続けられるかたちを探して  ―うつ病というわたしの一部―

何度も壊れて、そのたびに生き方を作り直してきました。 うつ病とともに働き、休み、 障害者として社会と向き合う今があります。 「頑張れば報われる」から降りた先で見えた、 無理をしない生き方のメモ。 ここは、立ち止まってもいい人のための場所です。

究極のリラックスの宿!ホリスティック・リトリート穂高養生園に行ってきました。

こんにちは。ぐっちです。

 

先日の妻との精神科診察時、主治医に「副交感神経を優位にする旅行にいってみては?」と勧められました。

関連記事:休職中、主治医と妻の言葉で「引き算」に気づいた日 - 続けられるかたちを探して ―うつ病というわたしの一部―

 

それはよい!と情報収集していた妻が、シータヒーリングのTさんから聞いたホリスティック・リトリート穂高養生園に、妻と一泊二日で行ってきました。

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こうした経験ができるのも、妻の行動力のおかげです。

穂高養生園は、長野県安曇野市穂高にあります。

 

自分の健康は自分で守る自然治癒力を高めることを目的とした、ユニークなコンセプトの宿です。

 

東京からだと、車で4時間弱です。

 

電車でも5時間弱なので、けっこうかかります。

 

宿側も2泊以上の滞在をすすめてますが、戻ってきて思うのは、3泊くらいしたかったなぁと。

 

台風21号が近づきつつありましたが、着いた日は快晴。

 

久々の長時間移動でクタクタ。

 

自然に囲まれた山の中にポツンとありました。

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周りには、宿のハーブ園が広がるくらい。

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部屋もシンプル。

机と椅子があるだけです。テレビはありません。

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宿の近くを散歩したり、本を読んだり、虫の声を聞いたり、ゆったりとした時間が流れます。

 

エアコンはありませんが、空気も美味しく快適です。

 

時間の流れ方が優しく、それだけで心地がいいです。

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共有のフリースペース。

 

宿泊者が思い思いの時間を過ごします。

 

ハーブウォーターがおいしい。

 

女性の一人客が多いのが印象的でした。

 

あとはご夫婦と思われる何組かと、白いオーガニックコットンを纏った3人組。

 

9月の平日だというのに、満室だったようです。

 

うーん。全員にこの宿に至るまでの話を聞きたい。NHKの「ドキュメント72時間」のように。

 

あの番組をみると、ほんと人生に正解はないなーと励みになります。

 

勇気を出して一人で宿泊していた女性に話を聞いたところ、会社の夏休みに埼玉県からいらっしゃって、4泊!!されるとのこと。

 

去年はじめてきてハマったのだとか。

 

温泉に観光にいったり、読書をしたりして過ごしてるようでした。

 

宿泊されている方もスタッフも、穏やかで、宿全体がすこやかなオーラに包まれています。

 

食事は、17時半と10時半の一日二食。

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こちらが夕食。オムレツと玄米リゾットがメイン。

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これが朝食。玄米ちらし寿司が美味しかった。

食事は、マクロビオティックをベースに作られた玄米菜食です。

 

二食だし、肉も魚も使われていないし、きっとあっさりとした味付けで物足りないのではないか、と思ってましたが、いい意味で裏切られました。

 

味付けはしっかりして美味しく、十分お腹いっぱいになって、大満足です。

 

二食なのも、しっかり消化する時間をとって胃腸を休めるため。

 

10時半の朝食でちょうどよいくらいでした。

 

早い時間の夕食にも関わらず、夜もお腹は程よく満たされた感覚が続いています。

玄米ってすごく腹持ちがよいのですね。

 

会社時間から解放されると、人間は二食で十分だったのか。

 

キッチンの音を聞いていると、4人のスタッフが3時間くらいかけて準備されてるようでした。

 

込められた心が伝わる料理でした。

 

面白いのが、片付け・食器洗いがセルフなこと。

 

寝具の準備・片付けもセルフです。

 

自分の健康は自分で守る、ですからね。

 

修学旅行みたいで、なんとなく一体感がでて楽しかったです。

 

お風呂は天然温泉。

水を汚さないために、手作りソープが置かれています。

 

夕食後、18時半にはしなければならないことが何もないという贅沢な時間が訪れます。

 

星がきれいでした。

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わたしは夕食後に、エサレン・ボディワークという、波のようなリズムを特徴としたオイルトリートメントを受けました。

 

ロングストロークのマッサージはリズムが呼吸に合いやすいし、力加減も絶妙に柔らかく、最高。

 

スタッフさんと話したら、うつ的な状態の方もよく来るそうです。

 

夜は、10時半頃には寝ました。

 

妻が、わたしが歯ぎしりもいびきもしていなかったと驚いていました。

 

歯ぎしりの原因は環境なのでしょうか。

 

翌朝、朝食前に8時から90分のヨガです。参加は自由。

 

早起きも久しぶりですし、朝から90分も!と思いましたが、これまで経験したことがないくらいゆっくりとしたヨガで、90分があっという間。

 

じっくりと呼吸と内面に向き合うことができました。

 

このヨガではじめて瞑想の入口に入ったような気がします。

 

スタッフの方にどういった種類のヨガなのか聞いたところ、伝統的なヨガとのこと。

伝統的なヨガがこれほどリラックスするとは、新鮮でした。

 

一つも無理にとったポーズはありません。

 

この日は台風接近で雨でしたが、この宿の空間では、雨も味わい深く心地よかったです。

 

妻は雨のしたたる中庭をじーっと眺めて、自分の本来の声が聴けたようです。

 

こうした心おだやかな時間は、久しぶりです。

 

ゆとりがあると、物事のとらえ方が変化すると実感。

 

普段は他人に積極的でないわたしが、急に見知らぬ宿泊者やスタッフに積極的に話しかけているので、妻が驚いてました。

 

いま思うと、それだけ宿もスタッフも宿泊されている方も、安心感があったんだと思います。

 

だから話しかけられた。

 

穂高養生園という安全地帯です。

 

リトリートは退避という意味ですから、まさにピッタリ。

 

すべての神経的な負担から解放され、おだやかに自分と向き合う、感覚を取り戻す。

そういう宿でした。

 

そこで妻と話していて気づいたのが、

お金に縛られたくない

というわたしの願いは、

関連記事:【暮らし】お金の不安が消えない人へ。お金に縛られない生き方を目指す(生活防衛編①) - 続けられるかたちを探して ―うつ病というわたしの一部―

それが自体がゴールではなくて、その先に、

自由な時間やおだやかな心を持ちたい、というイメージがあるということ。

 

一泊約1万2千円と安くはないですが、お金は体験するエネルギー。

 

おだやかな時間を持ちたい方、自律神経を休めたい方、自分本来の感覚を取り戻したい方、

じっくりと自分に向き合いたい方に、ぜひ試していただきたい宿です。