続けられるかたちを探して  ―うつ病というわたしの一部―

何度も壊れて、そのたびに生き方を作り直してきました。 うつ病とともに働き、休み、 障害者として社会と向き合う今があります。 「頑張れば報われる」から降りた先で見えた、 無理をしない生き方のメモ。 ここは、立ち止まってもいい人のための場所です。

まずは、生活リズムに慣れるところから

ある企業の障害者雇用で働き始めて、  
1か月がたちました。

 

8か月ぶりの仕事復帰です。  
それまで長いあいだ生活リズムが崩れていたこともあり、  
いきなりフルタイムで働くこと自体が、  
最初の大きなハードルでしたが、  
なんとか1か月は乗り切ることができました。

 

やはり、疲れは溜まっています。

 

家に帰ると、  
夕食をとってそのまま横になり、  
気づけば眠ってしまう日が続いています。  
生活リズムに体がなじむまでは、  
ある程度仕方のないことなのだと思っています。

 

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仕事の内容は、  
事前に聞いていたとおり、  
かなり単調な作業が中心です。

 

一日中、  
紙の資料をデータ化して整理する。  
それを繰り返しています。

 

正直に言えば、  
時間の進み方はとても遅く感じます。

 

一日が、  
とにかく長い。

 

やりがいや充実感を感じる場面は、  
今のところほとんどありません。

 

ただ、  
この働き方を選んだ時点で、  
ある程度は覚悟していたことでもあります。

 

仕事にやりがいを求めるなら、  
別の選択肢もあったと思います。  
けれど、それは同時に、  
体調を大きく崩すリスクも抱えることになる。

 

どちらを選ぶかは、  
障害者にとって常に難しい判断です。

 

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それでも、  
無職の期間と比べれば、  
少なくとも収入が安定して入ってくる生活になったことは、  
大きな前進だと感じています。

 

今後、  
制度的な支えが整えば、  
生活の見通しも少しは変わってくるかもしれません。

 

ただ、現実には、  
手続きや準備には時間がかかり、  
思うように進まないことも多い。

 

焦りつつも、  
待つしかない局面が続いています。

 

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初めての給料をもらい、  
「これから、こうして細々と暮らしていくのかな」  
と考えてしまう瞬間もありました。

 

寂しさを感じることも、  
正直あります。

 

この先、  
自分はどんな生きがいを見つけられるのだろうか。  
そんな問いが、  
頭から離れません。

 

できれば、  
理解のある誰かと出会い、  
日々の小さな楽しみを分かち合えるような生活を  
送りたいと思う気持ちもあります。

 

けれど、  
現実はなかなか厳しい。

 

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それでも、  
うつ病という経験を、  
ただの不幸として終わらせたくはありません。

 

この病気を通して得た視点や感覚を、  
自分なりの形で社会に還元できたら、  
そう考えるようになりました。

 

あまり先のことばかり見ていると、  
足元がおろそかになります。

 

今の目標は、  
まずこの生活リズムに慣れること。  
そして、  
少しでも生活の中に余白をつくること。

 

おそらく、  
それにはもう少し時間が必要です。

 

それまでは、  
派手さはなくても、  
地味な日々を一日ずつ積み重ねていく。

 

今は、それがいいと思っています。

 

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最近、  
昔の職場で知り合った人と再会する機会がありました。

 

環境は変わっても、  
こうして人とつながれることは、  
やはり大きな支えになります。

 

人との出会いは、  
静かだけれど、確かな栄養です。