障害者雇用で働き始めて
3ヶ月半がたちました。
8ヶ月の無職自宅療養を経ての
いきなりフルタイムだったので
毎日懸命です。
まず、現状確認。
勤めているのは外資系メーカーです。
障害者雇用で給料は月手取り13万程度。
仕事は単純事務作業。
正社員で、9:00〜17:45のフルタイムです。
以前、単調な作業が続くことで
やりがいもなく一日時間が経つのが遅くて疲れがたまる、
と書きました。
入社からしばらく経って、
変化してきたこと、わかってきたことが2つあります。
まず、新しい仕事がはじまったこと。
前任の派遣の方が辞めたので急遽引き継いだ仕事ですが、
イラストレーターという専用ソフトを使います。
わたしはイラストレーターが苦手なので、
イラストレーターのレクチャーをしてくれるなら、
という条件付きでOKしました。
イラストレーターのレクチャーは詳しい社員がいたのでやってもらったのですが、
前任が残したデータがぐちゃぐちゃで、
当初話を聞いていたほど楽な仕事ではないことがわかりました。
その辺に関して、
わたしはもっと会社にサポートしてほしいのですが、
ぐっちなら余裕だろうと思われてあるのか
放置状態で不安です。
そして、次に、
外資系なので英語で作られた研修を大量に受けなければならないこともわかりました。
一般就労の人たちはもちろん英語力必須ですが、
わたしたちはそれを事前に求められて入っているわけではないので、
英語力に雲泥の差があります。
わたしともう1人の障害者は、
仕方なくスマホのGoogleレンズで翻訳しながら
進めていたのですが、
社内でプライベートのスマホ使用禁止というルールにひっかかってしまいました。
まず一つ目でいえば、
わたしはフルタイムの出社で相当なエネルギーを使っているので、
もっとゆっくり、
しかもスモールステップでやっていきたい、
ということです。
そして二つ目で言えば、
これは完全に会社の事前説明不足です。
どうやら、わたしたちの英語力を上げるために、
就業時間後に特別講義をやる話も浮上してます。
ここらあたりまでの流れで、
これが障害者雇用と会社のミスマッチかーと
感じています。
つまり、優先していることが違うのです。
わたしたちは、
体調を維持して長く働くこと。
一方で会社は、
障害者といっても活躍の場を与えたい
まして外資系で年功序列で給料が上がらないので、
できることを増やして給料を上げてあげたい。
その辺の認識の食い違いに、
根本原因があるような気がします。
わたしは事あるごとに
最優先は体調を維持して長く働くとが目標であるです
と伝えてはいます。
しかし、
一見すると普通
なんです。
精神障害は。
それで、会社側も知らず知らずのうちに
求めるハードルが高くなっている。
こちらは、会社にいるうちは
かなりギアを上げてます。
それでも、家に帰ればクタクタバタンキューです。
毎日のリセットにそれなりの時間をかけます。
そういう説明はしていますが、
会社はそれを逐一見ているわけではない。
人は、目に見えないものは忘れていく習性があります。
認知のバイアスです。
なにせ入ってまだ3ヶ月半。
私としては、
13年治療してきたたった3ヶ月半。
何かを極端に変えるには早すぎるタイミングです。
数年単位で考えてます。
会社側もはじめての障害者雇用でノウハウがないので
一緒に考えていきたいとは言っていました。
それが本当の会社の姿勢なのかどうかが
試されているのかもしれません。
わてしとしては、
1日いちにち、
できることを積み重ねていく
そのスタンスに変わりはありません。