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長時間労働で発症したうつ病と3度の休職をきっかけに、全てがハッピーに向かうブログ。今の苦しさもハッピーエンドにつながる。止まらない不安に悩む方の背中をそっと支えられたらうれしいです。コメント&Twitterメッセージ大歓迎!

【暮らし】お金の不安が消えないみなさん!一緒にお金に縛られない生き方を目指しましょう(生活防衛編その2)

こんにちは!

ketoraaaです。

お金の話が続きます。

今回は生活防衛編その2ということで、具体的な行動についてです。

まず私がとった行動は、自分の足下から変えていくことでした。具体的には、固定費の見直しです。

その1

格安スマホに変える

さすがにもう格安でスマホに変えている方も多いかもしれません。

まだドコモ使ってますか?

一応説明すると、格安スマホに変えるとは、スマホを、ドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリアから、その三社の回線を借りたMVNOといわれる通信会社のスマホに変えることです。

設備投資や店舗の経費がかかっていないので、MVNOは安いんですね。

格安スマホに変えることの不便は、キャリアメールが使えなくなるくらいしかありません。

それ以外の使い勝手は、実はほぼ変わりません。回線も同じですし。

ドコモとauでも、「あ!いまドコモの電波!」と意識することがないように、違いがよくわからないくらいです。

ドコモショップが利用できないといった不便は、もともと利用していなかった私にはあまり関係ありませんでした。三大キャリアの定額通話も、LINEで電話できてしまうので、あまりメリットを感じません。

一方で、通信費は三大キャリア時代の月6,500円くらいが、2,000円くらいに抑えられます。

月々4,500円の節約です。

一年で、なんと54,000円!

30年では、な、な、なんと、162万円の節約です!!

これは大きい。車一台分です。

私は、キャリアメールやショップに162万円の価値は感じません。

まさに、紙一枚を実感する数字です。

ちなみに、私は楽天モバイルですが、IIJmioのみおふぉんがプランがシンプルでよいらしいです。

音声通話付きの3ギガプランが1,600円!

みおふぉん:音声通話機能付きSIM みおふぉん|格安SIM/格安スマホのIIJmio

その2

自立支援医療制度の申請

精神科に長く通院している場合、自立支援医療制度を利用できる可能性が高いです。

これ、なぜかお医者さんから教えてくれることはまずありません。

なんででしょう。治療と直接関係ないからでしょうか。

私も、リワークの方から教えてもらいました。

精神科の診察代負担を軽減して、自立を促すという都道府県の制度です。私は、東京都に手続きしてます。

ともかく、この制度が利用できれば、精神科の診察代と、その処方の薬代の自己負担が、3割から1割になります。

私は毎週通院を続けており、診察代が月4回で4,600円、薬代が4,000円で、8,600円くらいかかっていたのが、3分の1、3千円くらいにおさまるようになりました!

月5,600円の節約です!

一年で、67,200円。仮に30年では、約200万円の節約です。

手続きは、最寄りの保健所などで申請書類をもらってきて、主治医に診断書を書いてもらい、申請するだけです。

「自分くらいの程度では申請が通らないのではないか」と心配なあなた!

まずは行動。小さな行動。

主治医に、「自立支援医療制度を申請したいのです」と相談してみるか、最寄り保健所などで、申請の相談をしましょう。

私も最初は「入院するレベルくらいの人が受けられる制度なのでは?」と思い込んで二の足を踏んでいましたが、ちゃんと利用できてます。

このように、その1とその2だけで、362万円、一年分の生活費が捻出できました。

一方で、実は生活には何の影響もありません。

まさしく紙一枚分の工夫が積み重なることで厚さをもってくる象徴です。

どちらも、手続きの一手間は負担ですが、一度手続きしてしまえば、あとは特に負担になることはまずありません。

その3

服はユニクロか無印良品

その1とその2で、通信費と医療費が改善しました。

たんだん、家計が筋肉質になってきましたね。

私はこういうのが好きなので、ワクワクします。

他に自分の支出を振り返って負担なく減らせるのは、衣服費だと考えました。

特に私は、スーツの支出に抵抗がありました。

安くはなったというものの、上下そろえると、大手量販店でも3万円前後です。しかも肌触りは悪いし、動きにくいしで、暑いし、なぜ苦しい服に高額なお金を払うのか理解できませんでした。

2年に一度買い換えるとして、夏用と冬用2着ずつで、計12万円の出費です。

30年では180万円ですね。

これをユニクロや無印に変えることで、一セット1万円くらいに抑えることができます。

しかも、昔は安かろう悪かろうだった品質も、最近は肌触りも悪くないし、動きやすいし、見た目も少しカジュアルめなだけで、特に問題はありません。

これで、一年のサイクルを回すセットが4万円ということになります。

30年では60万円。

つまり、これも30年で考えると、120万円の節約です!!

ワイシャツや革靴まで入れると、より生活防衛効果は高くなります。

ただ、服がご自身のテンションに大きく影響するという場合もありますので、大事な部分は大事にするメリハリのある節約にしてください。

その4

電力会社の切り替え

一時期は盛んにCMをやってました電力自由化。

以前は都内だと東京電力一択だった電力会社。いまは自由に選ぶことができるようになっています。

これも、一度手続きしてしまえはあとは放置という便利な生活防衛術です。

色々な比較サイトがありますので、ご自身の使用状況に合わせたプランを選んでください。

私の場合は、東京電力からENEOSでんきに変え、一年で1万円くらいの節約になってます。

ENEOSでんき:ENEOSでんき|JXTGエネルギー

たったそれだけかもしれませんが、30年で30万円。海外旅行一回分と考えると、地味でも積み重なればインパクトがあります。

その5

保険内容の見直し

FPの方が家計診断をやると、保険の見直しも必ず入ってますね。

実は、保険は家に次ぐ人生の大きな買い物と言われています。

一月ごとで見ると大したことはなくても、ずっと入っていることを考えると、トータルの支出はかなりの金額になります。

その割には、あまり考えずに漫然と加入している方が多いですよね。

将来のリスクをどう考えるかなので、ご自身の価値観で決めていただければいいのですが、私は、最低のプランにしています。

というのも、何を優先させるか考えた時に、将来の不安ではなく、現在の生き生きとした活動の方を大事にしたいと思ったからです。

将来の安心のために現在の不安を生み出していたら、本末転倒です。

私の友人の保険屋さんも、「ちゃんと貯金できていれば保険は入らなくていい」と言ってました。

ですから、生活にとって痛くもかゆくもないレベルの保険にだけ入っています。

特に医療保険については、健康保険に加入していれば自己負担限度額がありますから、よっぽど高望みしない限り健康保険だけでも極端な負担を強いられることはありません。

逆に、火災保険や地震保険は自分たちではどうしようもなく、生活への影響も絶大ですから、私は必要だと思います。

私も、建物だけでなく家財も含めてしっかり入ってます。

私が入っている保険は、葬式代が出るくらいの保険で、最低限の医療保障とあわせて妻と二人で月々4千円もいきません。

仮に月々2万円の保険に入っている方が5千円に抑えたとして、30年でなんと、

540万円の節約です。

その6

飲み会にいかない

以前書きました。行きたくない飲み会にはいかない。

関連記事:したいことしてますか?それは、しなければならないことではないですか? - ナチュラルなイキカタ

私はアルコールが飲めないこともあって、飲み会が好きではありません。

同じ5千円払うのなら、居酒屋ではなくおいしい焼肉が食べたいです。

楽しくも美味しくもない職場の歓送迎会、忘年会、暑気払い、新年会、打ち上げ、すべて行かなくなりました。

モンスター社員の機嫌をとるために自分の財布まで痛めているのでは、意味がわかりません。

モンスター社員に割いてやる私の資源は、スマイル0円で十分過ぎます。

関連記事:【人間関係】同僚に振り回されている皆さん!モンスター社員に割いてやる自分の大事なエネルギーはない! - ナチュラルなイキカタ

一回の飲み会で5千円くらいが相場ですよね。二次会まで行けば、8千円くらい行きます。

それを月一回として、30年で288万円です。

苦痛に約300万円……。

おそろしい。

行かなくなれば、0ですね。

もちろん、飲み会が大きなリフレッシュという方は、メリハリで大事にしていただきたいです。

職場の飲み会に行かなくなると、まず人間関係がシンプルになりますが、その程度で切れる関係は、実は遅かれ早かれ切れます。

むしろ煩わしさがなくなるので、強くオススメします。

関連記事:【人間関係】人間関係が息苦しい皆さん!悪口・陰口を言わないことで、心地よい人間関係に変わります - ナチュラルなイキカタ

その7

ふるさと納税

もうやられてますよね。ふるさと納税。

利用することのデメリットは、なんと!ありません。

もし利用できる状況でしたらぜひ利用しましょう。

ふるさと納税について簡単に説明します。

私たち納める税金には大雑把に言って2種類あります。

国に納める国税と、都道府県や区市町村に納める地方税(住民税といいます)です。

普段意識することは少ないですが、住民税は、ご自身のお住まいの地域に納めています。

公園とか道路とか保育園とか、その地域の行政サービスを受けているためです。

この住んでいる地域に納めている税金の一部を、住んでいない好きな区市町村から自由に選んで納められるのが、ふるさと納税です。

これだけであれば、A市に納めていたものをB市にするだけで、何のメリットもありません。

ところがふるさと納税だと、自治体によっては、税金を納めてくれたことに対して、お礼(返礼品)を送ってくれるところがあります。

この返礼品があまりに豪華になったために、「返礼品競争」と問題になって、いまでは、納められた金額の30%以内の返礼品とするよう決められています。

簡単に言うと、年間5万円(ご自身の収入によって税額は変わります)の税金の納める先を、A市からB市にするだけで、税金を納めてもらえたB市から1万5千円の品物を受け取ることができる制度がふるさと納税です。

この制度の適用を受けられる税金の額の上限は、収入や扶養人数といったご自身の状況によって違います。

私の場合、年収約500万円の扶養なしで、年間約6万円の税金までこの制度の適用を受けられます。

利用は簡単。

ふるさと納税のサイトから、納めたい自治体や受け取りたい品物を選び、クレジットカードなどで支払います。

この際、ワンストップ納付特例制度の利用にチェックしてください。

そして送られてきたワンストップ納付特例制度の書類に記入し、送ります。

これだけです。

以前は必ず確定申告が必要でやや面倒だったのですが、納め先の自治体数が何件以内といった条件を満たせばワンストップ納付特例制度という確定申告不要の制度が利用できるようになり、より利用が簡単になりました。

これだけで、翌年の住民税から、ふるさと納税で納めた金額から2千円を引いた金額が減っています。

税金の複雑な仕組みなので説明は省略しますが、今年の住民税ではなく、翌年の住民税から引かれます。

5万円納めていれば、4万8千円です。

この2千円は手数料のようなもので、いくら納めてもかならず2千円は引かれます。

逆に言えば、2千円負担するだけで、2万円近い地方の特産品をゲットできるというわけです。

自治体からの返礼品には、お米、肉、魚、調味料、お菓子、アイス、ジャム、ジュース、お酒、器などの名産品、地域で使えるクーポンなどなど様々なものがあります。

私の一押しは、北海道の上士幌町です。

上士幌町:北海道上士幌町[かみしほろちょう]のふるさと納税で選べるお礼の品・使い道 | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]

色々な自治体を試しましたが、ここの返礼品がぶっちぎりでレベルが高いです。

特に、ハチミツセット、ナイタイ和牛てごねハンバーグ、ジェラートセットは最高です。毎年楽しみにしています。

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すごく人気なので、募集が始まるとけっこうすぐに品切れになるようです。

収入によりますが、1年で1万5千円の返礼品を受け取れたとして、30年で45万円分になります。

ちょっとしたボーナスですよね。

地味ですが、なにせ手間がほとんどかからないので、ぜひ利用したい制度です。

ちなみに、扶養がたくさんだったり、住宅ローン控除を利用していたりで住民税がほぼ0円の場合など、割り引かれる住民税がそもそもない場合は、利用するメリットはありません。

さて、ここまで小さな、それほど負担ではない7つの生活防衛術について書いてきました。

7つあわせると、30年で、

1,300万円の節約です!!!

不思議だと思われませんか?

何気ないことが積み重なることで、それほどの節約になるのです。

田舎なら中古の一軒家が買えますね。

これこそ、紙一枚分の行動の力なんじゃないかなと思います。

次回は、投資編です。