障害者雇用で働き始めて、
もうすぐ4か月になります。
相変わらず、単調な作業が中心です。
前回書いたように、新しい仕事が来たと思ったら、
想像以上に難易度の高い内容だったり、
会社側との認識のズレが、
少しずつ表に出てきたりしています。
---
特に変化を感じているのは、
障害者雇用を担当している方との関係です。
この会社では、
障害者雇用自体がまだ試行錯誤の段階にあり、
私たちには専任の担当者がついています。
実質的には、直属の上司のような存在です。
その方は、
長く会社に在籍してきたベテラン社員で、
私たちの席のすぐ近くに座り、
日常的に様子が分かる位置にいます。
---
入社当初は、
「体調は大丈夫ですか」
「無理しないでください」
「長く働くことが一番大事です」
「困ったことがあれば、いつでも相談してください」
といった声かけが多く、
とても温かく見守ってもらっている印象がありました。
会社としても未知の取り組みだからこそ、
相談しながら一緒に作っていこう、
そんな姿勢が感じられ、
正直、希望を持っていました。
---
ところが、
ここ最近、その空気が少しずつ変わってきています。
・スキル向上を強く求められるようになった
・仕事での「成長」を前提に話が進む
・急にハードルの高い仕事が振られる
・その仕事についての関与やフォローは最小限
・業務上のトラブル対応が素っ気なくなる
・言葉遣いが、以前より強く感じられる
こうした変化が、
一つひとつは小さくても、
積み重なると無視できない違和感になります。
---
まだ働き始めて4か月です。
私は、自分の体調や働き方を、
「年単位」で考えたいと思っていますし、
そのことも、担当者には繰り返し伝えています。
ただ、外から見ると、
私たちは健常者と大きく変わらないように
見えてしまうのかもしれません。
その結果、
無意識のうちに期待値が上がり、
求められるものも変わっていく。
これは、おそらく、
多くの障害者雇用の現場で
起きていることなのだと思います。
---
この会社は外資系ということもあり、
年功序列ではありません。
評価や給与は、
担う仕事の内容や難易度と
強く結びついています。
担当者としては、
活躍の場を広げ、
結果的に条件を良くしたい、
そんな思いもあるのだと思います。
実際、
そうした言葉を直接かけられたこともあります。
---
ただ、
私にとって今いちばん優先順位が高いのは、
「条件を上げること」よりも、
「体調を維持し、長く働き続けること」です。
この点についても、
何度か率直に伝えています。
それでも、
一度できあがった期待やイメージを
調整するのは、簡単ではないのかもしれません。
---
障害者雇用が、
なぜ長く続かないケースが多いのか。
最近、その理由が、
少しずつ実感として分かってきました。
業務内容と期待のズレ。
配慮と成長要求のバランス。
環境変化による体調への影響。
支援体制が形だけになってしまうこと。
こうした要素が重なると、
どこかで無理が生じてしまいます。
---
さらに、
生活面での余裕が限られていることも、
無視できない現実です。
日々をこなすだけで精一杯になり、
先の見通しや安心感を持ちにくい状態では、
心身への負荷も大きくなります。
---
これから、
会社や担当者との関係が
どう変わっていくのか。
正直、まだ分かりません。
ただ、
今はこの状況を一つの「実験」として捉え、
自分の反応や体調の変化を
丁寧に見ていこうと思っています。