障害年金の準備開始から約9ヶ月。
やっと障害年金の申請ができました。
あとは審査に3〜5ヶ月かかるらしいので、
おとなしくその結果を待ちます。
しかし!
申請できたのは将来に向けての申請のみ!
過去に遡るいわるゆ認定日請求は
まだできていません。
というのも、
認定日請求とは、
発症日から1年6ヶ月後に症状が固定化し、
過去に遡って障害年金の請求ができるもの。
したがって必要なのは、
発症日の1年6ヶ月後のいわゆる認定日の診断書のみ、
というのが一般的なのですが、
請求は発症日に属してきた年金組合に行います。
わたしの場合は東京都庁の公務員だったので、
東京都共済組合。
社労士がそこに必要書類を問い合わせたところ、
認定日から3年ごとに診断書が必要、とのこと。
ここまでの診断書を求めるのは
レアケースらしいです。
要するに、
本当に症状が固定化し、
その間ずっと障害年金の要件を満たしていたのか、
が知りたいのでしょう。
ただでさえ障害年金はハードルが高いのに、
さらにそのハードルを上げてます。
わたしの場合はけっこう転院してるので、
3箇所の病院から3通の診断書をとらなければなりません。
診断書もタダではありません。
だいたい1通15,000円くらいとります。
仕方がないので、
社労士と3つの病院から3通の診断書を取る手続きをすすめました。
すると、ほとんどの病院が、
障害年金の要領がわかってるので、
郵送で依頼できて、
代金も振り込みなどで済んだのですが、
1箇所、
郵送依頼は不可で、
しかもいまの状況を診察しないと書けない、と。
社労士も呆れてました。
過去の診断書を書くのに、
なぜ現在の状態を診察する必要があるのか、
と。
たまにそういう病院があるらしいです。
次から次にハードルが現れて、
まるでつまらないRPGのよう。
つまり、障害年金は、
医師が診断書を書くのがうまいかどうか、
受診者の金銭状態に理解があるかどうか、
でほとんど決まる年金なのです。
極めて属人的ですね。
仕方ないので、
群馬からわざわざ休みをとって、
東京の病院まで診断書の依頼にいってきました。
ところが、
結果は、
ぐっちさんの当時の状況を考えると、
1番よい状態で診断書を書くしかなく、
たぶん障害年金はもらえないと思うが、
それでも診断書を書くか社労士と相談してみるように
とのことでした。
ゼロ回答です。
わざわざ休みをとって東京までいって、
ゼロ回答。
それなら電話でそう言ってくれればいいものを。
こういう頭でっかちの医者に当たると、
障害年金はまずもらえません。
前も書いた通り、
障害者雇用の給料は新卒の初任給よりやすく、
わたしの場合手取り13万ほどです。
それでどうやって希望ある生活が送れるというのでしょう?
その点に理解のある医師に当たるか、
頭でっかちの医師に当たるかの
障害年金ガチャで、
その後の収入が決まってしまう現実。
やはり制度そのものに欠陥があるような気がしてなりませんが、
制度は制度でわたしにはどうにもできません。
人生には定数と変数があって、
定数にエネルギーを注がないことが、
幸せに生きるポイント。
まー認定日請求のことは忘れて、
おとなしく将来の障害年金の結果を待ちます。
それにしても、
審査に3〜5ヶ月か。。。
準備はじめてから結果出るまで、
約1年ですね。
お金に困った障害者が多いというのに!
諸外国の制度はどうなっているのか気になります。
とりあえずお金のかからない
生きがい、やりがい、幸せ
を探す必要がありそうです。
旅行が趣味だったんだけどなぁ。