うつ病とともに生きるブログ ―続けられるかたちを探して―

東京都庁職員だった2012年にうつ病を発症。再発を繰り返し、2024年に反復性うつ病性障害と診断されて精神障害者となりました。何度も崩れて、そのたびに生き方を作り直してきたからこそ見えてきた道があります。うつ病を打ち負かす敵ではなく、共存する自分の一部として、しなやかにたくましく生きていく道です。このブログは、その過程での気づきを残す、無理をしない自然な生き方のメモ(Art of Naturalway)として、2017年から書き続けています。

まずは、働くリズムを取り戻すところから

1月に実習を行った会社で、  
働き始めました。

 

働くのは、8か月ぶりです。

 

---

まず最初のハードルは、  
毎日朝起きて出勤することでした。

 

とりあえず、  
最初の2週間はクリアできました。

 

それだけでも、  
今の自分にとっては  
ひとつの成果です。

 

---

今回働き始めたのは、  
とある企業の研究拠点です。

 

これまで、  
行政、観光関連、コンサルティングなど、  
いくつかの組織を渡り歩いてきましたが、  
思いがけず、  
転職を重ねる人生になりました。

 

---

雇用形態は、  
これまで書いてきたとおり、  
障害者雇用です。

 

条件としては、  
決して高い水準ではありませんが、  
正社員として採用されました。

 

仕事内容は、  
紙の資料をスキャンして  
データ化・整理する作業が中心です。

 

想像していたとおり、  
かなり単調な仕事で、  
一日一日が長く感じられます。

 

ただ、  
今の自分にとっては、  
リハビリとしては  
ちょうどよいのかもしれません。

 

---

これまで就職活動をしてきた中で、  
障害者雇用の現場には、  
極端な振れ幅があると感じてきました。

 

最低限の仕事だけを任されるか、  
名目は障害者雇用でも、  
実態は一般雇用と変わらないか。

 

その点でいえば、  
この会社は、  
仕事の内容や関わり方について  
一定の配慮があり、  
こまめに声をかけてもらえる環境です。

 

そのこと自体は、  
とてもありがたいと感じています。

 

---

まだ働き始めて間もないですが、  
いくつか意外だったこともありました。

 

これまで経験してきた職場と比べて、  
全体的に落ち着いた雰囲気があり、  
人と人とのやり取りが  
比較的建設的です。

 

無駄な対立や感情的な消耗が少なく、  
仕事を進めること自体に  
意識が向いている印象を受けます。

 

---

研修や日々のやり取りの中では、  
語学や専門性が  
前提になっている場面も多く、  
社員一人ひとりの水準の高さを  
感じることがあります。

 

正直なところ、  
自分が一般雇用として  
この環境に入ることは  
難しかっただろうとも思います。

 

そういう意味では、  
今こうして働けていること自体、  
不思議な縁だと感じています。

 

---

現時点での一番の課題は、  
やはり生活面です。

 

収入は、  
日々の暮らしを支えるには  
かなり工夫が必要な水準で、  
先の見通しについては  
不安もあります。

 

制度的な支えが  
今後どうなるのかは、  
まだ分かりません。

 

それについては、  
焦らず、  
少しずつ考えていくしかないと思っています。

 

---

いずれにしても、  
こうして地元での生活を再開し、  
新しいリズムで  
日々を積み重ね始めました。

 

今はまだ、  
先のことを語れる段階ではありません。

 

まずは、  
一日一日を無事に終えること。

 

その積み重ねから、  
次の景色が見えてくればいい。

 

今は、  
そう考えています。