しばらく、職場の人間関係が落ち着かない状態が続いています。
コミュニケーションの場を設けたり、
トップが入って全体をリセットする話し合いをしたり、
できることは一通り試してきました。
試行錯誤しながら進む過程そのものは、
決して無駄ではないと思っています。
考えることも多く、
その分、気づきもありました。
ただ、
正直に言えば、
気持ちはかなり消耗しています。
一部の関係性が、
どうしても噛み合いません。
話し合いを重ねても、
こちらの言葉が届いている手応えがなく、
距離だけが残っていく感覚があります。
相手を理解しようとして、
言葉を探して、
橋をかけようとしているうちに、
自分のほうが削られていく。
それでも、
相手を変えようとはしませんでした。
無理に合わせることも、
力で押し切ることもしたくなかった。
好きか嫌いか、
味方か敵か、
そういう単純な切り分けで
仕事を進めるやり方は、
自分の価値観とは違います。
世界はもっとグラデーションがある。
白黒つけない領域にこそ、
向き合う意味がある。
ずっと、そう思ってやってきました。
でも、
どれだけ考えても、
どれだけ時間を使っても、
こちら側だけが動き続ける関係は、
やはり健全ではありません。
人間関係で悩んだときに、
わたしが大事にしている
主治医の言葉があります。
「10人中1、2人が合わないなら、
それは相性の問題だから、
自分を変える必要はない。
8、9人と合わないなら、
何かを見直したほうがいい。」
いまは、
まさにその言葉を
何度も頭の中で反芻しています。
自分は間違っているのか。
それとも、
これは単なる相性なのか。
答えは簡単には出ません。
渦中にいると、
なおさらです。
それでも、
自分の信念を操作しないこと、
過度に介入しないことだけは、
手放さずにいようと思っています。
結果として、
関係性は少しずつ解け、
それぞれが別の選択をする流れになりそうです。
誰かを否定したいわけではありません。
選択をすること自体は、
それだけで尊いことだと思っています。
合う場所と、
合わない場所がある。
いまは、
その現実を引き受けながら、
この幕切れを迎えようとしています。