1月に実習をやった会社で、
働き始めました。
働くのは8ヶ月ぶりです。
まず最初のハードルは
毎日朝起きて出勤すること。
とりあえず2週間はクリアできましたー。
おれの働き始めた会社は、
太田市というところにある外資系メーカーです。
初の外資系!
ちなみに、世界トップのメーカーの日本子会社なので、
世界に14万人くらい社員がいます。
本社はフランスです。
これで、
都庁
沖縄の観光協会
観光系コンサル
外資系メーカー
と
4社目になります。
思いもかけず転職人生になりました。
雇用条件は、
前から書いてる通り
障害者雇用。
月給は168,800円で、
都庁の最後頃から半分くらいになりました。
それでも、
障害者雇用としては珍しい
正社員での採用です。
仕事内容は、
古いFAXをスキャンして電子化して保存するだけ!!
わかってたことですが、
あまりの単純作業に一日一日が長いです!!
でも、
リハビリにはちょうどよいかもしれません。
障害者雇用といっても、
就活した感触だと
最低時給のパートか、
名前だけ障害者雇用で
やらせる仕事は一般雇用と変わらないという
両極端が多かった印象ですが、
この会社は
障害者として仕事も配慮してもらえるし、
障害者雇用推進担当の方からこまめに声掛けしてもらえるし、
正社員ですし、
かなりいい方だと思います。
とりあえず一日一日を積み重ねて、
働くリズムを取り戻していきたいです。
まだ働き始めて2週間ですが、
驚いたことがいくつか。
まず、いままで働いた会社で
一番ホワイトだと思います。
退職金もありますし、
有休も公務員並みにあります。
なによりも、
とても職場の風通しがよい。
これまでの会社では、
社員同士が子供の喧嘩のように争って、
不毛なリソースを消耗していたのですが、
この会社は1+1を2以上にしていこうというカルチャーが染み付いていて、
社員の人が大人です。
まず採用のハードルか英語力必須で高いのと、
多くの人が海外転勤を経験して多文化の土壌があるのと、
社員にも外国人が多く建設的なコミュニケーションが求められるのと、
語学力など本質的な成長が常に求められるなどの
面があって、
これまでの会社で多かった視野の狭い言うだけ番長が少ないことがあるのかもしれません。
入社して1週間は研修だったのですが、
研修は日本語でやってもらえるものの、
研修資料はみんな英語でした。
社内メールも当たり前のように英語で届きます。
日本語を併記してくれてることも多いですが。
なので、社員の方が本当に優秀です。
都庁よりもはるかに優秀だと思います。
一般雇用の場合、
TOEIC700点以上が必須スキルとして求められるので、
おれが元気だったとしても働くことは難しかったでしょう。
すごい会社で働けたものだと思います。
これまでは組織文化が不満でいろいろ組織改革に手をつけることが多かったですが、
この会社からは逆に学ぶことが多いかもしれません。
現時点での唯一の難点はやはり給与で、
額面で168,800円なので
手取りは14万程度。
ボーナスもあるのですが、
年収で270万。
家賃がかかったらとても生活できません。
なかなか暮らしていくには厳しい金額です。
これで障害年金がもらえればなんとかなるのですが、
障害年金はいまだ主治医の診断書待ちで
まだわかりません。
それはおいおい考えていくとして、
こうして地元群馬での18年ぶりの生活がはじまったのでした。
(群馬の赤城の千本桜)