こんにちはGUCCIです。
都庁でうつ病を発症し、3度の休職を経験。
いまも治療は継続しながら、沖縄に移住して、「うまくいっちゃう」と考えの初期設定を変えてみるチャレンジ中です。
観光協会は、一般社団法人なので、
法律に基づいて
年に一回会員を集めて総会をやらねばなりません。
村長も呼んで、
議長も呼んで、
県の観光協会の会長も来てくれました。
この資料を市町村の観光協会が作ったことを驚く、
と言ってもらえて、
多少組織への信頼感はましたかな。
その代償は、
10年ぶりのいぼ痔。
しゃべるのはほとんど事務局長の僕なので、
ずっとたってて、
片付けまでやって、終わったのが21:30。
途中からめちゃ痛かったんだけど、
我慢してたら、
市販の薬では治らない立派な痔が育ってました。。。
それが、木曜日。
で、金曜日。
役場と揉めてることの打ち合わせ。
なにが揉めてるって、役場からの委託の中身。
国の会計検査があったから、
ビビって追加ルールをバンバン出してくる。
そして、それに応えつつ、
自分たちで利益を出して自走化しろと。
世界的に見て、利益で自走化してる観光協会なんてありません。
ハワイの宿泊税は13.25パーセントで、
一泊当たり1万円くらいとられ、
それを財源にしてる。
日本は、沖縄を含めてほとんど宿泊税を導入できてなくて、
できたとしても300円とか。
なので、財源がない。
なので、観光協会が自ら稼げとなる。
あーこの旧日本軍的精神論。
竹槍でアメリカに勝て的な?
観光協会は、利益を出す株式会社ではありません。
マーケティングやプロモーションを行う専門集団です。
といっても、日本の場合、職員はほとんどが契約職員。
マーケティングの専門集団なんぞになれない。
それが、沖縄もハワイも観光客は1000万人なのに、
観光での収入が沖縄は7500億くらいで、
ハワイは1.9兆円という差に出て、
それはそのまま働く人の給料に反映されてる。
僕らは、税金を使った委託なので、
それで利益をだしちゃいけないんですよ。
海外は、補助なので、
人件費が担保されつつ、
マーケティングやプロモーションに集中できる。
僕らは役場の昭和のセンスで、
くだらないイベントや冊子作りをさせられる。
それをしながら、利益をだせとな。
で、その追加ルールも経緯や理屈がわからんので、
その辺の話し合いでした。
まー要するに国の会計検査に指摘されないようにしなければならない、と。
それが最優先だと。
あれ?観光協会の設立目的って、
国の会計検査に指摘されないことなの?
しかも、その追加ルールは役場の課長に共有されてない。
担当が勝手に言ってる。
それで、課長も交えて話し合い。
3対1。
まーとりあえず話し合い自体は妥協点を見出して、
その後、同じ場所に9年居座る、
地域の観光を止めるガンが、
剛を煮やして、
GUCCIさんはらをわって二人で話そう、と。
ま、話したけど物別れだよね。
こっちは前向きな話しても、
GUCCIさんは僕が裏で動いていると思ってるだろうけど、そうではない。
と。
いや、そんなん話してなんになるの?
そもそも、感情論でしか話せない奴と話したところで、
お互いに感情のしこりが残るだけで、
なにもいいことないでしょ。
自分は悪くないって確認作業をしたいだけでしょ。
この不毛な時間の労力よ。
俺はお前たちに出された宿題をこなさねばならないんだが。
案の定、なにが話したかったんだか、
嫌な気分になっただけで終わった。
いや、だから、あんたと分かりあうことは俺の仕事じゃねーんだわ。
それは、もー目クソくらいどうでもいいことなんだわ。
財源渡さない
仕事は増やす
利益を出せない委託業務を会計検査に説明できるように時間をかけてやれ
それとは別に利益を出して自前で運営しろ
って、自分らが何言ってるかわかってる?
この行政と政治の無理解が、
日本の観光を稼げない仕事にしてる。
足りてないのはマーケティング、
地域ブランディング。
なぜ足りてないか、
そこに予算をつけないから。
観光冊子作りとかをさせるから。
それで観光庁もDMOって制度作ったんだけど、
そこでもお金渡さないで、
提出する書類ばっか増えるんだわ。
この行政のシステムと付き合ってるうちは、
同じストレスを抱え続けることは分かった。
行政の外に出たとしても。
まぁ、それはこの村の行政システムの話であって、
僕のコントロール範囲外のことだから、
言っちゃ関係終わっちゃうかなーとも思ったけど、
なんかさ、
別に役場とうまくやるって、
僕の人生の優先順位でいったら
どうでもいいことだった。
なんでそれに時間使ってんだろって
自分の問題なんだわ。
僕の側に気づくことがあるってメッセージなんだわ。
先週末に行った日光東照宮で引いたおみくじが、
たぶん人生ではじめめ凶だったんだけど、
いまの状況にはまりすぎてて
じわる。
まぁ、こういう人はこれからもわんさかでてくると思う。
実際、この地域でも金太郎飴のように
一人いなくなると次のモンスターが出てくる。
だから、そこに人生の主導権を持たせない
彼らがいてもいなくても、
僕は僕の大切なものに時間を使う
そういうことなのかも。
何度も再確認する。
今回の学び
感情論でくる相手は、
気分なのでコロコロ変わり、
自分の承認欲求が満たされるまで終わりはないので、
パートナーや友達など大切な相手の場合は
その感情に寄り添うけど、
そうでない場合は、
承認欲求は常に枯渇してるから
こっちが消耗するだけだから、
まともに相手するだけこっちのエネルギーの無駄
とにかくじゃがいもと思って
相手を大事にするのではなく、いかに自分の時間やエネルギーに影響を与えないかを大事にする
あ、いや、
じゃがいもは栄養になるけど、
こういう人たちは相手を消耗させてブレーキにしかならないから、
毒くらげくらいかな
これ、何かやりたいことをやるときにも言える。
プロジェクトをやるときに大事なのは、
誰とやるか
これで展開やスピードが全然違う。
とにかく、公務員を辞めて思ったのが、
自分では手を動かさないで
口だけ出してくる人が経験値で95%はいる。
この人たちは、
本当にそれがやりたいのではなく、
自分という存在感を示したい承認欲求なだけ。
で、外部に依存したその承認欲求は
常に枯渇するので、
終わりがない。
こんなものに付き合ってたら、
いつまでたってもプロジェクトは進まない。
日本だと、議論するかしないか
が重視されてて、
やるかやらないか
は重視されてない気がする。
仕事をしてて、
まだ議論が煮詰まってない、
拙速みたいなことを言われるけど、
どこまできたら議論が煮詰まったと言えるのかわからない。
ああ、肛門が痛い。