続けられるかたちを探して  ―うつ病というわたしの一部―

何度も壊れて、そのたびに生き方を作り直してきました。 うつ病とともに働き、休み、 障害者として社会と向き合う今があります。 「頑張れば報われる」から降りた先で見えた、 無理をしない生き方のメモ。 ここは、立ち止まってもいい人のための場所です。

自分を責めがちな人ほど効く|生活リズムを記録する「観察日記」のすすめ

こんにちは、ぐっちです。

 

前回は、  
問題解決法で目標設定のポイントを押さえ、  
地味でも着実に前に進む方法について書きました。

 

今回は、  
リワークや回復期のかなり早い段階で行うことが多い  
「生活リズムの記録」についてお話しします。


おそらく多くの方が、  
リワークを始めて最初に取り組むのが、  
この生活リズムの記録ではないでしょうか。

 

やることは、とてもシンプルです。

 

24時間の表を用意して、  
起床・食事・外出・就寝などの行動を記録します。

 

あわせて、  
その日の「睡眠」「気分」「食欲」を  
10段階で評価していく方法です。


この方法の大きなポイントは、  
頭の中でぐるぐるしている感覚を、  
いったん外に出すところにあります。

 

認知療法のときと同じで、  
漠然とした自己評価を、  
フィルターなしで“見える形”にする効果があります。

naturalway.hatenablog.jp


体調が落ちているときほど、  
人は自分に対して、  
とても強いネガティブなフィルターをかけてしまいます。

 

少し起きられなかっただけで、

「今日は全然ダメだった」  
「やっぱり自分は何もできていない」

そんなふうに、  
極端な評価をしてしまいがちです。


でも、記録をつけて後から見返してみると、  
実際には30分起きていたり、  
短時間でも外に出ていたりします。

記録という“根拠”があると、

「全然できなかった」ではなく、  
「30分は起きていられた」

そんなふうに、  
自分への評価を修正することができます。


もう一つ、とても大事な効果があります。

 

それは、  
自分のバイオリズムを知る資料になる、という点です。

 

嵐の中にいるときは、  
ただ流れに耐えるだけで精一杯ですが、  
少し波が落ち着いてきたとき、  
記録があれば、波の傾向が見えてきます。

 

リズムが分かれば、  
海図を手に入れた船長のように、  
事前に備えたり、  
無理をしない判断ができるようになります。


わたしの場合は、

・どんよりした曇りの日  
(特に、午前は晴れていて午後に急に曇る日)  
・スマホを長く見たあと  
・火曜日と木曜日  

このあたりで、  
体調が落ちやすい傾向がありました。

 

そのため、  
曇りの日は予定を詰めすぎない、  
スマホの使用時間を制限するアプリを使う、  
火曜か木曜に意識的に休みを入れる、  
といった工夫をしています。

 

波が大きくなる前に、  
少し手前でブレーキをかけるためです。


リワークを終えた今も、  
仕事の手帳に毎日の体調を数字で記録し、  
日記には、

・睡眠  
・気分  
・食欲  
・楽しさ  

を、それぞれ10段階で書いています。

 

わたしは、  
「何が楽しいのか分からなくなる」時期もあったので、  
リワークで扱っていた項目に、  
あえて「楽しさ」を追加しました。

 

ほんの一瞬でも、  
少しワクワクしたこと、  
少し笑ったことに気づくためです。

naturalway.hatenablog.jp


振り返ってみると、  
食欲と睡眠に変調が出たときは、  
体調が限界に近づいているサインでした。

 

仕事を休まないと回復しないほど  
悪化する前に対処するためにも、  

「自分のストレスサインは、  
どんな形で出るのか」

それを知っておくことは、  
とても大切だと感じています。


つづきます。

最初からお読みいただける場合は、こちら↓  

naturalway.hatenablog.jp

 

f:id:ketoraaa:20180108081720j:image