ここ最近、どうもだるいな、眠いな、という方、多いんじゃないでしょうか?
「ここ2週間、日常生活にも支障がある・・・」というレベルの場合は病院に行くとして、なんとなく続いてるという場合は、“季節性うつ”や“正月病”かもしれません。
この記事にも、
動物が冬眠をするように、寒い季節になると、活動が鈍くなったり、こもりがちになったりするのは自然な反応です。
とあるように、そりゃ、寒くて薄暗いなか、布団から出たくなくなるもんです。
ぼくも眠くて仕方ない!
読みたい本も、撮りためた番組やAmazon primeのウォッチリストは溜まっているけど、仕事が始まると時間が圧倒的に足りません(><)
それはとにかく、夏だろうが冬だろうが季節も体調も関係なく同じ時間に出社して同じ時間働く仕組みの方が不自然。
正月病への基本的な対処はシンプルで、夜更かしをせずによく寝ることと、意識的に日光を浴びること。
イベントごとが多くて夜更かししがちなんですよね。
日照時間が長くなってくる2月いっぱいまで体調が優れないようなら、病院を受診することも選択肢に。
ちなみに、この記事でインタビューを受けている原井クリニックの原井先生は、ぼくの主治医です。
先生は、潔癖症、確認行為が止められない、摂食障害などの強迫症(OCD)治療のエキスパートで、先日紹介した「死すべき定め」の翻訳者でもあります。
スマホ依存やアルコール依存も、実は一種のOCDらしいです。
先生の治療は、このブログでも紹介してきました。
関連記事:【認知行動療法】トラブル(不安のきっかけ)は、心を鍛える素材にすぎない - ナチュラルなイキカタ
関連記事:あなたは断薬できません!向精神薬断薬のスペシャリストに会いに行く。 - ナチュラルなイキカタ
以前は名古屋のクリニックの院長だったのですが、去年の1月、東京に開院したため、ぼくも通院できるようになりました。
先生を知ってぼくが変わったのは、
〇抗うつ薬や、抗不安薬(精神安定剤)、睡眠薬との向き合い方
〇急に襲ってくる不安との向き合い方
まず、不安の正体をしっかり掘り下げ。
先生は、ぼくの急に襲ってくる不安は、うつ病でも自律神経失調症でもない、条件性情動反応という不安症だと診断したんです。
特定の刺激→ストレス→不安
という状況を繰り返すうちに、実際にはストレスがなくても、
特定の刺激→不安
とある感情が湧き上がってくるようになったというわけ。
梅干しを想像するだけでよだれが出るのと同じですね。
これまでは、急に襲ってくる不安に対して、その場から逃げるか、薬を飲むという対処しかありませんでした。
これだと結局特定の刺激に対してより過剰に反応するようになり、反応は悪化していきます。
ぼくは身を持って体験済み。
治療が変わってから、昨年末の条件性情動反応も、薬なしで乗り切ることができました。
うつ病と不安症の治療は違うんですねぇ。
今通っている病院の治療が、少し話を聞いて、
「はい、じゃぁ同じ薬を出しておきますね」
から何も変化がなく何年もたつ、という場合、原井クリニックでセカンドオピニオンを聞いてもいいかも。
ここで、いきなり病院に行くのは気が引けるなぁという方に
朗報です!
原井クリニック開院一周年で、原井先生の講演会があります。
テーマは発達障害と強迫症。
発達障害は、専門の先生がいらしてお話しされるようです。
「不安症ってうつ病と何が違うの?」と興味を持たれた方はぜひ。
日時:2月8日(土)15時から18時
場所:日本橋茅場町3丁目2-10の鉄鋼会館
詳細・申込は原井クリニックHPのクリニックからのお知らせからどうぞ。
ぐっち