うつ病とともに生きるブログ ―続けられるかたちを探して―

東京都庁職員だった2012年にうつ病を発症。再発を繰り返し、2024年に反復性うつ病性障害と診断されて精神障害者となりました。何度も崩れて、そのたびに生き方を作り直してきたからこそ見えてきた道があります。うつ病を打ち負かす敵ではなく、共存する自分の一部として、しなやかにたくましく生きていく道です。このブログは、その過程での気づきを残す、無理をしない自然な生き方のメモ(Art of Naturalway)として、2017年から書き続けています。

島根旅行記

とても久しぶりの旅の記事です。

 

このブログでも、インド、沖縄、福岡など様々な旅行記を書いてきたように、私はもともと旅行がかなり好きです。

 

移動の高揚感。
その土地土地のおいしい食べ物。
思いもかけない出会い。
魂を震わせる伝統文化。

 

そうしたものが、生命感を呼び起こすような気がするのです。

 

しかし、うつの病状悪化すると、「楽しい」「やりたい」という感覚がなくなり、旅行にも行けません。

 

「行きたい」という感覚がなくなるのです。

 

もちろん、金銭面の事情もあります。

 

捨てるほどあれば、楽しかろーが楽しくなかろーが、とりあえず行ってしまうということもできますが、日々の収入を緻密に計算している状況、または無収入では、とても旅行にいく冒険には踏み出せません。

 

そうした事情から、飛行機に乗る旅行は、去年の副業での沖縄を除けばもうしばらく行っていませんでした。

 

3年になるか、4年になるか。

 

そのくらいはいっていませんでした。

 

それが、今回の6月のボーナスもあり、「久しぶりにいってみようかな」という気になったのです。

 

これは大きな変化です。

 

度には疲労もつきものですので、若干の不安もありましたが、それもやってみて分かるというもの。

 

やらなければ、何もわかりません。

 

選んだ旅行先は、「島根」でした。

 

日本一の庭園と言われる、足立美術館に行ってみたかったのです。

 

飛行機代は、障害者割引で若干安くなります。

 

交通費、宿泊費、飲食費などを合わせて、7万円程度の旅行だったでしょうか。

 

本来は一月に一度くらいが理想ですが、このくらいの規模の旅行であれば、ボーナスの時期に行くことはできます。

 

朝早く起きて、電車に乗り、飛行機に乗り、レンタカーに乗り、この時点でかなり疲れました。

 

運転中に不安の高まりも経験しました。

 

疲れは不安が高まるトリガーなことは分かっています。

 

ですが、そのトリガーを徹底的に避けていると、ますます神経は不安を感じやすくなる、というのが行動療法の考え方です。

 

不安が高まったとしても、その自分を観察し、致命的なことは起きないことを身体で再学習していく。

 

海鮮丼を食べ、足立美術館に行き、出雲大社に行き、神魂神社に行き、八重垣神社に行きばけばけの占いをやる、出雲そばをたべ、アフターヌーンティーを味わい、温泉にいく。

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充実した旅だったと思います。

 

蛍を見たかったのですが、調べていった場所で一匹も見ることが出来なかったのは残念でした。

 

足立美術館の日本庭園は、噂に違わず見事なものでした。

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障害者割引で入場料が半額だったのもありがたかった。

 

旅はいいですね。

 

非日常は、自分の中の何かを呼び起こすような気がします。

 

この素晴らしさを共有できるパートナーと一緒であったら言うことはありません。

 

ただ、程度が一段階落ちてから、「情緒的負荷(感情を処理するために使う心のエネルギーの負担)」に弱くなり、人間関係をより負担に感じるようになりました。

 

寂しさはある一方で、濃密な人間関係には困難さがあります。

 

できれば、週末婚のようなスタイルがとれれば理想なのかもしれません。

 

話が脱線しました。

 

見通しはありませんが、海外にも行きたいですね。

 

とりあえず、こうして旅に出られるまでの体調になったことに、これまでの辛く苦しい道程を思い、感慨深いものがあります。