Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

インド一人旅3日目その2。リシケシの寺院探検。

アネキのおかげで、SWASTI YOGAのドロップインがあることが分かりました。

ただ、この日はお休み。

この日の午後のヨガはどうしようかなーと考えていると、この後もとてもお世話になることにあるヒロコさん(仮名!)が、

知り合った日本人のマイちゃん(仮名!)が行ったアシュラムがよかったって連絡きたよ!今日の夕方のプログラムにも参加するって!

と教えてくれました。

お、それは面白そうだ。いってみよ。

無計画って、こういうところが好きです。

何かおもしろそうなことがあれば、即応できる。

とりあえず、夕方まで空き時間になりました。

カフェを出て、なんとなくアネキと街ぶらする流れに。

これも無計画の醍醐味です。

時間に縛られず、感性のままにぶらぶら行動するのはとても心地がいいです。

アネキは、シンギングボウルという楽器に興味があるとのことで、楽器屋を探します。

f:id:ketoraaa:20190514211654j:image

わたしは知らなかったのですが、シンギングホウルとは法具の一つで、その音色は究極の癒しとも言われているそうです。

見た目はただのキッチンに置いてあるボウルなのですが、それを木の棒でこするだけで、言葉では言い表せない不思議な振動音を出します。

この音色を出すため、ボウルは一つひとつ手作りしているそうです。

手を近づけると、ボウルの発する振動が空気の揺れとして手に伝わり、驚きます。

ヒーリング効果があると密かなブームなのだとか。

シンギングボウルの先生だという楽器屋の店主から、色々と教わることが出来ました。

f:id:ketoraaa:20190514211730j:image

こうして、フラフラとアネキについていったおかげで、おもしろい経験ができました。

アネキが瞑想のアシュラムにいくまでまだ少し時間がありましたので、ラクシュマンジュラ橋近くの観光名所となっているTera Manzil Templeへ。

f:id:ketoraaa:20190514212918j:image

地球の歩き方によると、塔の最上階まで上がるとガンジスが一望できるらしいです。

靴を預けて(もちろん出る時に料金を請求されます。)中に入ると、不思議な作りでした。

まっすぐな通路の脇に、小部屋がたくさんあって、その中には必ず3人の神様が祭られており、各神様の前には鐘があります。

小部屋の数が半端ない数です。

で、ところどころのポイントにお土産屋さん。

寺院に入ってすぐ、小部屋の中におじさんが座っており、

こうやってお祈りするんだ

みたいなことをワーワー言ってます。多分。

それっぽくやると、じゃあここに座れと。

少し怪しさを感じながら座ると、名前はなんだ、どこからきたんだというようなことを矢継ぎ早に質問してきます。

おぉ、それは神聖な名前だな、

みたいな。ほんとかよ。笑

そして、おもむろにわたしたちのおでこに泥を付け、腕に紐を結び、乾燥した米を出してきて食べろと言ってます。

f:id:ketoraaa:20190514211932j:image

ここまで、異論をさしはさむ余地のない勢い。

完全に怪しい。笑

こんな怪しい米は食えません。とりあえず食べた形だけすると、今度は、100ルピー払えと言ってます。笑

え、なに?おまじない代??

しかし、払われたお金の入った器の中をみると、みなさんだいだい10ルピーだけ入れてます。笑

しかも、通路を通り過ぎるインド人が、

おいおいつかまってるよあのアジア人(´▽`)

みたいな顔でこちらを見ている。笑

いやいや、みんな10ルピーだろ

いや、100ルピー払え

みたいなやりとりが続き、最後には有無を言わさず10ルピーだけおいて、おじさんを無視して小部屋を出ました。笑

そんなことがありながらも、上階に上がっていきます。

神様を祭る小部屋が多すぎて、一つ一つお参りしていると日が暮れます。

みると、インド人もけっこうスルーしている。

さくさくと上に。

ところどころの神様と思われるオブジェがおもしろい。

明らかに男性のシンボルと思われるものに女性が抱きついてます。笑

f:id:ketoraaa:20190514212050j:image

男性のシンボルからは蛇が。

後から知ったのですが、これはヒンズー教の中でも、シヴァ派と言われる宗派の神体の特徴なんだそうです。

リシケシはシヴァ派の聖地なんですね。

いたるところでシヴァ神の像がありました。

f:id:ketoraaa:20190514212157j:image

ヒンズー教がこうして性愛をテーマにするのは、仏教には五感で得られる欲望の放棄こそが悟りへの道という考え方があるのに対して、ヒンズー教では、カーマ(欲望、性欲、情熱)は、人生の4つの目的の1つに位置付けられているからみたいです。

カーマが、ダルマ(道徳、倫理)、アルタ(富、財産、生計)とモークシャ(輪廻からの解放)といった、他の3つの目標を犠牲にすることなく満たされたならば、本質的で健康的な人生を送れるとされているんです。(ウィキペディアより)

わたしは、このヒンズーの考え方が、いまの感覚にぴったりな気がします。

寺院の頂からのガンジスの眺めは格別でした。

f:id:ketoraaa:20190514212449j:image
f:id:ketoraaa:20190514212445j:image
f:id:ketoraaa:20190514212442j:image

帰り際、アネキはインド人観光客から一緒に写真を撮ってほしいとお願いされてました。

なぜかインド人は、外国人女性と写真を撮りたがるそうです。

特に白人女性が人気があるらしい。

最初は芸能人みたいでいい気分らしいのですが、次第にうっとうしくなるのだとか。笑

なんなんでしょうね。

寺院観光を終え、ここでアネキとはお別れです。

なりたい自己像ベースで行動したことで、すばらしい出会いができました。

正直、沖縄と違ってインドでこういう出会いに恵まれるとは思ってませんでした。

日本人がどのくらいいるかも分からないし。

まさに、行きあたりばっちり☆

アネキと別れ、とりあえず今後のヨガに向けて、ヨガマットとマット入れを現地調達!

f:id:ketoraaa:20190514212611j:image

両方合わせて1000円くらい♪

ヨガマットを持って、午前中に教えてもらったアシュラムAdi Yogpeethへ向かいました。

つづきます。

 

ぐっち