Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

同期からの無視

入社して2か月半がたちました。


3か月くらいで朝起きてのフルタイム出勤になれてくるかなと思っていたのですが、
まだ疲労は強めでもう少し時間がかかりそうです。


とにもかくにも、
日々出勤を積み重ねていくことで
慣れていくほかありません。


ところで、
わたしにはわたしをいれて同期が8人います。


障害者は私ともう一人ADHDの22歳。


他の一般雇用が6人という内訳。


中途採用ですが、
たまたま4月入社だったので、
新卒やほかの中途と同じように最初の研修も受けさせてもらったのです。


さすが世界トップクラスの外資系メーカー日本法人に採用されるだけあって、
みなさんとても優秀でコミュニケーション力も高いです。
(ちなみに一般雇用の皆さんは英語必須)


「障害者雇用」というのはあえて会社からはオープンにしなかったので、
私たちのタイミングで4月中旬くらいから同期にも打ち明けました。


意外だったようで最初は驚かれましたが、
「ご苦労をされてきたのですね」
というような温かい言葉をかけてもらい、
懸念していたような差別的な状況にはなりませんでした。


。。。最初のうちは。


どうしても同期の仕事内容と私たち障害者雇用の仕事内容が違いすぎて、
建物も別なのでだんだん話が合わなくなってくるのはわかります。


ところが、
いま、同期のうちの一人が、
明らかに私たち障害者雇用の二人を避けるようになったのです。


ちょっと前までは、
会えばにこやかに雑談する仲でした。


それが、いまは目もあわせず、
かろうじて小声で挨拶する程度。


いったい彼女のなかで何があったのか。


謎です。


この会社の人は大人な人が多く、
皆さん障害者雇用ということを知りつつ、
穏やかに話しかけてくれることが多かっただけに、
彼女の態度が目立ちます。


同期でランチを食べていても、
私たち二人に話しかけたり話題に入ったりすることはないので、
同期全体に微妙な空気が流れているのを感じます。


繰り返しますが、
彼女の中でどういう変化があったのかはわかりません。


わかりません。


が。


これが「障害者差別」か、
と思ってしまわざるを得ません。


状況を整理すると、どうしてもその結論になる。


まぁ、だからといって私たちが何かすることもできることもありません。


他人の価値観は変えられない。


私たちは障害者だろうがなんだろうが、
私たちなりの幸福を追求していく。


その過程で、彼女は登場人物ではなかった。


ただそれだけのことです。


その信念に変わりはありません。


ですが、正直悔しさはあります。


ラベルで人間性を判断された悔しさです。


多くの障害者がこういう思いを何度もするのでしょう。


障害者になる前から、
「うつ病」と知って私の前から消えていった人はたくさんいます。


それは、正直ラベルだけでなく、
うつ状態が作り出すネガティブな空気を避けたからということもあると思います。


それが、私たちを孤独にします。


私はうつ病の中では明るい方だとは思いますが、
その私であってもこうなのです。


それはともかく、
悔しいからこそ、
私はまだまだ世界の探求をやめません。


彼女には絶対たどり着けないだろう、
魂の輝きを持てるかどうかの試みを続けます。