのかもしれません。
あとは若干この会合はいつ終わるんだろうと思いつつ、沖縄の夜はふけていくのでした。笑