Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

新陳代謝が起きず不健康になる日本

ボクが公務員から沖縄にきて思うのは、

自分自身の変化についてです。

 

一方で、広くみるなら

日本

という国についてです。

 

あらゆる危機的指標が出たとしても、

本質的には「現状維持」を続け、

学習性無力感が蔓延する国

 

日本

 

都庁でも感じたし(公務員制度は限界)、

東日本大震災でも(エネルギー政策は限界)、

沖縄でも感じています。

 

エリアは違えども、

起きていることの本質は同じで、

「現状維持」という強烈強力絶対のバイアスに支配されています。

 

これが、この国の本質で、

一時的に世界の経済リーダーになったのは、

人口ボーナスと

製造業中心革命が、

日本という国の気質に合っていたから、

というのは藻谷浩介さんや、銃・病原菌・鉄を読めば分かります。

 

つまり、明治維新から何も変わっていない。

いや、明治維新も実は大きく変わっていないのかもしれない。

(江戸幕府の旧臣が多く政権に参加することで安定)

 

実は、徳川幕府成立から特にこの国は変わっていないのかもしれない。

 

それは、

「とりえあえず生きているので、このままでよい」

という現状維持バイアスです。

 

なんだかんだ、日本には他国に攻め滅ぼされた、という経験がありません。

 

なので、未来から逆算して

いまやることを決める、という文化がない。

 

医療も、教育も、福祉も、公務員も、文化も

「危機だ危機だ」と言われ続けますが、

仕組みを変えるほどの変化は起こしていません。

 

それは、変化を起こしたくないからです。

 

沖縄も同じで、

貧困などの問題があっても、

沖縄の既得権益そうはおそるべき金持ちです。

 

その層にとって、別に新しいものを入れる必要はない。

 

日本は、「新陳代謝の起きない身体」のようなものです。

 

身体であれば、

とっくに死んでいます。

 

それを、治療を続けることで、

なんとか維持している。

 

しかし、習慣を変えようとはしない。

 

今必要なのは、革命運動なのかもしれません。

正直な話。

 

ボクには、若い人が未来に希望を持って家族を作れない国が、

このままでいいとは思えないからです。

 

ただ、個人としては、

移動の自由があります。

 

ありがたいことに。

 

日本が気に入らないなら、

日本以外の国に住むのがいいと思います。

 

「変わらないこと」に価値を見出すなら

日本に住むのがいいと思います。

 

おそらく、30年後も同じ議論をしているだろう

という「格別の安心感」を味わうことができますから。

 

なぜこういうことを思ったのかというと、

このBBC記者のルポがすばらしかったからです。

 

www.bbc.com

 

住む国を決めるのも、

ボク自身です。