Restart with True Engine

長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

世界と自分を観る眼

世界がコロナに右往左往する中で、

香港が完全に中国の支配下におかれ、

アフガニスタンではタリバンが支配を取り戻しました。

 

おおよそ、

サピエンス全史のハラリさんの危惧したとおりになりつつあります。

www.artofnaturalway.com

 

偏った視点は、

常に自分たちで作り出したスケープゴートに

立ち向かう自分たちを演出するので、

極端に他者を貶める発言・行動がある場合は、

その背景を冷静に見るように心がけてます。

 

自分自身対しても同じです。

極端に貶めないようにしています。

それは思っても口には出さない。

 

例えば、アフガニスタンでのタリバン復権を、

トランプ前大統領は「歴史的敗北」と

バイデン現大統領を批判しています。

 

ただ、この背景にあるのは、

トランプ政権末期の、

タリバンとの撤退合意です。

 

しかも、その合意の協議に、

アフガニスタン政権は含まれていなかったと。

さらに、今回のタリバンの攻勢で活動したであろう

戦闘員数千人がこの時の合意で釈放されたそうです。

 

トランプはさっさとアフガニスタンから手を引きたくて

(そしてそれを自分の政治的成果としたくて)

タリバンはアメリカに撤退して欲しかった。

 

だから合意いたったわけで、

その通りになりました。

 

しかし、協議に参加すらできなかった

アフガニスタン政権はその準備ができていなかった。

 

それを、バイデン政権の不手際と批判するトランプ。

 

国はいつか自立しなければなりません。

自分たち自身の手で、

自分たちの未来を選び取る必要があります。

それでも、独裁国家では、自由のチリひとつ許さないので、

未来を選び取ることも難しい。

難しいですね。

 

日本の報道も、このくらい構造を俯瞰して報道してほしいな。

www.bbc.com